玄米菜食がゆえに明治初期の日本人は健脚であった
江戸時代もそうであったと思われるのですが、明治初期の日本人の健康度は格段に良かったと思われます。これは史実にあるのですが、開国によって日本を訪れた外国人が皆、日本人の元気さ、健康さに驚いています。
そうしたことから、ある外国人は、東京から日光へ行くのに、馬に乗っていった方が速いか、人力車が速いかを競争(実際には競させてはいないようですが)させたら、何と人力車の方が勝ってしまったというから驚きです。その外国人は、人力車夫は普段は肉を食べていないから、彼に肉を食わせればもっと速く走るだろうと考え、車夫に肉を食わせたところ、車夫は“肉を食うと力が出ないから肉は止めにして欲しい”と訴えた、とあります。
以上のようなことを、このブログで複数の記事に書きました。
このことについて、より詳しく解説なさっておられる方を先日知りました。
和食大使/医学博士 服部幸應
学校法人服部学園理事長・服部栄養専門学校校長
テレビでもおなじみの食の探求者
長年にわたり“食育”の必要性を説き、実践している
この方の講演録要旨が、先日「日本講演新聞」(発行 ㈱宮崎中央新聞社)に4回シリーズで掲載され、一部割愛してA4判2枚(裏表印刷)にまとめ、当店お客様向けの4月DMに入れ込んだところです。
それをこのブログの読者の皆様にも紹介することにしましょう。
人力車夫と同様に飛脚もすごかったようです。当然に民百姓もそうだったことでしょう。
女性で凄かったのは、うろ覚えですが米俵3俵を担いでいる明治の写真を見たことがあります。今、ネット検索したら5俵でした。驚愕! よろしかったらご覧ください。
→http://syokutokenkou.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-6470.html