
この時期、散歩道を明るく彩る花・セイタカアワダチソウ。
もともと観賞用に持ち込まれたとされるだけに、美しさも群を抜いている。
先日紹介したアキノキリンソウの仲間で、秋の野を華やかにする。

この花をよく見ると、多種多様の虫たちが集まってきている。
中媒花なので、虫たちの好きなものを取り揃えているのだろう。

だが、この花、花粉症の因として誤解されたことや、すすきの原と競合となることもあって「侵略的外来種ワースト100」や「外来生物法で要注意外来生物」に指定されるなど嫌われ者でもある。

だからというわけでもないだろうが、アレロパシーを有しあまりはびこりすぎないよう自制(?)する遠慮者でもあるようだ。
