立春から数えて88日目の2日は、茶摘に最適といわれる八十八夜だが、今年のお茶は少々遅れ気味。とは言え、季節は確実に進み、宮代町ではシオカラトンボが姿を見せるなど、自然は次第に春から初夏の様相へと歩みを速めている。
東日本大震災から時間が止まったように感じている人も多いと思われるが、この間、ソメイヨシノはすでに葉桜となり、
わずかに残った桜の実もうっすらと色づき
すでに落ちた実は
真っ赤に色づいて地面を彩っている
桜に変わって春を謳歌しているのはアメリカハナミズキ
しかし、その花も盛りを越え
藤にその座を譲る。
草花の世界でも初夏を告げる「オヤブジラミ」や
アマドコロ
カラスビシャクが花開き
シオカラトンボ(ムギワラトンボ)も姿を見せて、季節は初夏への装いへと移ろっている。