MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 海老名プロムナードコンサート。(本番)

2020-01-11 20:41:19 | 音楽夜話(クラシック)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 海老名プロムナードコンサート。(本番)
1月11日14時 海老名市文化会館大ホール
指揮:渡邊一正

渡邊一正氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=avzTOmFIefg

この指揮者はどんなイメージで振るのか、イメージが
つかめなかった。このインタビューは演奏を聴いた後で
たまたま見つけた。
このような意味で振ってたのか・・・、などと腑に落ちた
ところがあった。(動画6’00”~)。

国内のオーケストラにも客演してたにもかかわらず、
実演を聴くのは初めてだった。例によって当日券で入る。

話はそれるが、この公演は手売りはなく、ぴあなどのシステムを
使って売られている。電話予約もあるが、パソコンとかスマホでないと
買えないという話なのだが、御来場の皆さまはかなりお年と見受けられる。
どうやって入手したのか・・・。今は関係なくパソコン・スマホ
行きたいとなったら、モチベーション上げて頑張るんですよと、
なっつ。そんなもんなのかなぁ・・・。

私はいつからか、当日券専門になってしまった。
事前にチケット用意するアーティストのコンサートに行く機会が
遠ざかってしまったのもあるけど。

前半
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲 (8型・2管編成)
1曲目から、細かい音符を早めの演奏でするので、弦楽器は
大変だなと思う。明るい表情の曲をある意味淡々と聴衆を
引きこんでいく。5分程度のあいさつ代わりに小手調べ。

モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466(8型・コントラバス3本2管編成)
ステージ上のピアノを定位置に。ピアニストは客席に背を向けるように、
ステ-ジ上では鍵盤は手前客席側に置かれる。
ピアノの中にスコアは置かれ、振りながら、弾きながら、譜めくりをするという
忙しい状況にあった。暗譜すればそれでもいいのかもしれないけど、本日は
譜面があった。モーツァルトも弾き振りをしたのだろうか・・・。

演奏は弾き振りなので、テンポは速くないものの、流れははっきりしている。
ピアノ・パートもしっかり聴こえなかなか健闘している。
2楽章もきれいにまとめ、終楽章の短調部分も主張が感じられた。
なかなか含蓄のあるモーツァルトだった。

後半
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92(8型・2管編成)

20分の休憩後7番だ。この曲は起承転結、右肩上がりに上り詰める感のある曲で、
終楽章の1点上り詰めるところがポイントかもしれない。
始めのテンポはゆっくり目で始まり、ちょっと前の時代の演奏っぽい感じもしたが、
これが、渡邊氏の7番なのだと思って聴いた。2楽章の葬送行進曲もそれほどの
湿り気もなく、何か強さを受けた。

3~4楽章にかけては、リズムが強調され最後の1点を目指す感じが伺えた。
オケを鳴らすこともわきまえているのかもしれない。ティンパニ―も強めに連打されていた。
曲の作りとしては燃焼して熱さを感じ、感情表現を伝えるようなところがあるのかもしれない。
最後の1音が鳴って、拍手の合間からブラヴォーがかかった。

マチネーで団員さんは棒タイだったことを、終演になって気づく。
力演だったなぁ。聴きごたえ十分の7番だった。オケも指揮者をリスペクトしていた
様だったし、侮れない公演だった。

この後にアンコールが用意されていたとは・・・。普通定期演奏会ならないと思う。

アンコール
ヨハン・シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ

弦楽のピチカートのみの演奏でクールダウン。お客様には退場を願う。
いい心持で帰路につける。

来年は年4回ほど、かなフィル 関係が県央で聴けるという。楽しみが増えた。

90年代のムック本を借りた。

2020-01-11 10:04:12 | 音楽夜話(音楽一般)
90年代のムック本を借りた。

「音の書斎」見せてくださいというような企画本。
写真と文章で何人もの方が載っている。

昔から集められたレコード、今時のCDまで、
其の数は一人当たり1000枚以上だから、
数えきれない枚数。

レコードリスナーは、オーディオファンとは
違い、ある程度のオーディオであとは
レコードに投資している。オーディオも
レコードもという方は、よほどの資産家
なのだろう。

これだけ集めてしまうと、1枚単位で
どれだけ聴き返すことがあるのだろう。
あつめることが目的になってないだろうか。
ページをめくりながら思った。

自分も集めてた時があった。お気に入りの
アーティストの収集。キリがない。聴いてる範囲が
広くなるとそれどころではなくなり、ふところと
相談の上という事が多くなった。
趣味の移り変わりもあって、物集めの癖はあるものの、
レコード・CDはかなり処分した。
このムックを見て居て、「こんな時代もあったねと」
中島みゆきモードにはいっていたりする。
本を見ながらタイムマシンに乗って、簡易タイムトラベルする。

【公式】孤独のグルメ お正月スペシャル~真冬の北海道・旭川出張編~

2020-01-11 01:20:02 | 旅は道連れ世は情け
【公式】孤独のグルメ お正月スペシャル~真冬の北海道・旭川出張編~
【孤独のグルメ 冬のスペシャル】
https://www.youtube.com/watch?v=LJgtlRqmSSs


元祖「夜食テロ」。もう一つの「深夜食堂」はペイテレビ方向に
行ってしまったし。五郎さん久々に拝見。

松重さんは「ブラッディ・マンデイ」のいかつい印象があったのに、
この番組で印象変わった。食べる演技というか「素」というか、深夜に
この調子で食べられては、空腹を刺激して見てる方もやりきれなくなる。

番組の作りは、「水戸黄門」みたいに変わらない。けれども、また、
見てしまいたくなるのはどうしてだろう。「食番組だったから」だろうか。

北海道はスーパーのフェアになると今でも好評。内地と鮮度が違うのだ。
変わったものもあるし。

今年のスペシャルは年明けして、たまたま見た。
番組の中盤から、TEAM NACS 森崎博之氏が出演。演劇人なので、染物屋の
主人を手堅くこなしている。店主にしろ女将にしろどこから探してくるのか、
キャスティングが絶妙だ。
オリジナルはシーズン8まであるらしい。ずいぶんご無沙汰の五郎さんであったが、
今後も作品で健啖家ぶりを発揮してほしい。