MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

2022・11・10 キリル・ペトレンコ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2022-11-15 19:14:23 | 音楽夜話(クラシック)
11,11
10:00-12:00 20:00-22:00 WQXR


 マーラー:交響曲第7番 ホ短調


キリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2022年11月10日 ニューヨーク、カーネギーホールから生中継


音楽監督が、アメリカでマーラーを振る。スーパー・オーケストラを
従えて、ある意味度肝を抜く。
長丁場でも気を抜くところがない。緊張が続いて終演後はある意味
ぐったりするのだけれど、聴いた感は半端ない。
どうしたらこの様な演奏ができるのかはわからないが、音楽の不思議だ。
会場は盛り上がって歓声が沸く。コロナどこへやらだ。

Carpenters Road~ 『A Kind of Hush(みつめあう恋)』sideB

2022-11-15 15:14:00 | 音楽夜話(音楽一般)


11・13
Carpenters Road~
『A Kind of Hush(みつめあう恋)』sideB/平松愛理&森俊之


1. I Need to Be in Love(青春の輝き) /Carpenters
2. One More Time /Carpenters
3. Boat to Sail(夢の小舟)/Carpenters
4. I Have You(愛のキャンドル・ライト)/Carpenters
5. Breaking Up Is Hard to Do(悲しき慕情)/Carpenters


M1 I Need to Be in Love(青春の輝き)


楽曲の分析、青春の輝きのコード進行での特徴を解説している。
プロの分析だな。分数コードを入れたりすることでの効果を指摘。
青春の輝き。名曲ですね。


M2  One More Time
PIANOとVoで進んでいく。兄弟ならではの阿吽の呼吸が素晴らしいとか。
静かな大人のバラードですね。




M3Boat to Sail(夢の小舟)
オシャレなサウンド。(ジャッキー・デジャノン)。
違う雰囲気。チャレンジしている感がある曲。








M4I Have You(愛のキャンドル・ライト)


歌詞の強い主張「have」。


サウンド的にやってみたかったか、アコギ(ナイロン弦?)のアルペジオ。
弦のハーモニーのつけ方も以前と違う。ポールモーリアや
レーモンルフェーブルみたいな一寸前のサウンドがする。確かに。
イントロのところなどそんなサウンドを思い出した。


M5 Breaking Up Is Hard to Do(悲しき慕情)/Carpenters


ラストにドゥ・ワップ、オール・デイズを持ってくる彼ら。
楽しいけれどもう充分。とか。確かにやりつくし感あるかも。
最後のところではリチャードとカレンはいない。



ルイ・スカリオーネ指揮フィラデルフィア・ユース管弦楽団演奏会

2022-11-15 06:05:47 | 音楽夜話(クラシック)
11・14




06:00-08:00 16.00-18.00 WRTI


ギルマン:交響曲第2番 イ長調~Introduction et Allegro risoluto
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ホルスト:組曲「惑星」 op.32
ピーター・リチャード・コンテ(オルガン)
デヴィッド・キム(ヴァイオリン)
ルイ・スカリオーネ指揮フィラデルフィア・ユース管弦楽団
2022年6月5日 フィラデルフィア、ヴェライゾン・ホール


ソリストVn/Org共にプロで、Vnはフィラ管のコンサートマスター、Orgは
地元で長年オルガンを弾いている逸材。
オケも良く練習されているようで、合わせも充分。聴かせどころも外さない。
惑星は火星はいい出来、その後は、練習がもう少しという場面も聴かれたが
おおむねいいのではないかと思う.木星は初めのVnの刻みはゆっくり入ってきた。
そこいら辺がプロとは少し違うレベルなのかもしれない。土星などゆったりしたテンポの物は
外さない。海王星の女性コーラスはOrgが受け持っていた。
なかなか面白いコンサートだった。



ヴラディーミル・ポンキン指揮ノヴォシビルスク・アカデミー交響楽団演奏会演奏会

2022-11-15 05:58:28 | 音楽夜話(クラシック)
11.12


20:00- 18.00- YouTube_Новосибирская филармония
Новосибирский академический симфонический оркестр


エルガー:演奏会用序曲「南国にて」 op.50(ノヴォシビルスク初演)
同:創作主題による変奏曲「謎」 op.36
チャイコフスキー:交響曲第3番 ニ長調 op.29「ポーランド」
ヴラディーミル・ポンキン指揮ノヴォシビルスク・アカデミー交響楽団
2022年11月12日 ノヴォシビルスク、アルノルト・カッツ国立コンサートホールから生中継


エルガーの「南国にて}は初めて聴いたけれど、聴きやすく入りやすいものだった。
これならもっと前に聴いておくのだったと思ったりした。
「謎」はニムロッドという曲が入っていて、有名だけれど、2-3度聞いたことがあった。エルガーの
曲も結構入りずらいところがあるので、調子のいい時でないと何だこれ?というようなことがある。
オケの合奏力も結構高い感じで、卒なくこなしている。


チャイコフスキーの前半の交響曲は、昔、クラシックリスナーの先輩から教えてもらったりした。
あまり聴く機会もその後もなかったので、今一知るに異tらなかったけれど、3番はその中でも
一番聴いてないさくひんだった。この曲こんな感じの曲だったっけ。なかなかよいではないかと
思った次第。ニ長調の調性も生かされ、オケも良くなっていて聴いていて引き込まれた。

第1968回 定期公演 井上道義指揮 NHK交響楽団

2022-11-15 05:53:57 | 音楽夜話(クラシック)
11・12


18:00-20:15 NHK-FM 第1968回定期公演


伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 op.93
井上道義指揮NHK交響楽団
2022年11月12日 渋谷、NHKホールから生中継


同級生に伊福部氏好きがいた。10代でこのような作曲家が
好きで聴いているというのは、なかなかいなかった。
ゴジラの映画音楽を作った人というのは、有名なので
なんとなく知っていたけれど、この曲なども当時聴いていたようだ。
私がこの曲を聴いたのは、FM放送か何かで、多分、30代とか
その辺だったと思う。日本のムソルグスキーというような
感じだった。
今回の演奏は、何かものすごい集中力と合奏力で駆け抜けていった
というような感じがした。すごい曲だった。


日本風な旋律もあるけれど、リズムもガンガン取り込まれていて、
なにか憑かれたような感じさえした。あと2年で引退という事も
あるのだろうか、演奏したいものを遣りきって去っていくという
ようなシナリオらしいが、彼の思いに楽団も乗ったのか、伊福部さんの
真骨頂を聴いた気がした。


後半はショスタコーヴィチの10番。多分聞いたことはないと思う。
井上さんは得意としている作曲家だそうだ。「私の時代が来る」とマーラー
は言ったそうだけれど、マーラーとブルックナーは演奏回数も多そうだけれど、
ショスタコーヴィチは天才だろうと思うけれど、一般的にはまだ時代は
追いついていない感じがする。何か聴いていてむずかしい。掴みどころが
見つからなかったりする。井上さんはそのような曲でも手の内にしているという。
やはり、できる人は違うのかもしれない。
演奏も細かくそして大胆に表現してくる。井上さんの指示に全身全霊をかけて
いるように聞こえる。集中して引き込まれる。レベルは高い演奏だろうと思う。
そういうことができる演奏家達。 一球入魂。