神奈川フィルハーモニー管弦楽団 海老名プロムナードコンサート。(本番)
1月11日14時 海老名市文化会館大ホール
指揮:渡邊一正
渡邊一正氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=avzTOmFIefg
この指揮者はどんなイメージで振るのか、イメージが
つかめなかった。このインタビューは演奏を聴いた後で
たまたま見つけた。
このような意味で振ってたのか・・・、などと腑に落ちた
ところがあった。(動画6’00”~)。
国内のオーケストラにも客演してたにもかかわらず、
実演を聴くのは初めてだった。例によって当日券で入る。
話はそれるが、この公演は手売りはなく、ぴあなどのシステムを
使って売られている。電話予約もあるが、パソコンとかスマホでないと
買えないという話なのだが、御来場の皆さまはかなりお年と見受けられる。
どうやって入手したのか・・・。今は関係なくパソコン・スマホ
行きたいとなったら、モチベーション上げて頑張るんですよと、
なっつ。そんなもんなのかなぁ・・・。
私はいつからか、当日券専門になってしまった。
事前にチケット用意するアーティストのコンサートに行く機会が
遠ざかってしまったのもあるけど。
前半
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲 (8型・2管編成)
1曲目から、細かい音符を早めの演奏でするので、弦楽器は
大変だなと思う。明るい表情の曲をある意味淡々と聴衆を
引きこんでいく。5分程度のあいさつ代わりに小手調べ。
モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466(8型・コントラバス3本2管編成)
ステージ上のピアノを定位置に。ピアニストは客席に背を向けるように、
ステ-ジ上では鍵盤は手前客席側に置かれる。
ピアノの中にスコアは置かれ、振りながら、弾きながら、譜めくりをするという
忙しい状況にあった。暗譜すればそれでもいいのかもしれないけど、本日は
譜面があった。モーツァルトも弾き振りをしたのだろうか・・・。
演奏は弾き振りなので、テンポは速くないものの、流れははっきりしている。
ピアノ・パートもしっかり聴こえなかなか健闘している。
2楽章もきれいにまとめ、終楽章の短調部分も主張が感じられた。
なかなか含蓄のあるモーツァルトだった。
後半
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92(8型・2管編成)
20分の休憩後7番だ。この曲は起承転結、右肩上がりに上り詰める感のある曲で、
終楽章の1点上り詰めるところがポイントかもしれない。
始めのテンポはゆっくり目で始まり、ちょっと前の時代の演奏っぽい感じもしたが、
これが、渡邊氏の7番なのだと思って聴いた。2楽章の葬送行進曲もそれほどの
湿り気もなく、何か強さを受けた。
3~4楽章にかけては、リズムが強調され最後の1点を目指す感じが伺えた。
オケを鳴らすこともわきまえているのかもしれない。ティンパニ―も強めに連打されていた。
曲の作りとしては燃焼して熱さを感じ、感情表現を伝えるようなところがあるのかもしれない。
最後の1音が鳴って、拍手の合間からブラヴォーがかかった。
マチネーで団員さんは棒タイだったことを、終演になって気づく。
力演だったなぁ。聴きごたえ十分の7番だった。オケも指揮者をリスペクトしていた
様だったし、侮れない公演だった。
この後にアンコールが用意されていたとは・・・。普通定期演奏会ならないと思う。
アンコール
ヨハン・シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ
弦楽のピチカートのみの演奏でクールダウン。お客様には退場を願う。
いい心持で帰路につける。
来年は年4回ほど、かなフィル 関係が県央で聴けるという。楽しみが増えた。
1月11日14時 海老名市文化会館大ホール
指揮:渡邊一正
渡邊一正氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=avzTOmFIefg
この指揮者はどんなイメージで振るのか、イメージが
つかめなかった。このインタビューは演奏を聴いた後で
たまたま見つけた。
このような意味で振ってたのか・・・、などと腑に落ちた
ところがあった。(動画6’00”~)。
国内のオーケストラにも客演してたにもかかわらず、
実演を聴くのは初めてだった。例によって当日券で入る。
話はそれるが、この公演は手売りはなく、ぴあなどのシステムを
使って売られている。電話予約もあるが、パソコンとかスマホでないと
買えないという話なのだが、御来場の皆さまはかなりお年と見受けられる。
どうやって入手したのか・・・。今は関係なくパソコン・スマホ
行きたいとなったら、モチベーション上げて頑張るんですよと、
なっつ。そんなもんなのかなぁ・・・。
私はいつからか、当日券専門になってしまった。
事前にチケット用意するアーティストのコンサートに行く機会が
遠ざかってしまったのもあるけど。
前半
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲 (8型・2管編成)
1曲目から、細かい音符を早めの演奏でするので、弦楽器は
大変だなと思う。明るい表情の曲をある意味淡々と聴衆を
引きこんでいく。5分程度のあいさつ代わりに小手調べ。
モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466(8型・コントラバス3本2管編成)
ステージ上のピアノを定位置に。ピアニストは客席に背を向けるように、
ステ-ジ上では鍵盤は手前客席側に置かれる。
ピアノの中にスコアは置かれ、振りながら、弾きながら、譜めくりをするという
忙しい状況にあった。暗譜すればそれでもいいのかもしれないけど、本日は
譜面があった。モーツァルトも弾き振りをしたのだろうか・・・。
演奏は弾き振りなので、テンポは速くないものの、流れははっきりしている。
ピアノ・パートもしっかり聴こえなかなか健闘している。
2楽章もきれいにまとめ、終楽章の短調部分も主張が感じられた。
なかなか含蓄のあるモーツァルトだった。
後半
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92(8型・2管編成)
20分の休憩後7番だ。この曲は起承転結、右肩上がりに上り詰める感のある曲で、
終楽章の1点上り詰めるところがポイントかもしれない。
始めのテンポはゆっくり目で始まり、ちょっと前の時代の演奏っぽい感じもしたが、
これが、渡邊氏の7番なのだと思って聴いた。2楽章の葬送行進曲もそれほどの
湿り気もなく、何か強さを受けた。
3~4楽章にかけては、リズムが強調され最後の1点を目指す感じが伺えた。
オケを鳴らすこともわきまえているのかもしれない。ティンパニ―も強めに連打されていた。
曲の作りとしては燃焼して熱さを感じ、感情表現を伝えるようなところがあるのかもしれない。
最後の1音が鳴って、拍手の合間からブラヴォーがかかった。
マチネーで団員さんは棒タイだったことを、終演になって気づく。
力演だったなぁ。聴きごたえ十分の7番だった。オケも指揮者をリスペクトしていた
様だったし、侮れない公演だった。
この後にアンコールが用意されていたとは・・・。普通定期演奏会ならないと思う。
アンコール
ヨハン・シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ
弦楽のピチカートのみの演奏でクールダウン。お客様には退場を願う。
いい心持で帰路につける。
来年は年4回ほど、かなフィル 関係が県央で聴けるという。楽しみが増えた。