MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ハンス・ロット(作曲家1858~1884)

2018-12-13 12:29:32 | 音楽夜話(クラシック)
ハンス・ロット(作曲家1858~1884)

以前、クラシック・リスナーの当時職場の先輩から「ブルックナーや
マーラー聴いているならこの人も面白いかも」とおすすめされた。
若くして亡くなっているけれど、ブルックナーを師として、マーラーを
後輩に持ち、この作品が世に出るのは遅れたものの、知る人ぞ知る作曲家
の作品となった。

きしくも、N響と神奈川フィルが、同年同日に演奏するとは、事前の調整も
なかったというから奇遇としか言えないけれど、楽しみな人には楽しみな
演奏会になる。

この曲を聴いていると、マーラーやブルックナーが書いたかもしれない
音楽が流れてくる。良く師の音楽を勉強していたのかもしれないし、
後輩のマーラーも彼の作品からエッセンスをつかみ取ったのかもしれないし。

うまくいかなかったのは、ブラームスに作品を認められなかったこと。
それから健康を害して、短命に終わったこと。
しかしながら、この作品が残ったことで、後世に彼の名が残る。
演奏もされる機会が来る。

マーラーやブルックナーの作品が好きなら、なんかいいとこどりだけど
その両方を一気に聴ける作品。そして彼のオリジナルであろう作風も
聴ける。

Rott - Symphony No. 1 In E Major
https://www.youtube.com/watch?v=SxjLWC1aTh8

1990年代のマンハッタントランスファー公演。

2018-12-13 10:49:24 | 音楽夜話(ジャズ)

The Manhattan Transfer Live In Japan 1995 from youtube

つかみのオペレーター。
エルドラド・キャリー(ティム・ハウザー)健在のキラージョー。

このグループでボーカリーズの楽しみを知った。
80年代の来日公演にも1度出かけた。
事の始めは「トワイライトゾーン」を聴いたこと。
アルバム「エクステンションズ」は本当にカッコいいアルバムだ。

公演では古いアルバムからも新しいアルバムからも歌われていて、
ファンを飽きさせない。質の高いエンタメを提供している。
四人の声がハーモニーとなって空に舞う時、至福の時間が流れる。

これは90年代の来日公演のテープ起こしなのだが、90年代には離れて
しまっていたので、詳細はわからないけれど、来日も果たしていた。

聴いて楽しい。見てうれしいグループ。リーダーのティム・ハウザーは
天に召されてしまったが、記録が残っていてよかった。

唐木洋介(ts)マンハッタントランスファーバンドに入っていたのは
何かの縁かな。以前は違う人が吹いていたと思う。22分58秒あたり。
バンド紹介で、原 信夫と#&♭のブラスセクションが紹介された。
先程のtsはサックス・セクションの人かも。

楽しかった。

1995年オ―チャード・ホール。


The Manhattan Transfer Live In Japan 1995 Full
https://www.youtube.com/watch?v=W3xPDFqCc_4

新生マンハッタントランスファーのアルバムより。
The Manhattan Transfer 'Cantaloop (Flip Out)'
https://www.youtube.com/watch?v=WJRJjfaFCdk