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胃酸の逆流で逆流性食道炎が起きるなんて大間違い !?

2018年01月18日 | 胃の病

胃酸の逆流で逆流性食道炎が起きるなんて大間違い !?
(最新更新:2018.6.21)

 局所のことについて語ろうとする本題に入る前に、物事は高所から大局を見通す必要がありますので、少々長くなりますが、まずは小生がそこに至ったまでの経緯を述べさせていただきます。
 
大晦日のことであった。年末年始休業の店内で1か月の〆の経理事務をしていたら、ゆうパックが届く。なんと偉い先生(高木智司先生=『タオル枕健康法』の著者)から「爪もみリング2個とその関連書籍」を贈っていただけたのである。その先生の書かれた本を要約して当店新聞の記事「首・腰タオル枕健康法」にしただけであるのに。
 早速お礼の電話を入れたところ、
高木先生がおっしゃるには、1年前に安保徹先生(2016年12月逝去)がお亡くなりになってから免役治療の活動(日本自律神経免役治療研究会[現:日本自律神経病研究会])もしぼみがちになってしまったとのことで、いたく嘆いておられた。その活動とは鍼灸(しんきゅう)を中心としたもののようで、いただいた本の題名が『実践「免役革命」爪もみ療法』(2004年)とあるから、そういうことであるのであろう。

 さて、その書は、福田稔著・安保徹推薦とあり、推薦者と著者とが同列で名が挙がっている。このように安保さん推薦となっているものは他の著者のものもあり、無名な著者の本を目だ立たせようという意図があるのではあろうが、本を読んでみたら、こと自然免役に関しては「福田=安保理論」とあり、なんとお二人は同格である。著『免役革命』(2003年)で一躍有名になられた安保先生であり、異端の免役学者・安保先生と、福田先生が同格であるとは知らなかった。加えて、日本自律神経免役治療研究会理事長との肩書きもあるのだから大御所でもある。しかしながら残念なことに、福田先生も2014年にお亡くなりになっておられた。
 なお、安保先生はその研究会の名誉理事長であったし、冒頭で紹介した高木先生は理事(現職)であるし、「爪もみリング」の開発者でもある。

 本をいただいてから10日ほど過ぎてやっと読み終えた。福田稔医師もやはり異端児である。大病院で外科医として長年勤務し、数多くの手術をこなすなかから、胃がんなどの手術に疑問を持ち、高名な鍼灸師の出会いによって衝撃を受けたのを機会に、今までの治療法を完全に変えて、手術しないで漢方薬を使ったり、鍼(はり)の代わりに注射器の針でチクチクつぼを刺したりし始められたのだから、そりゃあ大変だ。「福田がオカルト療法を始めた」などと陰口をたたかれたりして、とうとうその病院を首になり、その後、小さな病院にもぐりこんで鍼灸治療を続けてこられたとのことである。

 ここで異端児と言ったが、それは現在の日本の医学界サイドから見た言い方であって、実際は、実に全うな治療法を確立されたのであるからして、こちらが正道である。
 福田先生はその著書のなかでこう言っておられる。
 「病院側からももっと一般的な治療を行なうよう求められもした。それも無理はない。自律神経免役治療に基づく治療で、一人の患者から私が受け取る金額といえば、わずか数百円にすぎなかった。病院にすれば、いくら治療効果が上がっても、私は厄介者でしかなかったのだろう。それでも私はそれら雑音には耳を貸さず、ただ患者の笑顔を頼りに、己の信じる道を歩み続けてきた。そしてそれなりの実績を積み上げてきたつもりである。今、逆に私は彼らに問いたい。彼らが拠り所としている現代医学でがんやアトピー性皮膚炎などの難病がどれほど治癒しているのかと。」

 本書が発売されてから14年が経とうとしているが、内容は新鮮であり、決して古ぼけてはいない。安保先生の『免役革命』(2003年)とてそうである。続刊を含めて安保先生の本は数冊持っているのだが、今までにまともに取り上げたことがない。これらはいずれ機会をとらえて紹介せねばいかんと思っている。

 随分と前置きが長くなってしまい、申しわけありません。
 これより本題に入りますが、予備知識として「逆流性食道炎」について概説します。
 食道も胃や腸と同様にぜん動運動をし、飲食物を胃の方向へ運びます。その末端には食道括約筋があって、飲食物が食道を通過したら食道を絞り込んで胃の内容物が逆流しない造りになっています。加えて、もし胃の内容物が少々逆流しても、ぜん動運動でもってすばやく胃へ戻したり、食道に入った胃液を唾液によって薄めて押し戻すことで、食道粘膜が炎症を起こさないようにしています。
 この仕組みのどこかが何らかの原因によってうまく働かなくなると、胃の内容物が逆流して食道粘膜が炎症を起こし、それがひどくなるとびらん(ただれ)が生じます。自覚症状としては胸やけです。なお、
内視鏡検査で異常が見られない場合は「非びらん性胃食道逆流症」と言います。
 そして、胃の内容物の逆流が喉まで達すれば喉の痛みを感じますし、それが誤って気管支に流れ込めば咳込むことになります。寝たきり老人の場合、こうした症状や反応を示さないことも
ままあり、雑菌が肺に入り込んで肺炎を引き起こす元凶になります。
 なお、ゲップが出る場合にも胸やけと似たような症状を起こすことがありますが、これは胃から何らかのガスが逆流するとき、胃の内容物が少量逆流することによるものです。

 以上のことは現代医学の教科書に書いてあることです。
 さて、これより
福田稔著『実践「免役革命」爪もみ療法』から胸やけの真の原因について紹介します。小生、これにはほんとビックリしました。以下、引用します。

 誰でも食べすぎたり飲みすぎたりして胸がムカムカしたことがあるだろう。この胸やけはどうして起こるのか。一般には胃酸が食道に逆流することが原因と考えられている。
 胃がなくても胸やけが起こる謎
 しかし、この原因はどうもあやしい。
 というのは、私は外科医として数え切れないほど胃の切除を行なっており、手術後、胃がまったくなくなった人が胸やけに悩まされるケースを多々、目(ま)あたりにしているからである。胃がなければ胃酸が分泌されるはずがない。にもかかわらず胸やけが起こっているのである。と、すれば、食べすぎや飲みすぎの場合も、原因は別のところにあると考ええるのが自然ではないか。
 そう思って、これまで診てきた胸やけ患者に思いをはせると、意外なくらいにすんなりと解答が頭に浮かんできた。
 胸やけを訴えて来院する人は痩せ型の男性が多い。…典型的な交感神経優位のタイプだ。当然、彼らは副交感神経の働きが弱く、食道、胃、腸など消化器の働きが不活発な状態に陥っている。食べるとすぐに、胃や腸のぜん動がストップし、胃酸や消化液も不足してしまうのだ。と、すると胸やけはそうした体の限界を告げるサインと考えればいいのではないか。
 これまでの通念である胃酸の逆流というのは、胃酸が過剰に分泌されていることを意味しているといってもいいだろう。しかし、じっさいはその逆で、胃酸が枯渇していることによって胸やけが起こっているのである。
 そう考えると、胃を全摘した患者が胸やけに悩まされるのも納得できる。胃がなくなったことで、彼らは胃酸がまったく分泌されず消化能力が枯渇している。そのために体が悲鳴をあげているというのが、彼らが胸やけに悩まされる真因だろう。
 もちろんこのときに自律神経が交感神経優位に大きく傾いているのは、いうまでもないだろう。
(ここより、少々飛んで、別の項から引用)
 胃かいようの犯人も顆粒球だった
 …もうひとつだけ、今度は思わず笑ってしまうような事例を紹介しておこう。サラリーマンの多くが経験しているだろう胃かいよう治療のケースである。
 最近でこそ、胃かいようの犯人はピロリ菌ではないかといわれているが、少し前までは胃かいようというと、わけもなく胃酸過多が原因と決め付けられていた。これはある医師がH2(エイチツー)ブロッカーという胃酸の分泌を抑える制酸効果のある薬を胃かいようの治療に用いたところ、てきめん効果が現れたことによるものだ。つまり制酸作用を持つ薬に効果があったからと、いわば後づけで原因が特定されていたわけだ。
 しかし実のところ、胃かいようの原因が胃酸ではないのは明らかだった。何といっても胃の働きが弱く、胃酸の分泌が極端に少ない人でも、胃かいようになっていたのだから……。
 ところが、不思議なことに、そんな場合でも病院では、H2ブロッカーが処方されていた。そして、かいようは改善されていたのである。と、なると、ますますもって制酸効果はかいようの改善とは無関係と考えるのが普通だろう。つまり胃かいようの原因は胃酸とは別のところにあるわけだ。
 しかし、これもまた不可解なことに、医療の世界では相も変わらず胃酸過多が胃かいようを引き起こすと考えられ続けていた。そうして胃が弱い人にH2ブロッカーが効果をもたらすことについては「不思議だね」のひとことで片づけられていたのである。
 医学界の大誤解「胃酸と胃かいよう」
 しかし、じっさいのところは不思議でもなんでもない。
 私たちは、胃かいようも、がんやアトピーと同じように、自律神経の働きが乱れ、白血球の中の顆粒球が増大することが原因していると考えている。副交感神経が優位ならば、胃酸の分泌は多くなるし、交感神経優位であれば、分泌は低下してくる。前にあげたピロリ菌にも顆粒球を増大させる作用があることもわかっている。むしろ胃酸が多ければ、ピロリ菌は少なくなる。つまり、リンパ球は多くなってくる。と、すれば、自律神経の働きを是正して白血球のバランスを改善することが、もっとも効果的な治療であるはずだ。
 実はH2ブロッカーは、そうした自律神経を調整して白血球に働きかける作用があるのである。胃かいようの治療を手がけている医者なら誰でも知っているH2ブロッカーという薬には、[一般の医者は知らないようだが  *1]白血球の中の顆粒球を抑えるという「副作用」があるのである。実はこの「副作用」こそが、かいようを改善させている効果の本質だったのだ。
 加齢により、胃酸の分泌は低下する。もちろん、ストレスによっても胃酸の分泌は低下してくる。すると胃の中にピロリ菌は住みやすくなる。胃酸の分泌が多ければ、ピロリ菌は、少なくなってくるし、胃・十二指腸かいようも改善される。とにかく、悪の根源は、[顆粒球が異常に増大することによって大量発生ずる  *2]活性酸素である。
 残念ながら医学界は、いまだにこの事実を認めようとしない。目の前の症状や既成事実として認められていることだけに気をとられ、大きな視点で人間を観ることのできない、この旧弊な体質こそが医学界の最も本質的な問題だ。もう少し目を開き、自律神経の働きに着目すれば、難病といわれる病気にも治癒の道が開かれるのに……。そう思うと残念を通り越し、無念の思いさえ禁じえないこの頃である。
(引用ここまで) (注:[ ]内の*1は引用者が類推して挿入、*2は他の項の記述による)

 ここで、「自律神経」「交感神経」「副交感神経」「顆粒球」「リンパ球」について、ちょっと解説しておきます。
 自律神経とは、随意神経(運動神経や感覚神経)に対比される不随意神経で、自分の意思で働かせることができない神経系です。そして自律神経は交感神経とそれに相対する神経である副交感神経からなります。前者は興奮しているとき、後者はリラックスしているときに優位になり、そのバランスがとても重要です。ストレスがかかると交感神経が優位になり、ストレスが大きいほどよりそうなってしまってバランスを崩し、様々な体調不良、疾患を生じやすくなります。
 白血球は幾種類かありますが、圧倒的に多いのが「顆粒球」と「リンパ球」の2種類で、そのバランスが重要なものとなるとするのが「福田=安保理論」の本質です。顆粒球とリンパ球のバランスは自律神経バランスと密接な関係にあり、交感神経が高ぶれば顆粒球が増大し、副交感神経が卓越すればリンパ球が増大することが判明しています。そして、顆粒球はその寿命が尽きるときに活性酸素を大量にばら撒きますから、ヒトの体内で作られるSOD(スーパーオキサイド ディスムターゼ)などの抗酸化剤では処理しきれず、顆粒球がいたずらに増大することは生命活動に様々な支障をきたすことになるのです。

 さて、慢性胃炎の方は、往々にして胃もたれ(消化不良)と併せて胸やけが起きます。このブログの「胃薬を飲めば飲むほど胃は悪くなる…」などの記事でコメントやメールでをいただいたりするなかで、極度の消化不良でありながら、お医者さんからH2ブロッカーを処方され、これによって胸やけが軽減したという方が何人かいらっしゃいました。
 本書を読む前までは、“胃酸が強く出すぎて胸やけになる”という常識にしばられていましたから、“胃酸の出が極端に悪い人でも食道粘膜が過敏になっているのであろうから胸やけが生じ、徹底的に胃酸の出を絞ってやれば、とんでもない消化不良を起こすものの、胸やけが解消する”ものだと思っていました。
 でも、そうではなかったのですね。どうやら、H2ブロッカーの「副作用」で顆粒球が減ってリンパ球とのバランスが整い、そして交感神経と副交感神経のバランスを整える方向に働き、その結果として胸やけの軽減という効果をもたらした、ということになります。

 もう一つ異様な例を紹介しておきます。3、4か月前に当店に来られたお客様でガスターテン(H2ブロッカー)をお求めになり、問診すると“不眠症でもあるし、これを飲むとよく眠れる”とおっしゃる。これにはたまげましたが、本書の引用部を読んで、そういうことも有りなんと感じたところです。これも、顆粒球が減って交感神経の高ぶりが抑えられ、精神安定剤同様の「副作用」として働いたことでしょうが、絶対に真似をしてほしくない使い方です。虚弱な胃をますます痛めつけることになるH2ブロッカーですからね。

 近年、逆流性食道炎がマスコミにもよく登場するようになりました。でも、これはその多くが冒頭の基礎知識で書きました寝たきり老人に当てはまるだけのことでしょう。
 胸やけは逆流性食道炎が原因するものではないとする、福田医師の説のほうが的を得ているように思われます。非びらん性胃食道逆流症は特にそうですが、びらん性であっても、胸やけの原因は「胃や腸のぜん動がストップし、胃酸や消化液も不足してしまう。そうした体の限界を告げるサイン」と考えたほうがいいでしょう。
 このことは、漢方の理論からも裏打ちされます。漢方では、「消化器系の不調は消化器官粘膜を荒らし、その粘膜とつながっている皮膚をも荒らす」となり、胃なり腸の不調でもって、口腔では口内炎を起こしやすくなるのはよく知られたことですし、食道も影響を受けて炎症を起こしやすくなるのは必然です。そして、皮膚も荒れるところまでは行ってなくても随分と過敏になっていることでしょう。

 もう一つ、別の観点から補足しましょう。それはゲップです。冒頭で「ゲップが出る場合にも胸やけと似たような症状を起こすことがありますが、これは胃から何らかのガスが逆流するとき、胃の内容物が少量逆流することによるものです。」と書きました。
 慢性胃炎の方はゲップがでることがけっこう多いようです。その原因は3つほどあります。(1)食べ物と一緒に空気が胃に入り込み、その空気が逆流してくる。(2)唾をゴクンと飲み込んだときも同様なことが起きる。(3)腸で内容物が発酵・腐敗したときにできるガスがおならとして出ず、逆流して口から出る。
 胃が健常な人が満腹食べたときは(1)が生じますが、慢性胃炎の方は、精神的緊張から唾を飲み込むことが多くて(2)が往々にして生じますし、腸の働きも落ちていることが多いですから(3)も起こりえます。
 こうしたゲップによって、食べた物の味や臭いを感じることになるのですが、そのとき胃の内容物はごく少量逆流するだけで、すぐに新たな唾でもって洗い流されますから食道に炎症を起こすことにはなりえない性質のものでしょう。せいぜい過敏になっている食道粘膜が異常反応する程度のことです。
 なお、こうした異常反応の根源は、「福田=安保理論」からして活性酸素の大量発生ということになります。つまり、常時大きな精神的ストレスを抱えていると、交感神経が高ぶり、顆粒球が増大し、やがて顆粒球が寿命が尽きるときに活性酸素を大量にばら撒き、その活性酸素によって全身の細胞が痛めつけられて過敏になり、特に脆弱な粘膜において自覚症状として現れるというものです。

 最後に「逆流性アルカリ性食道炎」についても触れておきましょう。
 胃を
全摘した場合に、いつまで経っても胸やけで悩まされる事例があります。この場合は、胃がないですから胃酸が出ることはなく、十二指腸内の胆汁や膵液が逆流して食道に炎症を起こすと言われています。これは、術後に腸管との縫合部などで癒着、狭窄が起きた場合、食物が通過しにくくなって起きるもので、再手術によってこれが解消され、胸やけが治るという事例から、そのようだと言われるのです。
 胃切除後逆流性食道炎に対する再手術の経験(富山医科薬科大学他)
 なお、胃を全摘した場合の癒着、狭窄がないケースでも、お腹の圧迫などによって逆流が生ずることもあると言われています。
 こうした事例は、たしかに消化管内容物の逆流という物理的現象も生じましょうが、その胸やけの主因は、胃がないことによる消化不良とそれに密接に関係する腸内環境の悪化によって「体が悲鳴をあげている」というサインが出ているから、と捉えたほうがいいのではないでしょうか。小生にはそのように思われます。

 本稿は、慢性胃炎の方に胸やけを訴える方が多いですから、その真因について、下記記事の補足として投稿させていただきました。慢性胃炎の方にどれだけかの参考になれば幸いです。
  薬を飲めば飲むほど胃は悪くなる(付記:お茶も薬のうち)
  胃の調子が少々おかしくてもヒーヒー言うんじゃない!

(2018.3.13追記)
 胸やけを解消する意外な方法があることを知りましたので、記事にしました。
  太田胃散が胸やけに効くわけは意外なところにあり

(2018.6.21追記)
(参考記事)本稿の中で、福田稔著『実践「免役革命」爪もみ療法』を一部引用しましたが、“爪もみ療法”は、交感神経を沈め、副交感神経を高めますから、慢性胃炎の方におすすめしたい治療法です。下記をご覧ください。
  実践「免疫革命」“爪もみ療法”のすすめ。いろんな病気が改善しますよ。

 


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2 コメント

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ご紹介に預かり光栄です…。 (心神診療室)
2018-01-20 22:28:57
 大先生なんてとんでもないです。
お送りしたリングの補足させてください。これはその後の研究で判明した、未発表のネタでもありますが。
まず、爪先のツボ刺激が良いことは、すでに平安時代から実用されていたことが判明しました。
さらに、内臓すべてを治せる経絡(ツボを結ぶライン)は12ありますが、そのうち11は
指と趾に始まります。鍼師はこのラインの一部を利用して病を治せるわけで、同様にリング刺激は、たったの指先刺激だけで、全臓器の病を治すことが可能なのです。
 ご愛用頂けると、幸いに存じます。
 
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心神診療室様へ (薬屋のおやじ)
2018-01-21 08:52:40
高木先生、コメント有り難うございます。
爪もみリングは女房と娘に渡してありますが、いまだ使用していないようで申し訳ありません。
小生は、風呂に入ったときに爪で趾を、蒲団に入ってテレビを見ながら爪で指を刺激しています。ツボにピタリと当たったときでしょうか、ジーンと心地好い痛みがしてきます。
やり忘れることも多いですが、根気よく続けようと思っています。
有り難うございました。
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