家庭菜園などでもエンドウの花が盛りを迎えつつあるが、野でもノエンドウの花が咲き誇っている。カラスノエンドウにスズメノエンドウ。これにもう一つ。以前にカラスとスズメの間もカ(ラス)ス(ズメ)マ(間)グサと呼ばれる花があると紹介したが、その頃は咲いたものが見つからず、後日写真をとしておいた。
やっと、咲いている花に出会ったので・・・。
スズメノエンドウと大きさを比べてみると、写真のとおりスズメノエンドウの4個分くらいの大きさ。
カラスノエンドウやスズメノエンドウはどちらかというと上を向いて咲くものも多いのに、カスマグサはほとんどが下向き。独りだけ「ノエンドウ」の名前がもらえず草呼ばわりされて、しょげているのか、俯いてばかりで写真を撮るのは一苦労である。
加えて、カラスノエンドウをヤハズノエンドウと学術的な呼び方をする人が増えてくると、カスマグサの「カスマとはどういうこと」などと質問されても返答に窮してしまいそう。