大人のJAZZ TIME
演奏別タイトルを2つずつ紹介。
隣は何を選び、聴くひとぞ・・・。
枯葉
ケニー・ドーハム(tp)(市原 選)
演奏:Kenny Dorham
アルバム:Sings and Plays: This Is The Moment!
歌うドーハムは初めて聴いた。ストレイトな吹奏は
ストレイトな歌唱だった。歌うように吹くというのは
このことなんだとわかった。歌も何げに味わいあってよかった。
バーニー・ケッセル(g)(田辺 選)
演奏:Barney Kessel
アルバム:Autumn leaves
上手く聴かせるケッセルのギター。わかりやすく聴きやすく。
ジョーンズ嬢に会ったかい?
サラ・ヴォーン(市原 選)
演奏:Sarah Vaughan
アルバム:The Divine One
サラのスキャットもすごく、かっこいい。
自由自在に歌う彼女。天啓。
ジョー・パス (田辺 選)
若者はジャズギターを目指す。ありがちな展開。
田辺さんがジャズ・ギターを始めたのはこの方がいたからとのこと。
このケースいるのではないかと思う。
ある意味ジャズ・ギターソロを展開して売れる演奏を提示した
数少ない一人。プロデューサー・ノーマン・グランツの手腕も
すごいけれど、ヴァーチュオーゾ前と後の彼のブレイクはある意味
凄いと思う。ジャズのソロ・ギターのジャンル開拓もしたし、
コンボでも活躍。ヴァーチュオーゾはびっくりどっきりな演奏。
楽団ひとり。言いえて妙。175の音も、マイク収録、ボディー泣きを
押さえるためにゴム・バンドをボディーに巻いている。弾き方もある意味
繊細。録音にも気を使っている。
田辺プロが言う。「こんだけひけたら楽しいだろうな~。」上には上がいるのですね・・・。