MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ピート・ハットリンガー/フィンガーピッキングワンダー

2018-12-18 23:26:37 | アコースティック・ギター・トリップ
アコースティック・ギター AG誌 聴くべき45枚のアルバムより。

ピート・ハットリンガー/フィンガーピッキングワンダー/
ザ・ミュージック・オブ・スティービー・ワンダー(INSTAR)2009。

使われているのはコリングスD-1A、OM-1A、OM-1C、OM-2Hだとか。
その前はマーチンも使っていたと思うが、一時期から、エンドースしたのか
コリングスばかりになった。ライナーノートには、チューニングなども
記されているという。曲によってはレギュラーでないものでも
弾いているのだな。

彼のHPからも購入できると思われる。 
http://www.petehuttlinger.com/

ピート・ハットリンガーは、コンテストで優勝、
ジョン・デンバーのバックを務め、その後はギター
インストラクターをしながらアルバムを出したり
ステージに立ったりしていた。
ハットリンガーが、スティービー・ワンダーの
COVERアルバムを出したのは、2009年のことだ。
アルバム自体youtubeにないので、動画付きの
LIVEを拾ってみた。

Pete Huttlinger covers "Isn't She Lovely"
<externalvideo src="YT:OlneCJo5kHw:D">
Pete Huttlinger Plays Stevie Wonder's Sir Duke
<externalvideo src="YT:LrSWBGmV0Y4:D">

Pete Huttlinger: I Wish
<externalvideo src="YT:JUnqg7qDSlE:D">

スティービーワンダー「迷信」
<externalvideo src="YT:WpQToVwgEfU:D">


バッハ / ミサ曲 ロ短調 BWV 232

2018-12-18 21:07:33 | 音楽夜話(クラシック)
バッハ / ミサ曲 ロ短調 BWV 232

(ドレスデン室内合唱団/ケルン室内管/ミュラー=ブリュール指揮)
ナクソスレーベルからアルバムが出ている。

このナクソスというレーベル。始まったころは
廉価版のレーベルとか言われていて、地方オケとか
安価で録音できる状況でアルバム数を増やしていき、
アルバムの内容も結構多岐にわたりファンをつかんだ。
レーベルは拡大していき、今では大手のレーベルや、
個人のレーベルまで取り込んで、とてつもない大きさの
レーベルになっている。

彼はこのレーベルから、バロックから古典派を中心に
録音していた。

クリスマスから年末の時期、第9のブームを超え、一時期バッハのミサ曲に
シフトした時期があった。その時は知らなかったのだけれど、最近、ふとした事で
聴いた指揮者だった。

作り込んでいながらも、作為的なところがない。自然に音楽が流れていく。
合唱の柔らかく立ち上るような演奏に、普段と違う何かを感じる。

ピリオド奏法なども取り入れている様だけれど、それが静謐な印象を作るのか、
また、さわやかな流れをイメージさせるのか、聴いていて引きこまれた。

音楽は個人的体験。ツボにはまったとはいえ、みんながみんなそういうわけでは
ないから、そこが、面白いところ。
2時間近い作品なので、分けて聴いているが心洗われる。

バッハ/ミサ曲ロ短調BWV232
オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送交響楽団/合唱団
EMI/1982年

一時期聴いていて好きな演奏だった。モダン楽器によるものだが、
この演奏も琴線を揺らすもの。
バッハをロマン派の様に演奏してはいけないという意見もあるが、
バッハの宇宙は深淵にありと思う。

そんなことをミュラー=ブリュールの演奏を聴いていて思った。