MOBU'S MUSIC MAZE

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ジェルジ・レヘル Lehel György指揮ハンガリー放送交響楽団および合唱団演奏会

2020-11-25 09:45:17 | 音楽夜話(クラシック)
04:26-06:00 20.26-22.00 BartokRadio


コダーイ:ハンガリー詩篇
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125


エテルカ・チャヴレク(ソプラノ)
タマラ・タカーチュ(メゾソプラノ)
ヨージェフ・シマーンディ(テノール)
アンドラーシュ・モルハール(テノール)
コロシュ・コヴァーツ(バス)
ジェルジ・レヘル Lehel György指揮ハンガリー放送交響楽団および合唱団
1985年2月20日 ブダペスト、ブダペスト会議センター(オープニングコンサート)


熱のあるコンサート。多分、放送交響楽団のフル編成でのものだろう。
第9はその意味では日本では年末の風物詩だけれど、海外ではそれほど
演奏機会のある曲ではないという。式典とかなにか理由があって演奏される
曲なのではないか。この時もオープニングコンサートということで演奏された
様だ。その意味では、日本のオケはこの曲に関しては上手に演奏できるという
ことを聞いた。今回の演奏は、レベル的にも高いと思う。
35年前の演奏であるけれど、80年代だしそれほど以前でない。


ある程度演奏も確立されており、このような演奏会では、チャレンジはないと思う。
ある程度、前例に従っており、安全運転な演奏だけれど、それが悪いという
ことはなく、聴いていてある意味安定・安心感がある。合唱も丁寧に歌われて
いるし、これはこれで立派な演奏。再放送する意味のある演奏だった。