秋の全国火災予防運動が展開されている13日、宮代町と久喜市で構成する久喜地区消防組合は久喜市総合運動公園で「消防特別点検」を実施した。
この点検は、冬を迎えて火災が発生しやすくなるこの時期、今一度、災害活動に必要な指揮統制の取れた組織体制を確認するために行なわれるもので、行政の長や議会関係者、一般市民などが消防職員・消防団員の服装規律、消防車両や機械器具の維持管理状況を確認すると共に、消防ポンプ車操法などを査閲するもの。
13日午前8時30分、朝霧の立ち込める久喜市総合運動公園で、「消防特別点検」がスタート。
女性隊員や
宮代消防団の隊員らが入場。
列を整え
管理者(久喜市長)や副管理者(宮代町長)らが、職務を遂行する上で必要な服装規律となっているかどうかを査閲。
女性隊員も査閲。
各消防団は各管理者が査閲。宮代消防団は宮代町長や町議会議長らが査閲した。
引き続き、消防車両や機械器具の維持管理状況をチェック。
時折、厳しい目を光らせながら
点検・査閲が終了した。
この後、女性消防隊員らによる、火災予防の寸劇が披露された。
子どもたちに理解できるように工夫された寸劇で
観客も「楽しめて分かりやすい」と
好評。
引き続きこの特別点検のメインの一つ「ポンプ車操法」が披露された。
的確な動き
十分な確認
きびきびとした動き
真摯な態度
見ている人に安心を与える操法が披露され、大きな拍手が送られた。
管理者もあいさつの中で「3.11や豪雨等思いがけない災害が起きてきている。十分な機材の配備と職員の技術の修得が不可欠である。訓練と自己研鑽に努め、万全を尽くしてください」と語った。
なお、特別点検後「表彰」が行なわれ
消防活動に業績のあった人に表彰状が贈られた。