MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

シュヴェツィンゲン音楽祭2020 ベルリン古楽アカデミー コンサートマスター&指揮:ベルンハルト・フォルク 演奏会

2020-11-01 21:31:37 | 音楽夜話(クラシック)
04:03-06:00 20.03-22.00 SWR2 SWR2 Abendkonzert - LIVE
SWRシュヴェツィンゲン音楽祭2020 Schwetzinger SWR Festspiele 2020
- Beethovens Sinfonien und ihre Vorbilder III


ケルビーニ:歌劇「ロドイスカ Lodoïska」(1791)〜序曲 Ouvertüre
メユール Étienne-Nicolas Méhul:交響曲第1番 ト短調 (1808)


シュヴェツィンゲン音楽祭2020より。
ベルリン古楽アカデミー Akademie für Alte Musik Berlin
コンサートマスター&指揮:ベルンハルト・フォルク Bernhard Forck
2020-10-28 シュヴェツィンゲン城ロココ劇場 Schloss Schwetzingen, Rokokotheaterから時差中継




ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 「運命」op.67 (1808)
音を切ったような演奏、レガートでなく。ベートーヴェンの時代はこんな
演奏していたのかもしれないと思ったりする。


古い楽器は、そんなに大きな音ではならなかったと思うし、そんなに大きくない
ホールで聴かせたのだろうから、ある程度の鳴りがあればいいのかもしれない。


整った1楽章。主題が繰り返されても乱れることなく進んでいく。


2楽章は重くならずに少し早めに歌っていく。こういうアプローチも出来るんだ。
ちょっと音を切りながら歌っていくのは古楽ならではなのかな。


3~4楽章。
短調でも重く暗くならない。早めに音を切る感じで進めていく。モダンオケの様な
いき方ではない。ガット弦を使っているのか響も違う感じがする。
終演後はブラヴォーが飛ぶ。

篠崎靖男指揮ケープタウン・フィルハーモニック管弦楽団演奏会

2020-11-01 21:23:17 | 音楽夜話(クラシック)


篠崎靖男指揮ケープタウン・フィルハーモニック管弦楽団演奏会




03:00-05:00 20.00-22.00 FineMusicRadio


ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」 FS.129~序曲
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 op.22
ホルスト:組曲「惑星」 op.32
ジョナサン・オシュリー Jonathan Oshry(ピアノ)


ジョナサン・オシュリーHP
http://www.joshry.com/ 


篠崎靖男指揮ケープタウン・フィルハーモニック管弦楽団
2004年5月29日 ケープタウン、シティ・ホール


Business Journal > 連載 > 篠崎靖男「世界を渡り歩いた指揮者の目」
https://biz-journal.jp/category/series/cat285
2016年から、ブログ記事を連載で掲載されている。
世界を客演で飛び回りながら仕入れた話題を書く。


渡邊一正氏は2つ上1966年まれ。下野竜也氏は1つ年下1969年生まれ。


篠崎氏は現在53歳。指揮者のポストは少ない。近い年齢の国内の指揮者を探すのは
ちょっと面倒。海外だとオリ・ムストネン、アラン・ギルバートあたりが、1つ上。


楽団の数だけといっても、プロで全世界にいくつのオケがあるかわからないけれど
メジャーでなおかつ常任もしくは音楽監督などの位置を得ている指揮者は
それ程いるわけではない。後は、客演などで、国内や、世界を飛び回り、仕事をしながら
経験を積み、そこの楽団から信頼を得て腰が据えられればいいが、それも終生と
いう雇用ではない。ミツバチのように飛び回らなければならない。
その意味では、ブロムシュテット氏などは強靭な生命力と共に、すごいの一言に
尽きてしまう。




昔、60代で指揮者は新人みたいなこと言われ、巨匠と呼ばれるためにはそれから
幾多の経験を積み、晩年になって言われるかどうかという世界。
健康に陰りがでて、次のポストをとなってやっとその次の候補者が出るという世界。
人余りが出る。しかしながら、指揮者と呼ばれる方は多いと思う。
国内だけでなく、海外にも日本人指揮者が活動している。
篠崎氏もその一人だ。


今回のコンサートは、2004年と収録は古い。36歳の時のもの。
ニールセンの仮面舞踏会序曲は、彼の作品の中ではよく演奏される1曲
のようで、晴れやかな一曲。
途中で、舞踏会を想起させる3拍子の部分があったり最後は盛り上がって
終わり、幕が開くワクワク感を持たせてくれる曲。つかみはOKというところか。


サン・サーンスのピアノ協奏曲は5曲あるけれど、2番は初めて聴く。
ピアノ・ソロから入っていく曲。何やら難しそう。


途中、木管とピアノとか、ピアノのきらきらした部分はショパンを思い起こさせる。
ピアノソロの部分も多く、協奏的というより、ピアノと管弦楽のためのという感じもする。


ピアニストのオシュリーは、この曲を完全に手の内にしているようで、安定した演奏を
展開しています。3楽章になって協奏感が増して、テンションも上がります。
卓越した技術と音楽観でこの曲をまとめています。オケも指揮者もこの曲に集中して
ピアニストをサポートしています。終楽章はプレストで演奏されます。
最後は、ト短調の和音を叩きつけるように激しく終わり、会場も盛り上がりました。


ホルスト「惑星」
火星、戦争(戦い)をもたらす者
テンポも少し遅く重量感を持たせて、ブラスも鳴らしている。
ダイナミックな演奏にもっていっている。会場がライブなのか、残響も多め。
それもプラスの効果か。最後はゆっくり重く和音を打ち付け印象的に終わる。


金星、平和をもたらす者
うって変わって、おだやかに進む金星。刺激がなく、ホルストのイメージした
「平和」とはこんな感じだったのかと改めて思った。


水星、翼のある使者
木管が細かく動き、揺らぐようなイメージがある。
繰り返し演奏されるイメージは確定していく。


木星、快楽をもたらす者
表情の変化もしっかりあり、愛国的な賛歌の旋律もしっかり把握しており、
私的には満足です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このコンサートの収録について。


海王星 神秘主義者
なぜか木星の後に演奏されていた。無音になって短いポーズがあって、
拍手が来ているところから、もしかすると編集して曲順変えたかも。
なぜその必要があったか。?
だれの指示だったのだろう・・・。


ホルスト自体曲のことについてはかなり厳しい規制をかけてたと聞く。
拍手はフェードアウトされ、一呼吸おいて次の曲が始まる。


天王星、魔術師
全体的にカロリー高く演奏されている。デュカスの「魔法使いの弟子」に
インスパイアされたという。確かに言われてみればそうかなとも思う。
その意味では、よく魔術師のイメージは沸きやすいかも。
緩急つけていて面白い。


土星
決め所は渋い演奏だった。これをラストにもっていく
必然はわからないけれど、渋い演奏だったことは確かで、
何か伝わるものはあった。


ホルストは規制は緩くなったものの、こういうシンメトリカルな
手法はOKしただろうか。
普段聴きなれた曲順というのは必然があるからそうしているわけで、
演奏がいいだけにある意味残念な部分ではある。
このような演奏は長い間色々聴いてきたが初めての体験。




「押し出しのある熱気を持つ棒」(音楽現代)評。
篠崎靖男HP http://www.yasuoshinozaki.com/


11月1日生まれのジャズメン ルー・ドナルドソン ロジャー・ケラウェイ アントニオ・サンチェス

2020-11-01 21:15:34 | 音楽夜話(ジャズ)
Lou Donaldson (Alto Saxophone) 1926.11月1日 94歳 おめでとう。


ルーさんといえば、一時期、JAZZ本にマンガ載せてたラズウェル細木さんが、
好きだったアーティストだったかと思います。この方も、なかなかのマニアだった
と思います。ルー・ドナルドソン好き、私は聴いたことなかったので、聴いてみた
ところ、なかなかスムージーなサックスで、細木さんの趣味はこのような方なのだ
と思いました。ブルーノートを何枚か聴いておりました。
80代はまだ演奏活動をされていたようです。今は引退されているようですが、
ジャズの殿堂入りですね。ブルーノートからルーさんを1枚。


Quartet/Quintet/Sextet, Lou Donaldson, 1957, Blue Note BLP 1537
https://www.youtube.com/watch?v=kPO_0Z7doi4&list=PLBZmD4G_qXo6sHGqUS5oTB5KAspvDiIXK


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Roger Kellaway (Piano) 1939.11月1日  81歳おめでとう  


幻の名盤アーティストに出てくるような待遇でした。昔のジャズ本にも
そんな感じだったか、記憶にないのです。ケラウェイのデビュー盤には
ジム・ホールが参加していたことはなんとなく覚えていたのですが、
どうも、どのようなアーティストだったか覚えがありません。


きっと音源も当たってなかったかもしれないですが、聴きたくても
聞けない状況だったかもしれませんね。


Solo Piano
https://www.youtube.com/watch?v=gIP5sd9W52k&list=OLAK5uy_mgPAWzpKWu3v7ckmdSunAhwgDkvozvC60


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Antonio Sanchez (Drums and Percussion) 1971.11月1日 59歳。


パット・メセニーグループの彼を存じ上げていました。
上手いパーカスとおもっていましたが、もうこんな御年なんですね。


Pat Metheny-Day Trip
https://www.youtube.com/watch?v=DFK0IG4z-Wg&list=PL


セッション2020 「海野雅威」

2020-11-01 10:07:37 | 音楽夜話(ジャズ)
セッション2020 「海野雅威」


聞き逃し らじるらじる11月8日午前1時まで配信。


CNN NEWS
https://www.cnn.co.jp/usa/35160789.html


ニューヨークで暴行にあい、大けがし手術まで行い
回復に向かっているという。当時、寄付金募って
多くの善意を集めた。


なかなか向こうの情報は伝わってこないが、
NHKのセッションでは2011年13年18年とこまめに
帰国してセッションの番組に出ていたようで、
音源があり、ニュースも含めて自身の楽曲セレクトで
再放送していた。


芸大出のジャズ・ピアニストは珍しい。


「皆さんこんばんは、ユーヨークの海野雅威です。
今回は、私のオリジナル曲を中心にお届けしております。
ジャズの一番の魅力は、なんといっても即興性だと感じます。
あらかじめ決めたわけではないのに、共演者同志が寸分たがわずに
ぴたりと息が合う瞬間、自分でも思いもよらない展開、
様々なハプニングは、ジャズの命であり、醍醐味です。
自分の意志では2度と繰り返すことはできないハプニングは、
刹那的で諸行無常でしょうか。


今回お届けした曲についても、次回演奏しても同じようには演奏
出来ませんが、同じように出来ない演奏ほどうれしいもので、
その瞬間に燃えている証でもあります。」
海野氏からのメッセージ


小気味よいピアノ・サウンド、トリオ三位一体の
グルーブ感。ジャズの醍醐味が味わえる。


「Isn't this gate working?」
Tadataka Unno Reunion Trio、(ピアノ)海野雅威、(ベース)吉田豊、(ドラムス)海野俊輔
(7分24秒)
~NHKふれあいホール(2018年収録)~


「Birdbath」
海野雅威トリオ、(ピアノ)海野雅威、(ベース)吉田豊、(ドラムス)加納樹麻
(7分00秒)
~NHKふれあいホール(2011年収録)~


「In The Blue Moment」
海野雅威トリオ、(ピアノ)海野雅威、(ベース)吉田豊、(ドラムス)加納樹麻
(3分43秒)
~NHKふれあいホール(2013年収録)~


「The Pasture」
(ピアノ)海野雅威、(ベース)吉田豊、(ドラムス)加納樹麻
(7分06秒)
~NHKふれあいホール(2013年収録)~


「Trouble Ain't Always Bad」
(ピアノ)海野雅威、(ベース)吉田豊、(ドラムス)加納樹麻
(5分26秒)
~NHKふれあいホール(2013年収録)~


「All the things you are」
海野雅威トリオ、(ピアノ)海野雅威、(ベース)吉田豊、(ドラムス)加納樹麻
(14分54秒)
~NHKふれあいホール(2011年収録)~


出前配達サービスのUber Eats(ウーバーイーツ)2020年10月22日から対応

2020-11-01 09:23:02 | COFFEE HOUSE Qs4(飲食店等徘徊)
出前配達サービスのUber Eats(ウーバーイーツ)2020年10月22日から対応。


私作る人、私配達する人 私サービス受ける人。


立場が分割されていてわかり易くはある。そこに金銭は発生するけど、
加盟店の料理を配達してもらえサービスを受けられる。そこに仕事も
発生する。


試しに頼んでみた。加盟店の中から家庭料理の店のメニューの中から
小田原で上がった鯖の塩焼きとごはん。なっつはトマトと卵の炒め物
(甘い味付けアジアンテイスト)とごはん。汁物は自宅であるもので作る。


配達する人が独自にあるわけだ。うちに来た人は多分タイの方の様だった。
初回なので、割引があったようだ。あるいみお安く配達してもらった。


そうやって加盟店のものを食せるのは、おうちこもりでも便利でうれしい。
その分対価はかかるが、致し方ない。
色々な場合が考えられるので、よし悪しはあるものの、時にはいいかも
とおもった。

チェーン店のメニューのものを取って家で食べる気にはならないけれど、
そうでない場合、配達ピザなどは別として、時につまみ食いもいいかもしれない。
その方の価値観だろうけれど。