火星に氷河？

今年の8月にNASAの火星探査機“マーズ・リコナサンス・オービター”が捉えたたクレーター。

火星表面を数十センチメートルという高い解像度で撮影することが出来る“HiRISE”というカメラで撮影されました。
衝突による流動物が散乱した鮮やかな模様が写っています。

遠距離から火星表面を分析する際は、衝撃波の跡を観測地点に選ぶことが多いようです。
簡単に言うと、火星に衝突した“小惑星”や“彗星”などが作るクレーターですね。

この画像もそうで、分析の結果衝突場所が氷で覆われている可能性が出てきました。

また、クレーターの西壁から中心へ向かって流れている物質があることから、この場所の地下には氷がある可能性が出てきています。

この地域は丘陵や台地が多く、氷河の特徴が多く見られるそうです。
またまた、地球に類似した地形ですねー

地球では温暖化の影響で氷河の規模が年々小さくなっていますが、火星の氷河は溶ける心配は無さそうです。
この氷河が溶けるとすれば、火星はどんな環境になっているんですかねー