MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

アンドラーシュ・シフ(ピアノ)バッハ: イギリス組曲全曲演奏会 2003/2/11

2022-11-29 21:10:25 | 音楽夜話(クラシック)
11・26
バッハ: イギリス組曲1-6番 アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
03:35-06:00 19.35-22.00 BartokRadio


バッハ: イギリス組曲第1番 イ長調 BWV.806
同: イギリス組曲第2番 イ短調 BWV.807
同: イギリス組曲第3番 ト短調 BWV.808
同: イギリス組曲第4番 ヘ長調 BWV.809
同: イギリス組曲第5番 ホ短調 BWV.810
同: イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV.811
(アンコール)同: フランス組曲第5番 ト長調 BWV.816
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
2003年2月11日 ブダペスト、リスト音楽院大ホール


フランス組曲は典雅で好きだった。たぶんイギリス組曲よりも
数多く聴いたと思う。イギリス組曲はなんかイギリスらしいと
いうか、イギリス風というか、フランスとは違う匂いがある。
ある種のキメというか、形があり、それが、いまいち入らなかった
のかもしれない。


シフは1988年にこの曲をレコーディングしており、この録音は
2003年なので、アルバムから15年後の演奏を19年後の今年
放送された。シフのバッハは当時から定評があり、ピアノで
バッハを弾く意味とか説いていた方もいたが、シフの様な
演奏を聴くと、ピアノもありかなとも思う。グールドとは
また違う切り口の様で、これはこれで引き込まれる。


歳が行って、イギリス組曲も聴けるようになり、歳取る
というのは、あながち悪いものではないと思える。
こういう小さな幸せも運ばれたりするからね。
Bachはやはりすごくて、音楽職人以上の
何かを持っている音楽家なのだろうと思う。



ゼバスティアン・テヴィンケル指揮ノルトライン・ヴェストファーレン州立ユーゲント管弦楽団(ドイツ)演奏会

2022-11-29 20:38:02 | 音楽夜話(クラシック)
04:04-06:00 20.034-22.00 WDR


ヴェーバー:歌劇「魔弾の射手」~序曲
シェールホルン Johannes Schöllhorn:skima(世界初演)
シューマン:4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック ヘ長調 op.86
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67
Jens Plücker(ホルン)
Marc Gruber(ホルン)
Jonathan Wegloop(ホルン)
David Neuhoff(ホルン)
ゼバスティアン・テヴィンケル指揮ノルトライン・ヴェストファーレン州立ユーゲント管弦楽団(ドイツ)
2022年10月1日 ヴッパータール、歴史的公会堂


今日はホルン日和。魔弾の射手とかシューマンのホルン4本の曲とか、なかなか面白かった。
2曲目は初演の現代曲だから聴くにとどめる。最後の5番は、良くまとまっていたし、終楽章では
普通のオケではそれほど強調しないところでアクセントが入ったりちょっと演出が入った。





11月28日生まれのジャズマン ジジ・グライス ガトー・バルビエリ

2022-11-29 20:34:15 | 音楽夜話(ジャズ)
11・28




Gigi Gryce (Alto Saxophone) 1927–1983.生誕95周年 没後39年


50年代のビバップの演奏を聴いていた頃に出会った。それ程ビッグネームということでは
なかったけれど、アルバムを聴いていた。そのうち聴くこともなくなり、疎遠になった。
経歴だと、正式にクラシックを学んだり、留学したり、教育活動に従事したりしていたようで、
演奏活動やアルバム制作は限られた期間しかしていないようだった。そんな経歴は知らなかった。
Nica's Tempo
https://www.youtube.com/watch?v=ed6vfa8DYWw&list=OLAK5uy_mqp8iI6JerwqlM37YnW7XNPj-hGeQWtgc&index=1


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Gato Barbieri (Tenor Saxophone) was born in Rosario, Argentina in 1932^2016 生誕90周年 没後6年


横浜のミントンハウスで遅い夏の午後の夕方、彼のアルバムを聴いていた。アルゼンチン生まれで、フリーから
ラテン、メインストリームまでこなしていた。たしか、聴いてたアルバムは{アンダー・ファイアー」という70年代
初頭にリリースされたものだったと思う。熱い音が展開していた。ガトーを聴いたのはそこでが初めての
体験だった。


Under Fire
https://www.youtube.com/watch?v=wY4Rjsn-SXg&list=OLAK5uy_kDEm8WEB3CXEUxScbM4fWJ90dQI7mjhkY



11月27日生まれのジャズマン ランディー・ブレッカー ジャッキー・テラソン 

2022-11-29 20:28:30 | 音楽夜話(ジャズ)
11月27日生まれ
Randy Brecker (Trumpet) in 1945. 77歳おめでとう。


一世風靡したミュージシャン。69年のアルバムデビュー作は、
当時の主流派とファンキー・ジャズと硬軟取り混ぜて、彼がしたいこと
やった感じが伝わる。話題は外れるけど、ラリー・コリエルのギターが
当時の音楽にあったプレイをしていることに、もっとギャンギャン弾いてる
のかと思ったら、割と自然なプレイで以外だった。


Score
https://www.youtube.com/watch?v=fJDiPCoEGYA&list=OLAK5uy_ldCOXkpMu2tsIWiMyg3_CobkTCmVSdvDc&index=1


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Jacky Terrasson (Piano) in 1966  56歳おめでとう


ドイツのピアニストとか。お名前は聞いたことがあるものの音源まで至らなかった。
ブルーノート音源のアルバム。新生ブルーノートのアーティストなのだな。
パウエル・エヴァンス・モンクに影響を受け、この音を聴くとキースや、ダラー・ブランド
まで出てきそうな感じだ。別にそれが悪いわけでもなく。LIVEに反映されてる。
乗り乗りの曲で客を煽って展開していくライブではないということで、彼自身の世界に
共感できれば、面白いライブだと思う。アルバムにするだけのことはあり、自己満足の
世界で演奏している訳ではないということがわかる。ある意味面白いピアニストだ。


Alive (Live)
https://www.youtube.com/watch?v=LswMB35PbuA&list=OLAK5uy_kqh4H-g6P7t2TlOh7VSdq5ZSLjYPxlvpA&index=1


パヴェル・ブベリニコフ指揮 サンクトペテルブルク音楽院合唱団 サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団 演奏会

2022-11-29 20:25:08 | 音楽夜話(クラシック)
11/27


21:00- 15.00- YouTube


モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」KV527〜序曲
モーツァルト:フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 KV477
モーツァルト:レクイエム ニ短調 KV626




Sop. ジャンナ・ドンブロフスカヤ
Ms. エカテリーナ・セルギーエワ
Ten. アレクサンドル・ティムチェンコ
Bs.ピョートル・ミグノフ


サンクトペテルブルク音楽院合唱団 サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団


指揮:パヴェル・ブベリニコフ(Pavel Bubelnikov)
2022-11-27 サンクトペテルブルク・フィルハーモニー大ホールから生中継


レクイエムを聴く。
入祭唱からゆったりと進む。ある意味重厚感がある。独唱者もコーラスも
オペラチックの様でもあるけれど、ビロードのように滑らかでしつこくない。
最後まで滑らかで、ある意味それで癒された。