「駆け込み」ではないのだが…

2017-05-15 13:28:39 | Weblog
先週の土曜から、梅雨の前哨戦な空模様
気温もあまり上がらず、寒いと感じる人もいるようです
私の場合は、ホメオスタシスが機能してないような………



昨日の出勤時
ターミナル駅ホームは、上下線とも電車が到着し、乗り換え・改札口方面への階段やエスカレーターを目指す人でごった返していました
乳児が乗ったベビーカーを押す母親と彼女の母親(乳児の祖母)らしき人とは、乗車の順番を待っていたものの、なかなか乗車できない…
祖母は、既に乗客がいない隣の扉にベビーカーと母親を誘導
祖母とベビーカーは乗車、押している母親が片足の足首を挟まれるタイミングで、扉が閉じてしまいました
扉付近の男性乗客が扉をこじ開けようとし、扉も開き、無事に乗車できたようでしたが…

ホームではその後、「安全のため、駆け込み乗車はおやめください」のアナウンス
いや、これは断じて駆け込み乗車ではありません
きちんと順番を待っていた様子でしたし、空いている扉に移動しての乗車は駅員が常にアナウンスしています
不幸なタイミングが重なってしまっただけで、彼女らには何の落ち度もありません

先頭車両での出来事で扉の開閉をする車掌からは最も遠い位置だったこと(このタイミングで運転士にはホームの確認はできません)、かつ乗り換えや改札口への階段・エスカレーターに向かう乗客が多くてホームの駅員は彼女らに気付かなかったこと、が主たる原因ではないか、と推測

せめてもう一人ホームの人員を増やすか、せめて駅員の目が届かない位置にはカメラを設置して確認するなどの対応がほしいところです
駅員さん的には「駆け込み乗車」で片付けてオシマイなのでしょうが、このようなことが重なると、大きな事故につながるのですよね

それから…
スマホやタブレット画面を見ながら降車する人が増えて、かつてより乗降に時間を要しているのではないかしら
また、戸袋に立ち、扉が開いても知らん顔で画面を見続けている人が本当に増えたな、と思います
通常であれば一度に二人が降りられるのに、扉の片側にこのような人がいるだけで、一人ずつしか降りられず、降車に時間を要して乗車のタイミングが遅れるのですよね
単にスマホやタブレットを利用する人々の問題ではなく、周囲へのちょっとした気配りの有無だと思うのですが、違うのかな…

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6 コメント

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this cold world (通りがかり人)
2017-05-16 06:50:47
日常の街角のささいな、それでいながら、とんでもなことになりそうな出来事を、細かい状況描写で、丹念に描いているのが、山姥ブログの真骨頂である。女性でないと気付かない内容も思いも多いし、山姥さんのたけた観察眼が、こういう記事を作る。そして最後は老舗の饅頭屋さんに入って締めくくられる。
 新聞とスマホの違いは操作がはいること。操作は人を周囲状況観察をお留守にさせる。字だけ追っている新聞とか、文庫本よりもう一つ危険を伴わせる。頭の中は最短で最効率で動こうとすることで埋め尽くされていく。操作にも、ああでもないこうでもないがひしめく。おのずから、周囲に人が居るという観念は希薄になってゆく。スマホを操っている人は同じくスマホを操る人に時に手ひどい目に遭うかもしれない。新聞は四つ折りにして、八つ折りにして、周囲にやさしかったものである。だが両手をがら空きにしておくのが、一番だ。その手は、間違ったことに使ってはなおさらないけないが。私は人混みは嫌いである。
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通りがかり人様 (管理人)
2017-05-16 12:52:54
そっか、自衛手段でもあるのですか…苦笑
スマホなり両手タブレットなりを両手で扱っていれば、拘束されそうになったりホームに逃走することにはならない、と(ーー;)

ま、痴漢行為は、一部の不心得者のおかげで大勢が迷惑を被るパターンの一つですよね
ただ、痴漢であれ盗撮であれ、加害者をギタギタに切り刻んでやりたいと、被害者は思っている…それくらいダメージを受けますから、加害者には同情しません
世の中の受け止めかたも大分変わってきましたが、「そのくらいで…」みたいに思う人もまだ少なくないでしょうし

おっと…話がどんどん逸れてしまう(ーー;)


姥の脳内では、昨日の午後から餃子と大福との攻めぎあいが続いています┓( ̄∇ ̄;)┏
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新聞は丸めて (大納言)
2017-05-17 11:44:03
突き上げると武器になる……。


「駆け込み乗車はおやめください」は、その人に向けられたのではなく、決められているから言っているのではないでしょうか。駅員の口癖みたいなものです。現在では「駆け込み乗車はおやめください」は早く駆け込みなさいという合図に成り代わっていますね。

昔、東急電鉄がドアの両側に隙間があるから人が立つんだということですぐドアにした車両を造ったことがありましたが、なお人が立ちふさがるので早々に止めてしまいました。田舎者の中にはドアと平行に立ちふさがっているヤツもいますね。背中を無防備に曝すなんて、ゴルゴ13は絶対しません。

更新遅れてますがご辛抱を……。
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大納言様 (管理人)
2017-05-17 13:25:07
新聞は、広げて身にまとえば防寒具になりますし、諸々のものを包んだり隠したりできます
折り畳めば、ゴキブリ叩きにもなります
でも、丸めて突き上げ………は考えていませんでした
ホント、勉強になります(笑)


「田舎者」と、すんなり書いてしまうところが凄い!!
姥は、思っていても書けないし言えないし…苦笑
数年間の地方暮らしで、電車に乗らない・乗り方を知らない人々の存在を実感
大人(保護者や教師)が知らないんだから、子どもが知るわけないな、と思ったことでした
ただ、以前であれば公共交通機関利用時のマナーを身に付ける努力をしたと思うのですが、今は学習能力を欠く人ばかりらしく、いつまでたっても自己流を貫く人(若者とは限りません)が多いような気がしますね
皆が皆、地方出身者ではないと思いますが…



故郷の春を堪能なさいましたか?
ブログの更新、気長にお待ちしております<(_ _)>
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若い頃 (通りがかり人)
2017-05-18 04:26:41
防具をつけて、突きも蹴りもokの空手道場にいた頃を思い出しました。そのおり、新聞紙を固めて、ナイフと想定し、避けて、反撃する練習を取り入れていました。もちろん、何かしらの手持ちの硬めのバッグでも、逃げられぬ時、役に立ちますが、新聞紙とか、週刊誌も、きっちり丸めて、まともに、手の甲や、前腕に振り降ろすと、痛みがわかります。万が一の護身用として、いいと思います。もっとも、そういう人に会わぬのが一番の護身ですが。なあんち。頑張ろう山姥さん。
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通りがかり人様 (管理人)
2017-05-19 00:32:58
例えば、仕事帰りにコンビニで飲料を購入した時は、必ず袋に入れてもらいます
あれを振り回すだけでも、多少の防御にはなるかなぁ、と(苦笑)
ま、生兵法は怪我のもと、素人は「逃げるが勝ち」だと思っていますし、そもそも火中の栗に手を出してはいけません
ただ、降りかかってくる火の粉があれば払わねばなりませんので、準備と心構えは怠りなく………って、一体何の話かしら(笑)!?
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