宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

宮代町に旅の途中のムナグロが現れる

2010年04月21日 21時04分26秒 | 宮代ニュース
21日、宮代町の田で、羽根を休めるムナグロの姿が確認された。



手許に確実なデータがないため、正確な状況はわからないが、昨年は4月24日に確認されており、これに比べると、今年は若干早い飛来である。



ムナグロは、シベリアやアラスカ西部のツンドラで夏を過ごして繁殖し、冬は東南アジアやオーストラリア、インド、アフリカ東部などに渡り越冬するといわれている。



日本へは春と秋に旅の途中で立ち寄る旅鳥で、全国各地で羽を休めるとされている。



春のこの時期は、日本では田植えシーズンとあって、観察しやすく、目撃情報も多い。



宮代町でも少なくとも町内数箇所の田んぼで出会うことが出来る。



ムナグロは全長24cm程度。その名の通り、夏になると、顔から腹までの下部分が黒くなり、それを囲むように白い縁取りを示す。



21日確認されたムナグロは30羽ほどの集団で



田植えの準備が行われている田で餌を探したり



ツグミやムクドリとじゃれあったり



次の旅に備えて、羽を休めていた。


宮代町西光院で御影供が行われる

2010年04月21日 20時14分02秒 | 宮代ニュース
弘法大師の命日にあたる21日、宮代町の西光院では御影供(みえく)が行われ、近在の人たちが参詣し、手を合わせていた。



ただ、今年は露店など門前の賑わい物が一切なく、お小遣いを握り締めて、お参りに来た子供たちはちょっとがっかりした様子で、足早に寺を後にしていた。



宮代町の郷土カルタにも取り上げられている御影供。この伝統行事の賑わいが薄れていくことに寂しさを感じながら手を合わせる人もいた。



伝統行事を人の集まりやすい土・日曜に移す例が多い中で、西光院の御影供は4月21日を守っており、訪れる人も、子どもたちが学校から帰ってくる昼過ぎ以降というのが多い。



また、御影供派宗教行事とあって自治会や子ども会などが積極的に動きづらいこともあってか、賑わいが少なくなっていっているのが実情。



こうした中で、昨年は雨模様とあって、人出が極端に少なくなり、今年は露天商も出店を見合わせたものと見られる。