『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

私の竜馬観 第二話

2009-05-11 22:00:10 | Weblog
竜馬の妻・お龍



(樋口了一さんの手紙と云う曲、歌詞が本当に凄い感動ものです。一人でも多くの方に聞いて頂きたいと思っています。涙なくして見れません。)



 こんにちわ。今日は、朝、TVで、感動し、胸にこみ上げて来て、泣ける歌を知りました。題名は「手紙」です。ご存知の方も多いかと思いますが、聞いていて本当に大きなショックを受けました。機会があれば是非皆さん、樋口了一の歌「手紙」を、是非聞いて見てください。本当に感動を通り過ぎて、衝撃です!



(独特な個性と人間的な大きな魅力をもった坂本龍馬。高知県の環境を彷彿とさせる大らかで、無限の可能性にチャレンジして、世界に目を向けて行動を起こしていった龍馬の血が、土佐人には、流れているのです。歴史は繰返すと言いますが、今まさに世界激動の時代です。進取の高知の龍馬のような、熱き血潮の大情熱を持った人が、待望されているのです。)



 今日は、「私の竜馬観」第二話です。竜馬を取り巻く女性たちにスポットを当ててみたいと思います。やはり、独特な個性を持った竜馬に縁する女性たちも、龍馬の影響を受けてか、独特な個性を持った方々です。その中で竜馬が最愛の人として選んだお龍について観察してみたいと思います。



お龍が育った環境と知られざる逸話!


(気丈夫なお龍が命を賭けて、竜馬を守り、愛し抜き、日本人初の新婚旅行を行った二人です。激動の時代を生き抜いた戦友として、お互いを尊敬していたのでしょうか?!お互いのいたわりと優しさが言葉や行動の中の随所に表れてきます。龍馬の手紙に「この世の外かと思われ候・・」と乙女への手紙にも書きつづっています。)



 お龍の父、樽崎将作は、勤王の志の厚い医師であったが、妻子ら6人を残して病死をするのです。その為に家計に窮した一家では、長女のお龍は、飯炊き奉公に、妹達は、悪者に騙されて女郎や舞妓に売られてしまうのですが、それを知った家族思いのお龍は、身の回りのものを処分して、旅費を作り、妹を取り戻しに行くのです。



 ごろつき仲間の悪者が、脅しをかけると、お龍はその胸倉を掴んで、頬をなぐりつけ、このように言ったと云います。「妹の救出のために死ぬ気で参ったのだ。私を殺すか、それとも妹を返すか、さあ、どっちになさる?」と啖呵を切って、逆に悪者を脅してついに妹を取り返したというのです。



 凄い修羅場を生きてきているのです。そのような状況下で、窮したお龍を寺田屋の養女に世話をして、家族を救ったのが龍馬であったのです。その後は、男女の自然の成り行きへと発展し結婚へと繋がっていくのです。



 龍馬とお龍、竜馬が結婚を決意したのは、寺田屋での遭難が、大きなきっかけになるのです。 薩長連合が成立した慶応二年一月二十二日の二日後に、刺客に襲われるのです。


(薩摩の西郷隆盛です。龍馬が最初にあっての人物評は、西郷をして「あの男は捕まえどころのない馬鹿です。馬鹿と云っても大馬鹿です。」と評したと言います。その報告を受けた勝海舟は、評される人・西郷と評する人・坂本に限りない思慕、敬服の念を抱いたと言います。)



(長州 桂小五郎です。薩摩への積年の恨みを持ち続けていた桂だが、龍馬の誠実さや、憂国の至情に心打たれ、犬猿の仲の薩長が同盟を結ぶに至るのです。「和して同ぜぬ」ここに龍馬独特の哲学・考え方を持って人々を結びつけていったのです。)




 龍馬の大きな功績である、薩長連合の成立は、薩長はもとより、竜馬や中岡慎太郎などにとっても、至上の喜びだったのです。当日は、池酒肉林の祝宴を開いて、寺田屋で、三吉慎蔵と共に祝杯を挙げ、成立快感の余韻に浸っていたのです。身辺警護のために、槍の名手である三吉も龍馬のために付き添っていたのです。



(3者会談、このようにすべて話しあいの合議のうえで、行動を起こしていったのです。)



 龍馬のなじみの宿である寺田屋は、幕史から目をつけられ、それを熟知している女将のお登勢が、外の様子をうかがいながら、大声で話す龍馬の挙動を制したりしていたが、根っから大らかで、純粋な龍馬は、生来警戒心に乏しかったのでしょう。薩長連合の話は、ますます高調して行くのです。



 そこに、入浴中のお龍が、裸同然の姿で、階段を駆け上がり「捕り手が!」と龍馬に知らせるのです。この咄嗟のお龍の知らせにより、二十人から居た捕り手達から九死に一生を得るのである。


  つづく。
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