MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

5月13日 N響第1983回定期公演

2023-05-23 11:42:31 | 音楽夜話(クラシック)
5月13日 N響第1983回定期公演


歌曲集 作品34-6「ラザロのよみがえり」


下野 竜也(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: ラフマニノフ(編:下野竜也)
短調の重い曲。


歌曲集 作品34ー14「ヴォカリーズ」
下野 竜也(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲・編: ラフマニノフ
有名なヴォカリーズ。


始めの掴みを有名な序曲などで持ってこない、一ひねりある
プログラミングが魅力。ラフマニノフ生誕150周年記念に掛けてるか。


オッフェルトリウム
バイバ・スクリデ(バイオリン) 、 下野 竜也(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: グバイドゥーリナ


バッハの音楽の捧げものか旋律が出てきてそこから変奏が始まる。曲は解体されて
現代音楽にある、調性が感じられなくて、旋律も良くわからない、リズムというか
打楽器でのアプローチはある。不協和音が主に出てくる音楽。独奏ヴァイオリンは
それらの間を縫って弾かれる。
途中から、旋律の様なものが聴かれ、スティールパンの様な楽器の音も聞かれる。
深遠な時間が続き終了。聴き手によっては長くも短くも時間が過ぎる。40分の集中。

交響曲第7番 ニ短調 作品70


下野 竜也(指揮) 、 NHK交響楽団(管弦楽)
作曲: ドボルザーク


ブラームスに影響受けているという。
その意味では聴きごたえがあるし、渋好みというか
わかる気がする。後期3部作でいえば一番地味かも
しれないけれど、その役柄は果たしていると思う。
マニア好みの下野さんが引き当てそうな曲。
個人的には機会があると聴いているが、段々
ハマってきている曲。

〜2023年5月13日 NHKホール〜




5月22日生まれのジャズマン サン・ラ

2023-05-23 09:33:23 | 音楽夜話(ジャズ)
5月22日生まれのジャズマン サン・ラ




Born on this day, May 22nd…


Sun Ra (Piano, Band Leader) 1914–1993. 生誕109周年 没後30年


私などから見ればユニークな存在で、下のアルバムの様にプリミティヴな
アフリカをイメージできたりするのも彼の表現のおかげです。エリントンやモンクを
表出したような次のアルバムもサン・ラという表現者なのでしょうけど、多面体の
彼を楽しむことができます。


The Nubians of Plutonia + Bad and Beautiful
https://www.youtube.com/watch?v=9-ZZJI3znWs&list=OLAK5uy_ml9lereuTFEytZ4Y2BIULUo8CDLiZgbqM&index=1







生誕100年 レッド・ガーランド特集 JAZZ TONIGHT

2023-05-23 09:29:04 | 音楽夜話(ジャズ)
  1. #「ガーランド、聴いた気になる 1時間」
    生誕100年 レッド・ガーランド特集

    Out Of Nowhere
    Charlie Parker(4分33秒)
    <Blue Note CDP 7 85108 2>

パーカーとの共演が最初期。このころ、ロイ・ヘインズが
いたことにも驚き、53年の録音30歳のころのもの。
録音もクリアでテープ録音にしてもすごい音。

All Of You(alternate take)
Miles Davis(7分28秒)
<SME SRCS-2223~8>
「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」より別テイク。
ガーランドのピアノが聴ける。


Ahmad’s Blues
Red Garland(7分21秒)
<Prestige VICJ-60267>
ピアノトリオの演奏で収録。
アルバム「ワーキン」に収録。
マイルスも粋なことする。
ミッドなブルース・ナンバー。
チェンバースの弓弾きも聴かれる。
正統派ピアノトリオの鳴り。


My Romance
Red Garland(6分49秒)
<Prestige VICJ-60347>
「ア・ガーランド・オブ・レッド」
ファースト・リーダー・アルバム
どこを切ってもガーランド的な演奏が聴ける。
バラードの解釈も粋な感じがする。珠を転がすというか、
こういうのがガーランドの良さかもしれない。


Darling Je Vous Aime Beaucoup
Red Garland(5分12秒)
<Prestige VICJ-2178>
コンがを加えたもの。「ロジョ」より。ステレオ録音。(視界が開ける‐大友)
当時、ひっぱりだこだった、レイ・バレット(コンガ)参加。
アップ・テンポのナンバー。でも、なんで、
当時、コンガ入れるの流行ったんでしょうね。


Lush Life
Red Garland(4分19秒)
<Prestige VICJ-60339>
61「ニアネス・オブ・ユー:より、ソロピアノで。
左手の力強さが印象的。


Where Are You?
Red Garland(5分16秒)
<Riverside VICJ-60516>
フルート(レス・スパン)を入れた演奏。シナトラから学んだものを
取り入れている。62年「ソーラー」より。


Hobo Joe
Red Garland(8分36秒)
<MPS POCJ-2633>
71年録音。ジョー・ヘンダーソンのオリジナル。
チャーリー・ブラウンのアニメに出てきそうな感じの音源。
ヴィンス・ガラルディー的な・・・。


Have You Met Miss Jones?
Red Garland(7分11秒)
<M&I MYCJ-30015>
77年復帰70年代は新し目のジャズの台頭で、スタンダード系
は置かれていた時代。最後は83年のアルバム。「キーストン・コーナー」
でのLIVE。


ガーランドは初期から晩年まで、どこを切ってもガーランドだった。はじめから
ほとんど出来上がってる感じ。ガーランド・スタイルというものがあったのではないか。
聴いた気になる1時間。