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宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

宮代高校で公開講座を開講

2009年07月19日 10時33分55秒 | 宮代町の出来事
「上杉謙信は頻繁に、この宮代町付近に出兵しています。それも、雪深い三国峠を越えて、あえて冬期間に、どうしてでしょう」と、今、話題の人物上杉謙信の「関東侵攻」を題材とした公開講座が18日、埼玉県立宮代高校で開かれ、歴史研究ファンなどが熱心に聴講した。



これは地域住民や保護者らとの交流を積極的に進める宮代高校が、夏休みとなるこの時期に開催している公開講座の一つ。

18日は、「上杉謙信の関東侵攻」のほか「七宝焼き入門」講座か開かれた。7月25日には「ホームビデオから一歩進んで」と題して「編集を意識したビデオの撮影、編集の方法について」の講座が行われる。詳細はこちら



この講座は、学校の授業で行う内容ではなく、先生方の独自の研究や勉強・趣味の分野の講義が行われるなどで好評。
18日の「上杉謙信の関東侵攻」も、社会科の先生ではない平井・講師が足で歩いて集めた資料などを中心にして人間性溢れる講義となった。



「天地人」のテレビ放送で、時の人である上杉謙信と宮代町など関東との関係にスポットをあて、独特の切り口で、楽しく、わかりやすく解説。「川中島の合戦などで有名だが、意外に関東にも良くやってきており、1561年に関東管領となってからは、毎年関東に出兵し騎西城(埼玉県騎西町)などは2回も焼かれている」。



「それも、雪深い三国峠を越えて冬にやってくる」と、「関東出兵は冬季の『出稼ぎ』では」と、また「人身売買のようなこともやっていたようだ」と、学校の授業では聞けないような話も。



参加者からは「来年は、どんな話が聞けるのか楽しみ」と、次回を期待する声もあがっていた。

宮代町や杉戸町の浅間様で初山

2009年07月01日 17時32分39秒 | 宮代町の出来事
7月1日、宮代町や杉戸町の浅間様で初山が行われた。



富士山の山開きのこの日に近隣の浅間神社にお参りする「初山」は、子どもの健やかな成長を願う行事で、この日も、各浅間様におまいりする赤ちゃん連れが多く見られた。



特に、宮代・杉戸地区では、宮代町山崎の「赤松浅間社」と辰新田の「浅間神社」、杉戸町の「河原の浅間様」の三つの山に登るのが慣わしとなっているが、今では、1箇所で済ます人が多くなったようだ。



宮代町山崎の「赤松浅間社」は緑に囲まれた御山、付近の人が訪れていた。



辰新田の浅間神社は苔むした御山。訪れた人も、足元が悪いこともあって、登るのにちょっと苦労する場面も。



杉戸町の「河原の浅間様」は、石積みの登りやすい御山とあって、気軽にお参りに訪れる人が多く見られた。



山頂でお祓いを受け



額に登頂の印のはんこを押してもらい





記念撮影をして下山。



記念のお札やうちわなどを買い求めていた。


祝い初山(うら浅間)が行われる 宮代町和戸宿の浅間神社

2009年06月30日 13時32分08秒 | 宮代町の出来事
宮代町和戸宿の浅間神社では30日、祝い初山(うら浅間、晦日初山)が行われ赤ちゃんをつれた若夫婦やおじいちゃやおばあちゃんらが大勢訪れた。



初山は富士山の山開きが行われる7月1日に行われるが、晦日(みそか)初山として6月30日から行われるところも多く、和戸宿の浅間神社でも例年6月30日に行われている。



今年の富士山は雪が多く、7月1日の山頂までの登山は難しいとの見方が強まっているが、和戸宿の初山も前日来の雨が午前中のこり、参拝の出足が心配されたが、昼前に雨が上がったことから、順調な出足となった。



お祓いを受けた赤ちゃんは額に初山記念の印を推してもらっていた。



泣き出す赤ちゃん、「どうだい」と正面を向く子、お母さんも一緒に印を押してもらいお互いに見つめあったり、微笑ましい姿が見られた。



参拝の終わった人は記念撮影をしたり、「うちわ」や「たんきり飴」を買って近所や産見舞に来てくれた人のお土産としていた。



私も、記念撮影に便乗させていただいてパチリ。



少子化といわれているが、30日の和戸宿の浅間神社は、そんな感じを吹き飛ばす赤ちゃんの声が響いていた。



なお、7月1日は、宮代町山崎・辰新田、杉戸町の浅間神社などで、初山が行われる見通し。

歩いた歩いた 宮代再発見

2009年06月27日 19時24分04秒 | 宮代町の出来事
「この辺りは毎日散歩しているが、初めて見た」と、驚きの声が多く聞かれた宮代町再発見のハイキングイベントが27日行われ、15名ほどの参加者は、暑さを忘れて新発見を楽しんでいた。



これは、宮代町郷土資料館が現在開催中の企画展「みやしろ歩け歩け!」の関連講座として、同企画展で設定した9コースの中から、2コースを学芸員の説明を聞きながら実際に歩いてみようという催し。



6月21日と今日27日の2回開催が予定されていたが、21日が雨で中止となったため、今回だけの企画となった。
参加者からは「こんなことが、自分の住んでいる身の周りにあるとは知らなかった。大変興味深く歩くことが出来た、是非、この企画を定例化して欲しい」との声や「次回はいつですか?」との声があがっていた。



27日、午後1時半、和戸駅に集合した参加者は、23日に記録した今年一番の暑さを軽く突破する気温34.1度と、真夏を思わせる強い陽射しの中、水分補給に十分に留意しながら出発。



出発してすぐに「この道路の下を姥ヶ谷落しが流れています」との説明に、「え!!???」とキョトン。



早くも「知らなかったー」、「通勤で、駅に向かうとき毎日見ているのに・・・」との声が。



「鉄道の橋を支える橋台を見てください。煉瓦でできています。川の管理者と橋の管理者が違うので、こうした部分は昔の構築物が残っていることが多くあります。宮代町では5箇所の煉瓦橋台が確認されています」。明治31年東武鉄道の工事が始まったとき橋台や橋脚に煉瓦が多く使われた。その構築物が今も現役として頑張っている。「この橋は良く見ているのに、橋台までは・・・。気がつかなかった」。また、当時、どんな思いで一つ一つの煉瓦を積んでいったのかと思いを馳せる人も。



「ここは、川が交差しています。こうしたところでは、サイフォンの原理を利用して一つの川の下をもう一つの川が流れています」。川が合流するのではなく交差する。「昔の人の知恵にはビックリした」とか「この川は、ここで急に深くなり、いつも水が溜まっていたから、子どものこれは、ここでよく魚を捕ったけど、そういうことだったのか」と参加者の一人。



今回の企画展「みやしろ歩け歩け!」は、車の移動では通り過ぎてしまうようなポイントにスポットを当てて紹介している。その、関連講座ということで「え、こんなことまあったの」というような説明の連続。学芸委員の方の注意力と調査・勉強に頭が下がるとともに、是非、この企画の定例化をとの声が聞かれた。

(矢部造酒之丞寿蔵碑)

総距離数5.2km。御成り街道や鎌倉街道など古人らが歩いた道をたどりながら和戸駅に戻ってきた参加者は、汗びっしょり。「もう少し気候の良いときに次を・・・」と。
時計は午後4時半。約3時間の宮代町散歩だった。

ハーモニカクラブ「久喜ハモンズ」が宮代町・進修館で初の久喜市外単独コンサート

2009年06月21日 15時36分24秒 | 宮代町の出来事
埼玉県久喜市で演奏活動などを行っているハーモニカクラブ「久喜ハモンズ」(渡辺浩造・代表)は21日、宮代町の進修館小ホールで、同クラブとしては初めての久喜市外単独コンサートを行い、集まった約200名余を、素晴らしい演奏で魅了した。



久喜ハモンズは平成14年に設立、ハーモニカを中心にギター、マンドリンなどで構成されており、原則として、毎週火曜日午後、久喜市中央公民館で練習活動を行っている。



今年5月には、久喜総合体育館で第7回コンサートを行うなど、久喜市をメインとして演奏活動を行っているが、昨年宇都宮市で、また今年5月に草加市で開催された「東武沿線ふれあいハーモニカコンサート」に参加するなど対外活動も活発化させている。



こうした中、今回、初の対外単独コンサートを宮代町で開催したもので、会場は200名を超える満員の観客で埋まった。



「北の国から」などポピュラーな曲を主体に演奏、途中、宮代町のコーラスグループ「コール・ブーケ」のリードで会場全員で「有楽町で逢いましょう」など2曲を合唱し、会場は大きな拍手に包まれた。



全17曲、1時間半の演奏が終わると「アンコール」の嵐。「好きになった人」を会場の手拍子とともにアンコール曲として演奏した。



対外活動の最初の会場として宮代町を選んだことについて渡辺代表は「メンバーの中に宮代町の人はいませんが、宮代町の二人の方が、私たちをこの会場に導いてくださった。一人は、創立期を支えてくれた人、もう一人は同じ音楽仲間として宮代町で活躍なさっている人。そして、何よりも、宮代の人とこの会場が一体となってかもし出す良い雰囲気『コンサートを行うなら是非一度はこの会場で・・・』と思っていた」と語った。