『(萌え絵で巡る!) クトゥルー世界の歩き方 』
クトゥルー神話事典制作委員会 (著), 森瀬繚 (監修)

三才ブックス (発行)
B6判、ソフトカバー、176ページ
2012/01/10発行
ISBN-13 978-4-86199-403-6
NDC分類: 930.28
定価 : 1,575円(税込み)
内容(「BOOK」データベースより)
呪われし土地をガイド&禁断の魔術書を紐解く!48枚の豪華イラストとマニアックな解説で暗黒世界を織り成す絵巻物、ここに登場。
内容(下記出版社の紹介ページより)
「クトゥルーの世界を48枚のイラストで描き出す!
クトゥルーが封じられた都「ルルイエ」、インスマス人こと深きものどもが潜む「インスマス」、かつて古きものや旧支配者が繁栄していた「南極」などクトゥルー神話の舞台となった土地を、萌えるイラストでご紹介! またクトゥルー神話の重要アイテムである禁断の魔術書も、イラスト付きで解説していく。『ネクロノミコン』から『ナコト写本』、『無名祭祀書』、『ルルイエ異本』まですべてかわいい&美麗なイラストに! 」
目次 p.02
はじめに p.04
第一章 クトゥルー・アトラス p.05
ガイダンス p.06
アメリカ篇 p.07
ボストン p.08
セイラム p.12
アーカム p.16
(後略)
コラム アーカム・アサイラムについて p.32
ヨーロッパ篇 p.33
イギリス -グロスターシャー p.34
-コーンウォール p.36
フランス -パリ p.38
-アヴェロワーニュ p.40
(後略)
コラム ニューイングランド地方の大海蛇(前篇) p.46
中南米篇 p.47
コラム ニューイングランド地方の大海蛇(後篇) p.54
中東・アフリカ篇 p.55
コラム ニューイングランドとシーフード p.62
アジア篇 p.63
コラム ラヴクラフトという無尽蔵の素材 p.70
オセアニア・南太平洋篇 p.71
コラム 〈旧支配者〉について p.80
日本篇 p.81
千葉県夜刀浦市 p.82
東京都蜷川区 p.84
北海道肝盗村 p.86
コラム 日本人とクトゥルー神話 p.88
第二章 クトゥルー・ライブラリー p.89
本の神話 p.90
『ネクロノミコン(アル・アジフ) 』 p.92
『エイボンの書』 p.96
『ナコト写本』 p.98
(後略)
コラム クトゥルー神話と栗本薫 p.128
第三章 資料篇 p.129
クトゥルー世界地図 p.130
ラヴクラフトカントリーへようこそ!! p.132
関連ブックガイド p.135
「クトゥルー神話」と萌え p.138
関連ブックガイド p.142
クトゥルー脳の恐怖 p.144
今日からなれる! 探索者 p.146
関連ブックガイド p.152
特別企画!『クトゥルフ神話TRPG』プレイレポート p.154
イラストレーター紹介 p.160
索引 p.166
関連作品一覧 p.172
あとがき p.175
奥付け p.176
萌え本分類:解説書型。
ナビゲーター: 魔法少女「キザイア・メイスン」、真っ黒な「ナイ神父」、タコ型生物「プティ・クティ」の3名(2名と1匹?)。本書中にはキャラクターとしての紹介はなく背景カットのみの登場で、台詞もほぼ皆無。
(詳細は後述)
カバー表紙:タイトルは横書き。タイトルの字色は白、白黒の縁付き赤、白、黒。観光地化したアーカムを背景に、記念写真のポーズを取る少女のイラスト。
中表紙:表紙と同柄のカラーイラストに、タイトルロゴの位置を変更。
折込ポスター:なし。
本文:横書き、二段組みが基本。コラムは一段組み、第三章は一段組み主体。
構成・設定: 巻頭から第二章まではカラー、三章以降はモノクロ印刷。旧支配者、旧神、奉仕種族などのキャラクター以外のクトゥルー神話体系関連分野の解説書である。第一章 クトゥルー・アトラスは、全世界のクトゥルー神話関連都市・地域を大陸ごとに解説。第二章 クトゥルー・ライブラリーではネクロノミコンをはじめとする関連書籍が紹介され、第三章 資料篇は、世界地図、カントリーガイド、近年発行の関連ラノベ・ゲーム研究、TRPG(ロールプレイングゲーム)の実況など、関連各分野の詳解よりなる。第三章では、各項目の最後に関連書籍のガイドがつく。
巻末のイラストレーター紹介はアイコン、リンクのほか一言コメントつき。索引・関連作品一覧は詳細なものだが、内容は2章までに限定されている。
評価:
萌え絵度: イラストレーターの総数は33名。カバーイラストは「BLACK LAGOON」の広江礼威さんが担当。
本文イラストにも、スパークうたまろ、南向春風、矢野健太郎、COCO、龍炎狼牙、文倉十(以上紹介順、敬称略)と錚々たる面子が参加してる。当然、水準はかなり高い。
テーマ萌え度: 非常に濃い。本書のあとがきで明記されているように、前作『萌え萌えクトゥルー神話事典』のスタッフがそのまま作った続編であり、編者の森瀬繚さんは現在積極的にクトゥルー神話関連の出版を続けているライターさん。歴史の深い神話体系の概説から、現代日本の文学作品・ラノベ・ゲームにいたる広範な分野の情報を易しくコンパクトにまとめている手腕はたいしたもの。特に直接原典への言及をさけて「ガイド」の体裁を通した第1章、第2章の記述はみごと。他書であまり触れられない「国内の関連作品の地名」や『魔界水滸伝』(栗本薫 著)への言及、『這いよれ!ニャル子さん』『機神咆吼 デモンベイン』などの紹介があるのもポイント高い。
萌え本的意義: 三才ブックス発行の萌え本としては、2003-2006年発行の『もえたん』シリーズ6冊、
『現代萌衛星図鑑 』(09/06)、
『 [サイクルクリップ] Cycleclip(好奇心を乗せてどこまでも走ろう 自転車充計画)(三才ブックス vol.331) 』(10/10)
『Kawaii [カワイイ▼セキュリティ] Security(三才ムック vol.365) 』(11/03)、
『萌え絵の教科書(三才ムック vol.385) 』(11/05)
に続く12冊目で、続刊は『サイクルクリップ 2012 』(12/06)。
本書はイーグルパブリシング刊『 萌え萌えクトゥルー神話事典 』(09/10)の続編的位置づけにあたり、キャラクター紹介が主体であった前書を補完する「地名・魔道書その他のガイド」である。同一キャラのナビゲーター3名が登場しているが。前書では巻頭漫画、キャラ紹介、吹き出し解説と大活躍していたのに対して本書では完全な背景扱い。名前すら明らかにされず、台詞もナイ神父の一言のみと冷遇されてて可愛そう。折角3人とも前作から着替えて登場してるのに。 ^_^;)9
総合萌え度 :★★★★☆
紹介ブログ記事:
土屋つかさの今か無しか 2011年12月18日づけ記事、
「萌え絵で巡る! クトゥルー世界の歩き方」発売
http://someiyoshino.at.webry.info/201112/article_18.html
18日に新宿で購入。
「 内容は萌え系イラスト集の皮を被ったガチな一級クトゥルー神話資料本でして、特に(何故か)国内では無視されがちな国産クトゥルー物の資料が充実しています。イラストレーターは豪華だわ、友野詳さんがマスタリングするクトゥルーTRPGセッションは収録されてるわ(しかも声優の池澤春菜さんが参加してる)、なんかやりたい放題でした(笑)。
とらのあなさんで購入すると、付け替えカバーがついてくるのですが、この広江礼威さんのイラストは通常カバーと対(?)になっていて、かなりインパクトが大きいです。是非店頭でご確認を。」
とらのあなWeb siteの紹介ページへのリンクがあります。
(↓ 専用カバーイラストのSAMPLE画像:上記サイトより転載)
k-takahashi’s 雑記 2012年02月04日づけ記事、
萌え絵で巡る! クトゥルー世界の歩き方
http://d.hatena.ne.jp/k-takahashi/20120204/1328441649
「旅行ガイド部分は、ボストン、アーカムやプロヴィデンスのページのように書き込んでくれた方が嬉しかったので、そちらは続編に期待。(この辺りのページだけ、写真や解説の充実度が違うんですよ。)
萌え絵はともかく、文書部分はよくまとまっているし、森瀬氏が集めた新情報も載っています。
萌え絵に興味のない人でも、第3章資料編は面白いのでお薦め。
クトゥルー神話の楽しみ方という見方から、萌えとクトゥルー神話の関係、クトゥルー脳、今日からなれる探索者、と話が進んできます。
「クトゥルー脳」は何でもかんでもクトゥルーネタに繋げてしまう性癖のこと。そこから一歩進んで自分で調べ始めるのが、最後の「今日からなれる」。これは資料を調べたり、実際に行ってみたりという楽しみ方なのですが、その一環として「仮想探索者」というのを想定します。そして、TRPG版がこの「仮想探索者」だと位置づける。面白い繋げ方。 」
編集担当、森瀬繚さんのTwitter:
森瀬繚 @Molice
https://twitter.com/Molice
Twitterのアイコンが、本書ナビゲーターの「プティ・クティ」。
カバーイラスト担当、広江礼威さんのBlog:
VIOLENT DOGS DIVISION 2011年12月13日づけ記事:
近況。 【写真あり】
http://13xs.blog93.fc2.com/blog-entry-60.html
「そのに。
★「萌え絵で巡る!クトゥルー世界の歩き方」(三才ブックス刊)
表紙のイラストを描きました。
「とらのあな」で買うと別表紙が付いてくるらしい。邪神様の入門書に最適。
12月中旬発売。」
通常版のカバー写真を掲載。
三才ブックスの紹介ページ:
「(サイトトップの萌え」カテゴリー下には含まれず、
「旧HPカテゴリー」>「萌え絵」カテゴリー下に存在)
Amazon.co.jp の紹介頁
オンライン書店bk1(honto) の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁
紀伊国屋書店BOOK WEB の紹介頁
付記:
公式サイト上での発売日は12月13日、Amazonでは同14日。紀伊国屋ほかの発売日は翌年01月(10日)となっているところが多い。15日づけのBlogで購入記事があった。
本文中で言及している『萌え萌えクトゥルー神話事典 』は、版元の事情により現在入手が不可能に近い。HOBBYJAPANの『萌える!-』シリーズの例などもある事だし、三才ブックスで新版が発行されるといいんだけどなあ。
クトゥルー神話事典制作委員会 (著), 森瀬繚 (監修)


三才ブックス (発行)
B6判、ソフトカバー、176ページ
2012/01/10発行
ISBN-13 978-4-86199-403-6
NDC分類: 930.28
定価 : 1,575円(税込み)
内容(「BOOK」データベースより)
呪われし土地をガイド&禁断の魔術書を紐解く!48枚の豪華イラストとマニアックな解説で暗黒世界を織り成す絵巻物、ここに登場。
内容(下記出版社の紹介ページより)
「クトゥルーの世界を48枚のイラストで描き出す!
クトゥルーが封じられた都「ルルイエ」、インスマス人こと深きものどもが潜む「インスマス」、かつて古きものや旧支配者が繁栄していた「南極」などクトゥルー神話の舞台となった土地を、萌えるイラストでご紹介! またクトゥルー神話の重要アイテムである禁断の魔術書も、イラスト付きで解説していく。『ネクロノミコン』から『ナコト写本』、『無名祭祀書』、『ルルイエ異本』まですべてかわいい&美麗なイラストに! 」
目次 p.02
はじめに p.04
第一章 クトゥルー・アトラス p.05
ガイダンス p.06
アメリカ篇 p.07
ボストン p.08
セイラム p.12
アーカム p.16
(後略)
コラム アーカム・アサイラムについて p.32
ヨーロッパ篇 p.33
イギリス -グロスターシャー p.34
-コーンウォール p.36
フランス -パリ p.38
-アヴェロワーニュ p.40
(後略)
コラム ニューイングランド地方の大海蛇(前篇) p.46
中南米篇 p.47
コラム ニューイングランド地方の大海蛇(後篇) p.54
中東・アフリカ篇 p.55
コラム ニューイングランドとシーフード p.62
アジア篇 p.63
コラム ラヴクラフトという無尽蔵の素材 p.70
オセアニア・南太平洋篇 p.71
コラム 〈旧支配者〉について p.80
日本篇 p.81
千葉県夜刀浦市 p.82
東京都蜷川区 p.84
北海道肝盗村 p.86
コラム 日本人とクトゥルー神話 p.88
第二章 クトゥルー・ライブラリー p.89
本の神話 p.90
『ネクロノミコン(アル・アジフ) 』 p.92
『エイボンの書』 p.96
『ナコト写本』 p.98
(後略)
コラム クトゥルー神話と栗本薫 p.128
第三章 資料篇 p.129
クトゥルー世界地図 p.130
ラヴクラフトカントリーへようこそ!! p.132
関連ブックガイド p.135
「クトゥルー神話」と萌え p.138
関連ブックガイド p.142
クトゥルー脳の恐怖 p.144
今日からなれる! 探索者 p.146
関連ブックガイド p.152
特別企画!『クトゥルフ神話TRPG』プレイレポート p.154
イラストレーター紹介 p.160
索引 p.166
関連作品一覧 p.172
あとがき p.175
奥付け p.176
萌え本分類:解説書型。
ナビゲーター: 魔法少女「キザイア・メイスン」、真っ黒な「ナイ神父」、タコ型生物「プティ・クティ」の3名(2名と1匹?)。本書中にはキャラクターとしての紹介はなく背景カットのみの登場で、台詞もほぼ皆無。
(詳細は後述)
カバー表紙:タイトルは横書き。タイトルの字色は白、白黒の縁付き赤、白、黒。観光地化したアーカムを背景に、記念写真のポーズを取る少女のイラスト。
中表紙:表紙と同柄のカラーイラストに、タイトルロゴの位置を変更。
折込ポスター:なし。
本文:横書き、二段組みが基本。コラムは一段組み、第三章は一段組み主体。
構成・設定: 巻頭から第二章まではカラー、三章以降はモノクロ印刷。旧支配者、旧神、奉仕種族などのキャラクター以外のクトゥルー神話体系関連分野の解説書である。第一章 クトゥルー・アトラスは、全世界のクトゥルー神話関連都市・地域を大陸ごとに解説。第二章 クトゥルー・ライブラリーではネクロノミコンをはじめとする関連書籍が紹介され、第三章 資料篇は、世界地図、カントリーガイド、近年発行の関連ラノベ・ゲーム研究、TRPG(ロールプレイングゲーム)の実況など、関連各分野の詳解よりなる。第三章では、各項目の最後に関連書籍のガイドがつく。
巻末のイラストレーター紹介はアイコン、リンクのほか一言コメントつき。索引・関連作品一覧は詳細なものだが、内容は2章までに限定されている。
評価:
萌え絵度: イラストレーターの総数は33名。カバーイラストは「BLACK LAGOON」の広江礼威さんが担当。
本文イラストにも、スパークうたまろ、南向春風、矢野健太郎、COCO、龍炎狼牙、文倉十(以上紹介順、敬称略)と錚々たる面子が参加してる。当然、水準はかなり高い。
テーマ萌え度: 非常に濃い。本書のあとがきで明記されているように、前作『萌え萌えクトゥルー神話事典』のスタッフがそのまま作った続編であり、編者の森瀬繚さんは現在積極的にクトゥルー神話関連の出版を続けているライターさん。歴史の深い神話体系の概説から、現代日本の文学作品・ラノベ・ゲームにいたる広範な分野の情報を易しくコンパクトにまとめている手腕はたいしたもの。特に直接原典への言及をさけて「ガイド」の体裁を通した第1章、第2章の記述はみごと。他書であまり触れられない「国内の関連作品の地名」や『魔界水滸伝』(栗本薫 著)への言及、『這いよれ!ニャル子さん』『機神咆吼 デモンベイン』などの紹介があるのもポイント高い。
萌え本的意義: 三才ブックス発行の萌え本としては、2003-2006年発行の『もえたん』シリーズ6冊、
『現代萌衛星図鑑 』(09/06)、
『 [サイクルクリップ] Cycleclip(好奇心を乗せてどこまでも走ろう 自転車充計画)(三才ブックス vol.331) 』(10/10)
『Kawaii [カワイイ▼セキュリティ] Security(三才ムック vol.365) 』(11/03)、
『萌え絵の教科書(三才ムック vol.385) 』(11/05)
に続く12冊目で、続刊は『サイクルクリップ 2012 』(12/06)。
本書はイーグルパブリシング刊『 萌え萌えクトゥルー神話事典 』(09/10)の続編的位置づけにあたり、キャラクター紹介が主体であった前書を補完する「地名・魔道書その他のガイド」である。同一キャラのナビゲーター3名が登場しているが。前書では巻頭漫画、キャラ紹介、吹き出し解説と大活躍していたのに対して本書では完全な背景扱い。名前すら明らかにされず、台詞もナイ神父の一言のみと冷遇されてて可愛そう。折角3人とも前作から着替えて登場してるのに。 ^_^;)9
総合萌え度 :★★★★☆
紹介ブログ記事:
土屋つかさの今か無しか 2011年12月18日づけ記事、
「萌え絵で巡る! クトゥルー世界の歩き方」発売
http://someiyoshino.at.webry.info/201112/article_18.html
18日に新宿で購入。
「 内容は萌え系イラスト集の皮を被ったガチな一級クトゥルー神話資料本でして、特に(何故か)国内では無視されがちな国産クトゥルー物の資料が充実しています。イラストレーターは豪華だわ、友野詳さんがマスタリングするクトゥルーTRPGセッションは収録されてるわ(しかも声優の池澤春菜さんが参加してる)、なんかやりたい放題でした(笑)。
とらのあなさんで購入すると、付け替えカバーがついてくるのですが、この広江礼威さんのイラストは通常カバーと対(?)になっていて、かなりインパクトが大きいです。是非店頭でご確認を。」
とらのあなWeb siteの紹介ページへのリンクがあります。
(↓ 専用カバーイラストのSAMPLE画像:上記サイトより転載)

k-takahashi’s 雑記 2012年02月04日づけ記事、
萌え絵で巡る! クトゥルー世界の歩き方
http://d.hatena.ne.jp/k-takahashi/20120204/1328441649
「旅行ガイド部分は、ボストン、アーカムやプロヴィデンスのページのように書き込んでくれた方が嬉しかったので、そちらは続編に期待。(この辺りのページだけ、写真や解説の充実度が違うんですよ。)
萌え絵はともかく、文書部分はよくまとまっているし、森瀬氏が集めた新情報も載っています。
萌え絵に興味のない人でも、第3章資料編は面白いのでお薦め。
クトゥルー神話の楽しみ方という見方から、萌えとクトゥルー神話の関係、クトゥルー脳、今日からなれる探索者、と話が進んできます。
「クトゥルー脳」は何でもかんでもクトゥルーネタに繋げてしまう性癖のこと。そこから一歩進んで自分で調べ始めるのが、最後の「今日からなれる」。これは資料を調べたり、実際に行ってみたりという楽しみ方なのですが、その一環として「仮想探索者」というのを想定します。そして、TRPG版がこの「仮想探索者」だと位置づける。面白い繋げ方。 」
編集担当、森瀬繚さんのTwitter:
森瀬繚 @Molice
https://twitter.com/Molice
Twitterのアイコンが、本書ナビゲーターの「プティ・クティ」。
カバーイラスト担当、広江礼威さんのBlog:
VIOLENT DOGS DIVISION 2011年12月13日づけ記事:
近況。 【写真あり】
http://13xs.blog93.fc2.com/blog-entry-60.html
「そのに。
★「萌え絵で巡る!クトゥルー世界の歩き方」(三才ブックス刊)
表紙のイラストを描きました。
「とらのあな」で買うと別表紙が付いてくるらしい。邪神様の入門書に最適。
12月中旬発売。」
通常版のカバー写真を掲載。
三才ブックスの紹介ページ:
「(サイトトップの萌え」カテゴリー下には含まれず、
「旧HPカテゴリー」>「萌え絵」カテゴリー下に存在)
Amazon.co.jp の紹介頁
オンライン書店bk1(honto) の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁
紀伊国屋書店BOOK WEB の紹介頁
付記:
公式サイト上での発売日は12月13日、Amazonでは同14日。紀伊国屋ほかの発売日は翌年01月(10日)となっているところが多い。15日づけのBlogで購入記事があった。
本文中で言及している『萌え萌えクトゥルー神話事典 』は、版元の事情により現在入手が不可能に近い。HOBBYJAPANの『萌える!-』シリーズの例などもある事だし、三才ブックスで新版が発行されるといいんだけどなあ。