『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

私の龍馬観 第四話

2009-05-18 21:53:59 | Weblog
龍馬の遠い祖先は、明智光秀一族!?



(高知県高知市桂浜に立って世界を見つめている龍馬の像!自分の信じる道を何処までもまっすぐに進んでいった竜馬。 俗に言う、「いごっそう」とか、「いちがいな男」ではない。 常に新しいものを取り入れ、変化、成長していった人物である。そして、このように云っているのである。「世の人は、我を何とぞ言わば言え、我がなすことは、我のみぞ知る。」と・・。民主国家への絶対の自信と希望を持って進んでいたのでしょう!)




 坂本龍馬と明智光秀この異色の二人が、祖先が同じであると言う驚くべき説がある。緻密さと才知に長けた、明智光秀と、豪放磊落で優しさを兼ね備えた坂本龍馬、全く対照的な性格の二人。  こんな説もある、「坂本家の遠い祖先は、近江の国・坂本村(現滋賀県大津市)に居住していた明智氏の一族と、・・・。


(明智光秀です。ゲームのキャラクターとしてイケメンの美麗武将として登場しているようです。)




 明智光秀については、皆さん良くご存知の通り、本能寺の変で主君織田信長を倒し、天下を手中にするが、三日後に豊臣秀吉に打ち破られ、さらし首にされるのです。いわゆる「明智の三日天下」で有名な人ですよね。


(事実、美男子の光秀であったようですが、なぜか学生達には、人気がありません。そこには義に反して、主君を打ち倒した行動に、美男子であればあるほど、不気味に感じるのでしょうか。坂本龍馬とは、全く正反対のキャラクターですよね~。)





 明智氏が滅んだ後、その一党一族は、黄金をつぼに入れて、諸国を流浪しながら時の土佐藩主・長宗我部氏を頼って土佐の国に落ち延びて来たようです。
 そういえば、本山の茅葺の家(高橋家)、北山山荘も、近江の国から来て住み着いた記録が残っていましたが、ひょっとして、明智一族の残党でしたでしょうか?・・・。何か興味をそそられる部分です!


(長宗我部元親のゲームのキャラクターです。学生からもイケメン元親と大変に好かれているようです。四国を制定し住民からも大変に慕われていたようです。竜馬誕生の時代背景や環境に元親の影響が、大きく影響したと思われます。)




 そうして、明智一族は、土佐の国長岡郡才谷村に逃れて、居住を構えられるのですが、龍馬の家系坂本家も、長岡郡才谷村でありましたよね~。また、長宗我部元親の妻が明智一族の斉藤(蔵之助)家の出身であったのです。そしてなんと、坂本家の家紋は、明智家と同じ拮梗紋であると言う、色んな分野で符合しているのです。


(智将光秀。才知に長け、剣術もあり、美男子で、主君信長にも優遇されて、坂本城まで持つ身分にのし上がっていったのですが、最後に自身の人生を破壊してしまいました・・・。結局「八風」に冒されてしまったのです。自身の力に酔い、傲慢になってしまうと、自らをも破壊してしまいます。・・本当に注意をしなければいけない所です。)



 そうした事に異を唱える人もいますが、現実や、事実は、以外性の中で成り立っている事が多いので、完全に否定する事は出来ません。





 ともあれ、環境によって人間は創られると言う、牧口常三郎先生の「人生地理学」からすると、家系や系統から人間が創られるのではなく、南国土佐の高知の環境が、坂本龍馬を始め、歴史に名を連ねる、偉大な人物を育んだ事が、良くわかります。


(坂本龍馬も32歳の若さでこの世を去ります。一度は、傍にいた最愛のお龍に命を助けられるのですが、二度目は、そのような人は近くに居ませんでした。真の味方を創ることの大切さが、痛いほどわかります。真の味方とは、共に目標に向かって、お互いが命をかけて、守りあう事でしょう。龍馬はお龍に、このような歌を送っています。「又会うと、思う心をしるべにて、道なき世にも、出る旅かな」と・・・。羨ましい限りですね~。この二人には、悲しいけれど本当に感動します!!)



 「歴史は繰り返す!」と、よく言われますが、今まさに世界激動への変革期を迎えていますが、今後益々高知県の果たすべき使命は、重要になって来ると思うのは、私だけでしょうか。・・・・本当に凄い時代を迎えました!!


    つづく。
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宝の箱

2009-05-17 19:23:56 | Weblog
家には、生きてきた、記録と思い出がぎっしり!



(古い映画のポスターです。こうした古いものには、人の過去の心の宝物がぎっしりと詰まっているのです。人も同じで、長い間生きてきた人間には、人の世の多くの経験という、心の宝物を持っているのです。その宝物をしっかりと受け継いで生きたいものです。)



(高知市内の居酒屋さんです。店内のいたるところに古い映画のポスターが飾られています。そのためか多くのお客さんが訪れていました。人は暖かいものを求めているのです。)




 こんばんわ。あいにくの雨の日曜日になりました。今日は、少しずぼらをこいて、ゆっくりのんびりと、ビールでも飲んで「ひとり贅沢を楽しんでいました~。




(ひとり贅沢は、私には欠かせないものです。自分自身に「ほんのひと手間」をかける。そうすると、自分の時間が何倍も楽しくなります。)




 最近、古い我が家を、再生工事をする方が、増えてきています。2~3日前もおじいちゃん夫婦と若夫婦、そして、子供さん2人の6人ずれで、再生中の古民家を見に来られていました。その前日は、娘夫婦と、おばあちゃん3人で訪れ、工事契約をして行ったのです。




 古民家を再生をしようとするみなさんは、不思議に、ご家族そろって見に来たり、打合せに来たりします。新築工事では考えられない見学会や、打合せになるのですよ~。




 打合せの内容も、本当に古いお家を、大事にしようという心が、びんびんと伝わってくるのです。私共もそれで何時も元気を貰っています。
 そうした、古いものを大事にしようとする、エネルギーを植えつけて戴いて、本当に何時も感動し、感謝をしている毎日です。




 先日こんな記事を見ました。40年近く前に、マンションを購入し子育ても終えて、7年前に夫を失い、一人暮らし、そんな矢先にマンションの建替え話が持ち上がったのです。72歳のご婦人で当然、マンション建替え反対です。話はこうです。




「この部屋で、夫と過ごした32年間は、私の人生の大切な部分です。夫の死後は、過去に支えられて生きてきた。」と、そして、その思い出の住いを「強制退去は、体力的にも、つらかったが、体を引き裂かれたようで、精神的にも堪えた」 このように述べているのです。



 まさに古民家は、古ければ古いほど、その存在は、共に生き抜いてきた勝利の証であり、幸せを築きあげてきた宝の思い出が、一杯詰まっているのです。





 そのお家をさらに蘇らしていく。これは、何物にも変えがたい大きな喜びであろうか! 自分自身が、精神的にも肉体的にも、若返っていくような感激をしているのではないだろうか。息子さんやお孫さんは、そのおじいちゃんおばあちゃんの喜びの心が伝わり共に喜んでいるのでしょう。 本当に素晴らしい事です!!







(古いものには、人をひきつける何かがあります又、人を安心さすパワーも在るのです。そして人を優しくします。無限の効果が、まだまだ未開発の古民家ときめき再生です。)
 



 古民家再生は、関わる人間すべての人の心を豊かにしてくれるのです。
まさに、何物にも変えがたい、心の大きな宝物です。
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私の竜馬観 第三話

2009-05-16 19:44:23 | Weblog
特異な発想の人!! 竜馬!



(現代は、戦国時代と、幕末の龍馬の時代がいしょになったような時を迎えているのだそうです。・・・であるなら、激動と変革の時代を生き抜いた坂本龍馬から学ぶべき点は、数多くあるでしょう。それらを生かして、今を、最高のチャンスの時と定めて、打って出る行動を起こして行きたいものです。)



 こんにちわ。明年から始まる龍馬伝の出演者も、だんだんと決まりだしました。高知県出身の女優広末涼子さんも決まり、これから又一段と、龍馬への関心と機運は高まってくることでしょう。



 竜馬が生きた時代も、日本の大きな変革期でしたが、今まさに、その時代に匹敵するか、もしくは、それ以上の日本及び全世界の、激動と変化の時代です。学ぶべき点は多々あり、日本中が、この南国土佐の坂本龍馬に、大注目する事でしょう。いや、世界中かもしれません!そうしていく仕掛け作りも、大事になってくるでしょう!!



(一粒の種から、なんとトマトが、2万個も実った!との事です。人間の社会も同じように、偉大な人物の精神の種は、多くの人の心の中で開花して、やがては、大きな見事な果を実らせていくでしょう。今こそ、龍馬のように新しい感性と発想で、世界に打って出る高知県になって、注目され羨ましがられるようになっていくチャンスの時だと思うのです。)





 さて、坂本龍馬は、特異な発想の持ち主だったようです。龍馬が、何時も思ったことは、「武士道が、どうのこうのと理屈を並べ、血気にはやる武士は、はき捨てるほどいるが、領民から本当に尊敬され信頼される武士らしい武士は何人いるだろうか。農耕もせず、商いもせず、製造もせずして、泰然と農工商の頂点に立っている武士は、盗人と言うほかは無い。藩主などはその最たるものだ。」こう云って、行動をどんどんと起こしていったのです。



 当然そこには賛否両論が、巻き起こるのです。いつの時代も同じですね~。



 龍馬の顔見知りの女性「かほ」の兄・平井収二郎が、妹「かほ」に宛てた1862年3月25日付けの手紙に「たとえ龍馬よりいかなる事を相談いたし候とも決して承知いたすべからず。もとより龍馬は人物なれども書物を読まぬゆえ時として間違えし事も御座候得ばよくよくお心得あるべく候」と注意を促しているのです。






 ありきたりの学問を積み、知識の豊かさばかりに重きを置く連中の龍馬評は皆こうであったのです。






 龍馬は、書を読むにしても、細部の詳しい解釈などにとらわれずに、その書の本質を見抜くことに重点を置いて見ていったのです。






 そして、此れが、現実に結びつく生きた学問と考えていたのです。耳学問が主であった龍馬だが、幸いにもそれに相応しい当代髄一の多くの開明的思想の指導者や盟友に恵まれていたのです。同じ感性は、お互いが引き合うのです。まさに、福運集団です!!



(龍馬が、一番影響を受けた人物河田小龍です。ここから本来の龍馬の独特な個性と考え方が湧き出てくるのです。人との出会いが、如何に大切かわかります。偉大な人物と出会うか、そうでないかによって、人の人生は180度変わってきます。だからこそ、今自分自身を人間的に高めていく事で、それに応じた人と繫がっていく事が出来るのです。心は伝染していく、福運集団はまさにそれなのです。) 




 系統的な学問をしていないため、儒教思想などに凝り固まらず思考が柔軟であり、一級の人物から開明的な話を聞いては、恥とも思わず自らの思想を塗り替えていったのです。
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自然体こそ「癒し」

2009-05-14 13:40:56 | Weblog
疲れを溜めない秘訣!


(田舎のあるがままの環境が、見るものをして心落ち着かせ、安らぎを与えてくれます。時間をわすれ、生きているという喜びが、体の中から湧き上がってくるような、活力を与えてくれます。)



 ゴールデンウイークも終わり、早いもので、今年も早4ヶ月の三分の一が過ぎました。本当に時がたつのは早いものですね。いよいよ本年の天王山である、中盤の大事な時期を迎えます。そこで注意すべき事は、企業であれ、個人であれ、常にリフレッシュをして、疲れを貯めないと言う事です。(頑張らなければ・・!!)



 疲れには、肉体的な疲れと、精神的な疲れがあリます。肉体的な疲れは、休養をとりマッサージ・慰安会・慰労会等で解消はできます。・・が、問題は、後者の精神的な疲れからのストレスの解消である。それの解消、克服には、精神的な強さを高めるか、ストレスにならない考え方を身につけるか、どちらかの手だてが必要になります。



 目標や夢・理想や課題を明確にして、「前進」する勝利の結果を、勝ち取っていかなければなりません。



(生涯を通して、常に、前進に告ぐ前進で、前に進んでいった英雄ナポレオンです。そこには、不可能をも、可能にして見せると言う、常に前向きのチャレンジ精神がありました。こうしたチャレンジもまたストレスを解消する1つかもしれません。)




 そこに、自身の弱さとの戦いが、必要になってきます。人間はどのような人も、弱い自分自身と、強い自分自身の二つを心の中に持ち合わせています。「臆病の心」と「勇気の心」とも言います。この二つの心が闘って、勝った心がその人の行動を支配して行くようです。(負けないという心は、強い自分自身です。)



 
 世界の童話王アンデルセンの言葉に「人生と云う学校は人を向上させるところ以外の何物でもありえない」・「苦難は私達の船を進めるための風」、この様な箴言をことわざに残しています。



(子供たちに夢と希望、そして勇気を与え続けてきた、アンデルセンです。その裏には、人を思いやる深い哲学と、苦難に負けない強い信念があったのです。)




 また仏法の中にも、「苦難が来る事を持って、安楽であると心得るべきである」と、言われているように、仕事も人生も苦難と戦うからこそ、偉大な自身の前進があると断言を、されているのです。



 ここに、「人に喜んでいただこう」「この地域の活性化のために、みんなの利益向上のために・・・、お客様に喜んで頂く為に」と云う強い一念で、あまり肩肘を張らずに、何があっても負けないという自然体で臨んで、苦難をむしろ楽しみながら受け入れていく生き方がストレスを溜めない最良の送り方ではないだろうか。・・・。


(この朝顔のように、気取らない自然体が、見る人に、清涼感と素朴な美しさと、感動を与えるのです。人も同じで、自然体こそスムーズな肩のこらない人間関係が、できるのでしょう・・・。)



 あるがままの自分自身を出して、夢、目標を定め、そのための、今日の日と決めると、その日が充実して、ウキウキワクワクで送れます。嫌な事や、問題点、課題、悩みもでてくるとは思いますが、そうした事にとらわれずに、それがあるからこそ、魅力ある人間が出来ると、むしろそれを自身の前進の証と、気分を切り替えて頑張って行きたいものですね~。
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ゆれる政治

2009-05-12 21:36:02 | Weblog
民主党代表辞任の衝撃!



(小沢氏の突然の辞任会見です。企業献金疑惑で、追い詰められ、最後まで説明責任を果たさずに辞任会見です。民主党への期待が高かっただけに、この結末は、政治への不信を一層高馬手しまいました。)




こんにちは、今日は、朝から民主党代表辞任という、政界が揺れる騒動になっています。


 今、政界も含めあらゆる団体が、大きく変わろうとしています。いや、変わらなければ生き残っていけない時代です。時代は本当の意味で、庶民が主役の時に変化をしてきているのです。



(100年に一度の経済危機で、今こそ政治の力量が問われるときです。今こそ政治家自身が、庶民感覚の目線で、庶民に学ぶ感覚で、行動し知恵を使っていくときです。)




 特に今、多くの国民を支配してきた政界や官僚体制に、厳しい視線が投げかけられているのは当然で、今後益々、このうねりは高まっていくでしょう。



 今回の辞任は、その一つの小さな出来事に過ぎないことですが、此れだけ大きな反響と話題を呼んでいるのは、期待する民主党の党首が企業献金疑惑を持たれ、説明責任を果たさずに辞任したことです。


(今一度原点に立ち返って、誰が為の政治か、誰が為の政党か、誰に雇われ、給料を戴いているのか、自分の任務は何かを、全閣僚政治家官僚の方々に考えて変わってもらいたいと思います。国民は、それをしっかり見ているのです。)
 



 その結果、今後の日本の政治が、再び旧来の政治のように、庶民を煙に巻くような政治に逆戻りするのではと、一層の政治不信を掻き立てている現状です。100年に一度の経済危機が叫ばれている中で、政治の果たすべき責任は重大ですが、不信と不安は募るばかりです。


(今危機的な状況は、日本の国民です。それをしっかり認識すれば、先ず何を一番にしなければいけないか解ります。それを忘れて、小異にこだわって大同を忘れ、利害にこだわって、国民への奉仕を政治家は絶対に違えてはならないのです。政治家失格以前の人間失格につながります。)




 今、政治家も含め、議員や官僚族や公の仕事に縁している方たちは、今一度、時代の流れと本来の自分たちの成すべき事を、使命と責任を、もっともっと深く考え直す必要があるようです。




 日本も、本当の意味での民主国家に、今脱皮していく過程だと思います。民主主義、民主国家の字の如く、民(たみ)が、主(あるじ)の方向性であり国家なのです。全ての団体、会社、企業、政党も、個人の方々も、如何に大衆のために、庶民のために、社会貢献のために、と言う考えを最重要の理念にすえた個人や団体でないと生き延びていけなくなってきています。



(庶民が希望を持って、生活をしていける社会を築いていってもらいたいものです。今、世界で民間の交流が盛んになってきていますが、こうした民間外交こそ国と国を結びつけ世界に平和のネットワークを広げ、平和構築の大きな石杖になっていくことでしょう。)




 そのような意味からすると、本当に凄い時代がやってきたのです。あらゆるしがらみを断ち切って、一人の人間の幸せのために、世界に向かって行動を起こし、絶対平和主義を掲げ、世界が一つになる地球民族主義の時代が、もうそこに来ていると、私は強く確信をしているのです。
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私の竜馬観 第二話

2009-05-11 22:00:10 | Weblog
竜馬の妻・お龍



(樋口了一さんの手紙と云う曲、歌詞が本当に凄い感動ものです。一人でも多くの方に聞いて頂きたいと思っています。涙なくして見れません。)



 こんにちわ。今日は、朝、TVで、感動し、胸にこみ上げて来て、泣ける歌を知りました。題名は「手紙」です。ご存知の方も多いかと思いますが、聞いていて本当に大きなショックを受けました。機会があれば是非皆さん、樋口了一の歌「手紙」を、是非聞いて見てください。本当に感動を通り過ぎて、衝撃です!



(独特な個性と人間的な大きな魅力をもった坂本龍馬。高知県の環境を彷彿とさせる大らかで、無限の可能性にチャレンジして、世界に目を向けて行動を起こしていった龍馬の血が、土佐人には、流れているのです。歴史は繰返すと言いますが、今まさに世界激動の時代です。進取の高知の龍馬のような、熱き血潮の大情熱を持った人が、待望されているのです。)



 今日は、「私の竜馬観」第二話です。竜馬を取り巻く女性たちにスポットを当ててみたいと思います。やはり、独特な個性を持った竜馬に縁する女性たちも、龍馬の影響を受けてか、独特な個性を持った方々です。その中で竜馬が最愛の人として選んだお龍について観察してみたいと思います。



お龍が育った環境と知られざる逸話!


(気丈夫なお龍が命を賭けて、竜馬を守り、愛し抜き、日本人初の新婚旅行を行った二人です。激動の時代を生き抜いた戦友として、お互いを尊敬していたのでしょうか?!お互いのいたわりと優しさが言葉や行動の中の随所に表れてきます。龍馬の手紙に「この世の外かと思われ候・・」と乙女への手紙にも書きつづっています。)



 お龍の父、樽崎将作は、勤王の志の厚い医師であったが、妻子ら6人を残して病死をするのです。その為に家計に窮した一家では、長女のお龍は、飯炊き奉公に、妹達は、悪者に騙されて女郎や舞妓に売られてしまうのですが、それを知った家族思いのお龍は、身の回りのものを処分して、旅費を作り、妹を取り戻しに行くのです。



 ごろつき仲間の悪者が、脅しをかけると、お龍はその胸倉を掴んで、頬をなぐりつけ、このように言ったと云います。「妹の救出のために死ぬ気で参ったのだ。私を殺すか、それとも妹を返すか、さあ、どっちになさる?」と啖呵を切って、逆に悪者を脅してついに妹を取り返したというのです。



 凄い修羅場を生きてきているのです。そのような状況下で、窮したお龍を寺田屋の養女に世話をして、家族を救ったのが龍馬であったのです。その後は、男女の自然の成り行きへと発展し結婚へと繋がっていくのです。



 龍馬とお龍、竜馬が結婚を決意したのは、寺田屋での遭難が、大きなきっかけになるのです。 薩長連合が成立した慶応二年一月二十二日の二日後に、刺客に襲われるのです。


(薩摩の西郷隆盛です。龍馬が最初にあっての人物評は、西郷をして「あの男は捕まえどころのない馬鹿です。馬鹿と云っても大馬鹿です。」と評したと言います。その報告を受けた勝海舟は、評される人・西郷と評する人・坂本に限りない思慕、敬服の念を抱いたと言います。)



(長州 桂小五郎です。薩摩への積年の恨みを持ち続けていた桂だが、龍馬の誠実さや、憂国の至情に心打たれ、犬猿の仲の薩長が同盟を結ぶに至るのです。「和して同ぜぬ」ここに龍馬独特の哲学・考え方を持って人々を結びつけていったのです。)




 龍馬の大きな功績である、薩長連合の成立は、薩長はもとより、竜馬や中岡慎太郎などにとっても、至上の喜びだったのです。当日は、池酒肉林の祝宴を開いて、寺田屋で、三吉慎蔵と共に祝杯を挙げ、成立快感の余韻に浸っていたのです。身辺警護のために、槍の名手である三吉も龍馬のために付き添っていたのです。



(3者会談、このようにすべて話しあいの合議のうえで、行動を起こしていったのです。)



 龍馬のなじみの宿である寺田屋は、幕史から目をつけられ、それを熟知している女将のお登勢が、外の様子をうかがいながら、大声で話す龍馬の挙動を制したりしていたが、根っから大らかで、純粋な龍馬は、生来警戒心に乏しかったのでしょう。薩長連合の話は、ますます高調して行くのです。



 そこに、入浴中のお龍が、裸同然の姿で、階段を駆け上がり「捕り手が!」と龍馬に知らせるのです。この咄嗟のお龍の知らせにより、二十人から居た捕り手達から九死に一生を得るのである。


  つづく。
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私の龍馬観・第一話

2009-05-10 19:51:22 | Weblog
価値観が、違う!!


(海援隊・隊士50名の社長・龍馬の給料は、若い隊士給料と同額の三両二分{約14万円}でした。因みに、新撰組局長の給料は、五十両{約二百万円}) 





こんにちわ。本当に蒸し暑くなってきました。 今日は、5月10日の母の日です。 今まで、母の日に気が付き、心に留めた事がなかったのです。


(カーネーション、こうした花を送るだけでも、心は通じたのですが・・・。)


 親孝行をしてこなかった私には、心痛い大きな傷です。「親孝行、したい時には親はなし」と云われていますが、全く後悔、先に立たずです。



 昨年の1月27日に満88歳で亡くなりました。 そうした母への償いの為にも、母が、生前したくて、できなかったことを、必ず実現しようと思っています。



 その一つが、若かりし母が、一人立ちしようとした時、男女の差別で大変に苦労をしたこと、そして、家庭に夫婦げんかが絶えなかったことから、家の中を、そして世の中、社会を正しく治めてもらいたい、そんな子になってもらいたいとの思いから、私の名前を、正治(マサハル)と名ずけたようです。



 母の云う世の中を正しく治める、そんな大それた人間にはなれませんが、それを実現しようとして暗殺され、後継の土佐人に託した坂本龍馬について一緒に学び、考えていきたいと、今日思いつきました。何といっても龍馬は、日本を代表する近代国家を築いた偉人であり、世界に通用する人間として、新しい価値観や新しい国家観、人間観を持ち合わせていた国際人でした。 




 おりしも、明年の春よりNHKの大河ドラマでも「龍馬伝」が、放映をされるようですが、一人でも多くの高知県の方がたに、竜馬の心、お龍の心、乙女の心をつかむ、きっかけ作りにでもなれば、これこそ、全国の方に高知を知って頂き、今のこの激動の社会を、正しく治めていく方々が大勢出来るのではないかと思うのです。








(龍馬の妻お龍さんです。妹さん達が悪い男にだまされて遊郭に売られていたのを命を張って取り返しに行った気丈夫な女性でした。その後生活に窮した時、家族ともども面倒を見て救ったのが龍馬でした。その竜馬もお龍によって、九死に一生を得るのです。)



 そしてそれは、世界へ向けて、高知の存在の大きなアピールに繋がってくると同時に、土佐人気質が、果たす役割は一風変わって、激動の社会にこそ、その魅力を発揮することを知って頂く大きなきっかけになると思っています。



 さて、前置きはこれ位にして、本題に入りますが、知られざる龍馬の意外な一面!  それは、利益を徹して追求した!!と云う事です。



 当時の武家社会では、利益を追求することは、最も卑しむべきこととされていました。 しかし龍馬は、その利益追求を海援隊設立の目標の一つに掲げているのです。



 金銭を卑しきものとして蔑んだ武士が、金銭の欠乏に泣かされていたというのが当時の武士であったのです。しかし龍馬はそうした古いしがらみを打ち捨て、単なる営利団体と云うだけでなく、能力を磨き人材開発をも念頭に置いて、差別のない理想の平等社会を実現するためには、資金力は欠かせないものとして捕らえたのです。



 いかに高邁な理想と夢があったとしても、現実に経済で破綻してしまえばそれらの理想を実現できなくなります。 だからこそ正当な利潤追求は、理想社会実現には不可欠なのです。そうした考えで、竜馬は時代を先取りして行ったのです。



 カントの価値論では、「真、善、美」と教えていますが、竜馬は、「美、利、善」つまり、価値があるかないか、その中心に「利」(利益)を取り入れているのです。



 ここに龍馬独特の進取の価値観が、大きく時代を変えて、うねりとなって行くのです。この考え方こそ、人間釈尊が説いた、人間主義の仏法の価値観と共鳴しあうのです!!



    つづく。



 
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いよいよ日本上陸か!?

2009-05-09 21:22:51 | Weblog
健康管理に十二分の注意を!



(本山ゆずハウスです。健康であればこそ、こうした自然の素晴らしさ、田舎のすごさを味わうことができます。健康管理は、自己責任です。)



 こんにちは。何か蒸し暑い日が続きますね。今隣の部屋から風鈴の音が聞こえてきますが、なぜか初夏を錯覚させます。  さあ、乱世の時代、夏の陣の始まりです。 希望と目標を持って、前進していきましょう!!




 そこで、最も気をつけなければいけないのが、健康管理です。今世界中の話題を独占している新型インフルエンザが、ついに日本にも上陸をしたようです。それ程神経質になる必要も無いのですが、さりとて、油断は禁物ですので、今一度健康維持のためにしっかりと予防対策も考えて行動していきましょう。



インフルエンザ予防対策!


 その一、手洗い(15秒)、うがいの励行。


 その二、人ごみを避け、マスクの着用を心がける。(マスクの脱着は、外で!)





 その三、歯磨きの念入りな励行。


 その四、ストレス疲れを溜め込まない。


  その五、「咳エチケット」の励行
      (咳やくしゃみの際は、ティシュなどで口と鼻を被い、他の人から顔をそむけ、出来る限り1~2メートル以上離れる。)




 以上五項目の実践をしっかりと守っていってくださいね。
特に、手洗いと、うがい、念入りな歯磨き、「咳エチケット」は、すぐにでも実行できると思いますので、是非取り組んでくださいね。インフルエンザのウイルスは、口と目や鼻の粘膜から進入するようですので、外出から帰った場合には、必ずそのような処置が大切かと思います。


(温暖化による異常気象で、予想に反しての考えられない災害が増えてきています。今まだの経験では判断できない新たな事柄が、すべての世界で起こっています。だからこそ、新しい感性で、新しい行動が、チャレンジが大事です。)




 仏法の格言の中に「大悪は大善の来るべき随想なり」とありますが、近年の世界的経済恐慌や、地球温暖化現象、そして今回の疫病の世界的流行など、全世界に大悪続きです。しかし、仏法の英知では、そうした大悪が起こるのは、素晴らしい社会になる、大善となっていくための、兆しですよと、英知の眼で断言され、予言されているのですよ~。




 だからこそ、今が、大変でしょうけれども、大きなチャンスの時なんです。私も、仏法の英知を学び、それを確信して、勇気をもらって行動を起こしているのです。しかし、油断は大敵です。・・・「破壊は一瞬、建設は死闘!」ですから・・・。



 

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「ずぼら」の勧め!

2009-05-08 21:25:15 | Weblog
だらしない人間に・・・。!!



(私のデスクの上です。このだらしなさを見てください。普段からこのような状態です。本当に自分でも、ほとほとあきれています。)




 こんにちは。毎日寒くなったり、蒸し暑くなったり、ここのところ、地球温暖化の影響か、気候がどこか変な状況ですね~。



 
 最近、古民家が、大人気で2日と開けずに、お客さんが問い合わせや、物件探しの依頼に訪れてきます。景気が悪いと言われていますが、やはり、生きていくために絶対必要なものは、控える事は出来ないようです。




(古民家の人気は、日に日に高まってきています。古いお家ほど、癒しのパワーがあふれかえっています。自然の草木にも本当にマッチします。)
 


 皆さん、如何に少ない予算で、本当に良いものをと、必死に探されているのが、良く解ります。 そうしたお客さん対応に一生懸命で、明け暮れえていると本当に疲れや、神経が磨り減って、ストレスが溜まっていきます。



(この散乱振りを見てください。私のデスクの周りです。毎日がこの調子ですから、何をかいわんやです。ずぼらな男は、これで落ち着くおかしな習性があります。)





 そんな時こそ、是非お勧めなのが、「ずぼらの勧め」です。私の周りには、本当に一生懸命に、良く頑張っている方たちが大勢居りますが、元気で長く頑張っていってもらう為にも、あえて、月に一度くらいは、「だらしない人間」に徹してみる事を、是非試してもらいたいと思っています。




 私は、月に一度は、だらしない人間になって(本当は、いつもの事です。少し良い子ぶっています、すみません。)、何もしなくて本当にだらだらと、全てを忘れて、ボーっとする時間を設けています。つまり、私の「一人贅沢の時間」です。



(私の仕事部屋です。ドアを開けると、このような散乱振りです。こんな状況で無いと落ち着かない習性が身についてきています。誰かに治してもらいたい心境です。しかし、このお陰か、適度にストレスを解消しています。)





 車のハンドルで云えば、遊びに該当するでしょうか。遊びの無いハンドルは、危なっかしくて、運転ができません。





 同じように人間も、お客様へのサービスをより高めていく為には、硬直した神経の負担を一度軽くする為に、あえて、「だらしなくずぼらな時間」を設ける事で、又違った角度での提案が見えてきたりします。


真面目な人ほど、効果は大ですよ~。  今日は「ずぼらの勧め」でした!







 
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田舎の美の原点

2009-05-06 19:57:07 | Weblog
数少ない清流!!



(京都では、この5月観光客のために、舞妓さんが出て、京都の風情を堪能してもらおうと、町あげて取り組んでいます。田舎も京都と違った素晴らしさが、沢山あります。もっともっと、地元の文化、環境の素晴らしさに自信を持って、県内外に大いにアピールしていく事が、大事だとつくづく感じます。田舎ほど、アピール下手かもしれませんが、これからはアピールも力の一つです。大いに考えていきたいと思いますね~。)






 こんばんわ。今日でいよいよゴールデンウイークも終わりました。明日から又、リフレッシュできた元気な姿で、仕事に打ち込んでいきましょうね!・・・?
 ・・とは云っても、どこか体が、なまって仕事への切り替えがなんとなく億劫なとか・・・・!?実は、私も何となく、体がなまって、切り替えが少し億劫になっています。2日間ぐらいしか休暇をとらなかったのですが、体や気持ち的には休みモードになっています。ともあれ、少しうるさいけど、頑張って仕事モードに切り替えていきたいと思います。頑張りましょうね!



(田舎ならではの緑のシャワーです。いたるところにこうした素晴らしい空間が、田舎には生まれてきます。)





 ところで今日は、田舎の素朴な飾らない美しさのある、渓流をを紹介します。 名付けて「田舎の美の原点」です。この渓流は、清流吉野川の支流栗の木川の源流の情景です。




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(この水は、白髪山のふもとにある泉脈からの湧水に繋がっているようで、無色透明ですが、冷泉の成分を多量に含んでいるようです。飲み水や、調理に使うと、素材のうまみが出て大変においしくなります。やはり、自然の湧水が一番です。)







(清流の流れる周辺の岩には、新しく芽吹いたばかりの苔が湧水をさらに浄化してくれています。自然が織りなす芸術には人間の感性をはるかに超越しています。)







(このような色、形、空間、音、光、匂い、風、そうしたすべての絶妙なバランスで一こま一こま、部分部分を織り成して、作り上げています。自然が織りなす、ひとつの「田舎力」です。)




 次回に続く!
コメント
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