スペースX社が、
次の打ち上げに使われるファルコン9 v1.1ロケットに装着された、新開発の格子状フィンと、
その第1段ロケットを回収するための艀(はしけ)を公開しました。

同社ではロケットの打ち上げコストを、これまで以上に下げることを目指していて、
まず、第1段ロケットの再使用を計画しています。
その前段階として、今年の4月と7月にファルコン9の第1段ロケットを、
洋上に着水させる試験を行っているんですねー
今回のファルコン9は、国際宇宙ステーションに向けて物資を運ぶ、ドラゴン補給船運用5号機を打ち上げます。
そして第1段を、これまでのような着水ではなく、海上に浮かべた艀に着水させることを計画。
この構想は今年10月に明らかにされたのですが、写真が公開されたのは初めてのことでした。
この艀は自律して航行することができ、
嵐の中でも指定した位置に3メートル以内の誤差で、留まり続けることができるんだとか。
甲板は91メートル×30メートルの広さを持ち、幅は最大52メートルまで拡張可能。
将来的には、推進剤の再補給などもできるようになるそうです。
また、降下時の第1段ロケットを正確に制御するため、
第1段ロケットには小型のフィンが装着されることになります。
フィンは翼ではなく、
ロシアのロケットによく見られるような格子状をしていて90度間隔で4枚装着。
打ち上げ時には折り畳まれていて再突入後に展開され、
第1段ロケットのピッチ角、ヨー角、ロール角を制御するそうです。
これまでの着水試験では、
N2ガスを噴射するスラスターを使って姿勢を制御していたのですが、
スラスターだけでは制御には不十分だったんですねー
格子状のフィンによる制御は、すでに垂直離着陸ロケット実験機で試験済み。
第1段ロケットの回収試験は、今日明日で成功することはないのでしょうが、
スペースX社では、今回の飛行で成功する確率は50%ほどと見込んでいるようです。
ファルコン9の打ち上げは、来年にかけて12機が計画されています。
そのうち1回の打ち上げでは、第1段ロケットが再使用されるようですよ。
次の打ち上げに使われるファルコン9 v1.1ロケットに装着された、新開発の格子状フィンと、
その第1段ロケットを回収するための艀(はしけ)を公開しました。

同社ではロケットの打ち上げコストを、これまで以上に下げることを目指していて、
まず、第1段ロケットの再使用を計画しています。
その前段階として、今年の4月と7月にファルコン9の第1段ロケットを、
洋上に着水させる試験を行っているんですねー
今回のファルコン9は、国際宇宙ステーションに向けて物資を運ぶ、ドラゴン補給船運用5号機を打ち上げます。
そして第1段を、これまでのような着水ではなく、海上に浮かべた艀に着水させることを計画。
この構想は今年10月に明らかにされたのですが、写真が公開されたのは初めてのことでした。
この艀は自律して航行することができ、
嵐の中でも指定した位置に3メートル以内の誤差で、留まり続けることができるんだとか。
甲板は91メートル×30メートルの広さを持ち、幅は最大52メートルまで拡張可能。
将来的には、推進剤の再補給などもできるようになるそうです。
また、降下時の第1段ロケットを正確に制御するため、
第1段ロケットには小型のフィンが装着されることになります。
フィンは翼ではなく、
ロシアのロケットによく見られるような格子状をしていて90度間隔で4枚装着。
打ち上げ時には折り畳まれていて再突入後に展開され、
第1段ロケットのピッチ角、ヨー角、ロール角を制御するそうです。
これまでの着水試験では、
N2ガスを噴射するスラスターを使って姿勢を制御していたのですが、
スラスターだけでは制御には不十分だったんですねー
格子状のフィンによる制御は、すでに垂直離着陸ロケット実験機で試験済み。
第1段ロケットの回収試験は、今日明日で成功することはないのでしょうが、
スペースX社では、今回の飛行で成功する確率は50%ほどと見込んでいるようです。
ファルコン9の打ち上げは、来年にかけて12機が計画されています。
そのうち1回の打ち上げでは、第1段ロケットが再使用されるようですよ。