ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

品格

2008-05-02 14:07:01 | 思い出はホロ苦く
 「女性の品格」なんて本が出た。作者坂東眞理子さんにはどんなに品格が漂っているんだろう。「自分の品格」なんて男性のも出ている。
 品格に自信と不安がある人は買って読んだ方がいいのでは、私は本屋でパラパラットである。

 一事を成した人は、風貌に「風格」が漂う。柔道家は柔道着、役者は舞台衣装に隙がない。様になっている。それに比べて何を着ても似合わず、ダラダラ、だらしない人がいる。これ私・・・・

 礼状が書ける・約束がきちんと守れる・型どおりの挨拶が出来る・贅肉をつけない・プライバシーを詮索しないなど世間一般の常識が品格を生むようだ。
 しかし、この常識が曲者で、何を基準としての常識なのか「自分の常識は他人の非常識」が罷り通る御時世では混乱してしまう。

品位とは、人に自然に備わっている人格的価値のことで、品位のない人、品位を欠くなど言われる。
 気品とは、どことなく感じられる上品さをいい、気高い品位、気品のある物腰など網羅してみたが、これらをクリアすると高品格の評価を受けることは間違いない。

 衣食足りて礼節を知る。生活が豊かになって初めて、道徳心が高まって礼儀を知るようになるということである。裏返せば、食うものがなければ人は争う、戦争である。礼節、品格なんてどっかに飛んでってると思いませんか?品格か死か!!!

 日本は横綱の品格などが取り沙汰されているほど平和ムードである。
 毒が入ろうが食糧は輸入に頼らざるをえず、輸入ガソリンも急騰まっしぐらであるが、「平和ボケの真っただ中」はいつまで続くのか、日本の「品格」は維持できるのだろうか・・・ああ、日本沈没の危機は迫る。
 勿論、個人の品格などとっくにぶっ飛んでいるだろう。

  髪振り乱し形振り構わず「品格」を維持するのは大変だョ・・・・・・・・・・・



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