ベルンハルト・フォルク Bernhard Forck指揮ベルリン古楽アカデミー演奏会
03:04-05:00 20.04-22.00 WDR
C.P.E.バッハ:交響曲 ヘ長調 Wq.175
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 op.36
C.P.E.バッハ:交響曲 ト長調 Wq.183/4
同:交響曲第1番 ハ長調 op.21
ベルンハルト・フォルク Bernhard Forck指揮ベルリン古楽アカデミー
2019年9月7日 ボン、ワールド・カンファレンス・センター
ベートーヴェンは若いころ、C.P.E.バッハの著した教科書で
ピアノを学んだ経緯があります。
C.P.E.バッハはでバロックから、古典派の移行期で、
その様式を作っていった。
コンサートの始め Wq.175は1番だけれど、まだ、バロックっぽさが
残るものだった。
しかしながら
2曲目のベートーベンの2番は、それから比べると、バロックとは
違う様式感があり、演奏も前に前にというような、熱く積極的なもので
違うスタイル、時代を表しているようで、時代は変わった感があった。
終演後、ブラボーが飛んでいた。
Wq.183/4も彼の最後の交響曲だけれど、合奏協奏曲の様な雰囲気があり、
独立した交響曲とは違う様子をしていた。やはり、スタイルとしては、
ベートーヴェンよりも古い世代の音楽、ということは言えると思う。
最後のベートーベンの1番の交響曲は1799~1800年に書かれ
バッハの1776年から、23-4年後になる。
ハイドンとモーツァルトの影響がみられるものの、
ベートーヴェンの独自性も打ち出されているという曲。
その意味では、C.F.Eバッハの影響は、影に隠れている。
確かに、ベートーベンの作曲技法や発想などは前時代と違う感じがし、
如何にベートーヴェンが独創的だったかがわかる。新しい時代の到来感がある。
このような演奏を仕分けられる団体があることで、プログラムから、その当時の
音楽の成り立ちや背景をうかがい知ることができるのは、
03:04-05:00 20.04-22.00 WDR
C.P.E.バッハ:交響曲 ヘ長調 Wq.175
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 op.36
C.P.E.バッハ:交響曲 ト長調 Wq.183/4
同:交響曲第1番 ハ長調 op.21
ベルンハルト・フォルク Bernhard Forck指揮ベルリン古楽アカデミー
2019年9月7日 ボン、ワールド・カンファレンス・センター
ベートーヴェンは若いころ、C.P.E.バッハの著した教科書で
ピアノを学んだ経緯があります。
C.P.E.バッハはでバロックから、古典派の移行期で、
その様式を作っていった。
コンサートの始め Wq.175は1番だけれど、まだ、バロックっぽさが
残るものだった。
しかしながら
2曲目のベートーベンの2番は、それから比べると、バロックとは
違う様式感があり、演奏も前に前にというような、熱く積極的なもので
違うスタイル、時代を表しているようで、時代は変わった感があった。
終演後、ブラボーが飛んでいた。
Wq.183/4も彼の最後の交響曲だけれど、合奏協奏曲の様な雰囲気があり、
独立した交響曲とは違う様子をしていた。やはり、スタイルとしては、
ベートーヴェンよりも古い世代の音楽、ということは言えると思う。
最後のベートーベンの1番の交響曲は1799~1800年に書かれ
バッハの1776年から、23-4年後になる。
ハイドンとモーツァルトの影響がみられるものの、
ベートーヴェンの独自性も打ち出されているという曲。
その意味では、C.F.Eバッハの影響は、影に隠れている。
確かに、ベートーベンの作曲技法や発想などは前時代と違う感じがし、
如何にベートーヴェンが独創的だったかがわかる。新しい時代の到来感がある。
このような演奏を仕分けられる団体があることで、プログラムから、その当時の
音楽の成り立ちや背景をうかがい知ることができるのは、
ある意味ありがたいことだと思う。
終演後、ブラボーが飛んだ。ベートーヴェンの方が、受けが良かった。