節分の３日、東武動物公園の動物たちも恵方巻を食べたり、豆まきをしたりと、無病息災を祈った。
チンパンジーのサム君とケイちゃんには来園者が巻いた特製の太巻きがプレゼントされ
黙って、かぶりついた。
まてまて、そっちの方向は・・・・と余計な心配をする飼育員を横目に、
「チンパンジーにとっての『恵方』は、陽が当たる方向」とばかりに陽だまりに陣取って「がぶり」
太巻きを巻いた来園者もその食べっぷりにニッコリ。
また、アカゲザルには
来園者から、豆のプレゼント。
豆がまかれると
器用に拾って口に
「歳の数だけ？なんて野暮」と取り合いながらいっぱい食べていた。
このほか、
ゾウのアイ（33歳）とキョウコ（33歳）には、「年の数だけの豆のプレゼント」では、その身体からして当然足りないと、豆から作られた柔らかい豆腐」もプレゼントされた。
ところで、恵方巻をプレゼントされたサム君だが、舎の中の水のみ場に張った氷を見つけて
「バリバリ」と音を立てながら口に
チンパンジーの生息地域では氷が張ることはないはずだが
氷慣れしているのか「恵方巻も良いけど、氷もね」と言いたげな顔をしながら食べていた。
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