昨日の水元公園のこと、など

2012-06-14 13:24:52 | Weblog


子ども時分は「コワイダメ」と聞こえていましたが(溜池に何か恐いモンがいるのかと思っていた…笑)、正しくは「小合溜」…貯水地だったのかしら。
小学三年の時に遠足で、中学二年では写生会で、その他、梅雨の最中の夜に父に連れられて出かけ(10歳前後でしたが何ゆえかは思い出せない…苦笑)、先日は花見で車中から桜土手を眺め…。
満更知らないところではないのですが、結構広いこともあって、全体図は把握できていません。
菖蒲の名所と知ったのも、当地に転居してからのことです。

JR金町駅からはバス利用が便利ですが、精々1㌔半の距離なので徒歩で。
URなどの高層住宅を過ぎ普通の住宅地を抜け、宅地の隙間に農地が見られるようになると岩槻街道にぶつかり、「菖蒲まつり」の提灯やのぼりがチラホラ見えてきます。
菖蒲は南蔵院側の花菖蒲園ですが、満開の菖蒲田(菖蒲池?)の他、蓮池には白い花(紅い花も点在)が咲き、山吹も程よいアクセントになっています。

水辺と適度に木陰のある広々とした公園は、本来ならとても気持ち良い空間なのに、決して心が晴れることはない…むしろ沈痛な気持ちに覆われます。
「たまには花を愛でに…笑 6/10」に昨日寄せられた大納言様のコメントにありましたが、帰宅後に私もゲンダイネットの記事を携帯で確認しました。
園内全域で3億ベクレルのセシウムが沈着したと報じられたのは昨秋のことでしたっけ。
今回新たに共産党都議団が今年5月に行った土壌調査では、1㌔あたり25万1000ベクレルのセシウムが検出されたとのこと。
まぁ確かに、東京都も葛飾区も除染(これも色々問題はありますが)や立入禁止などの対策は講じず放置状態でしたから、数値が劇的に下がるなんてあり得ない話。

私だって気休め程度ながらマスクと帽子は着用してました(本当は訪れないのが賢明です)が、周囲の方々は皆様ごく普通のいでたちだったのですよね。
中には幼い子どもさんを連れた方もおられて…。
諦念なのか、三猿状態を選択したのか、全く何も知らないのか…。
せっかくすべてが停止している原発の再稼働も消費税増税も社会保障切り捨ても、政府方針のすべてにただ肯う姿ばかりが浮かんできそうでそら恐ろしい気がします。

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