『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

インテリアの人間工学の学ぶ その1

2009-10-01 21:20:30 | Weblog
ものを知る3つの方法。



 昨日は、FM高知のラジオ番組の収録「福運社長の奮闘記」を、ぐっと趣行変えて、居酒屋「大地や」で行いました。しかしその後が、大変で結局宴会になり、その後はご想像どうりで、2軒はしごをして、結局は、目が覚めると我が家で、頭ははガンガンするし、片目は、痛くて開かないし、体はだるくて起きあがるのが精いっぱいで、午前中はダウンしていました。


(大地やのテーブルとベンチです。古いものと新しいものとを組み合わせ、独特な商品が出来ています。古材の活用と魅力は本物を直接見ないと分かりません。見れば見るほど味わい深くなり魅力が出てくるのです。)





 このような調子ですから、体に良い訳ありません。本当に自分自身の責任感のなさに、何時もb大反省をしているのですが、いつもの事で、我ながらほとほと、あきれています。




 ラジオ収録の時には、それを聞いていた同行の営業の方が、古民家の家に関心を示されて、検討をしてみろうかと云うところまで、話は進んでいたのですが・・・。お酒に飲まれる男で、本当に恥ずかしい限りです。いつの間にか尻切れで終わってしまっています。


(ラジオ放送の収録は、普段は、この様にスタジオで行うのです。今回はこのスタジオを飛び出しての初めての試みです。少しでも香南市を知って頂きたいし、おいしい何処も、香南市が一番だという事を少しでもお伝えできればと思っています)




 ところで今日は、私が敬愛する小原二郎先生監修の「インテリアの人間工学」と云う著書の中で、興味深い話が出てましたので紹介致します。それは、人間に役立つものを知るには、3つの方法があるというのですが、この3つ、意外な視点です。


(この写真に、古来の人がいかに人間を大切にしてものづくりを行ってきたかが分かります。古民家の凄さはここでいうつかむという考えを基本に一人の人を大事にしてできた集大成で、その思いが古木からにじみ出ているのだと思います。古民家の不思議なパワーもここから出てくるのです。)




それは、「分ける」と「つかむ」と「さとる」の3つです。

このなかの「つかむ」と云う考え方で昔の日本の文化や芸術が出来上がってきたというのです。しかし近年は、ヨーロッパ風な考え方の「分ける」と云う考え方で明治以降の我が国の文化は作り上げられてきたのですが、そこに大きなひずみが生じてきたのです。


いま一度人間を中心にした原点に立っての「つかむ」と云う考え方が重要視されてきたというのです。


 つまり、日本の考え方や、古い文化や伝統が、近年世界的に注目されてきたのもこうしたことからもうかがい知ることが出来ますよね~。



一方、東洋では、これに対して「つかむ」と云う考え方をするようです。それは分析式とは逆の方向のもので、はじめにまずものを全体としてとらえ、必要に応じて細部を見ていくといういきかたです。これは日本では古くからこの総合的なつかむというとらえ方が得意で我が国の文化や芸術もほとんどこれを基礎に出来上がってきたというのです。


(日本の文化伝統の魅力は、田舎にはまだ数多く残っています。こうした宝ものをどんどんと磨きあげて、世界に打って出るチャンスの時を迎えているのです。私達の視点を変えるのです。新たのものが見えてきます。)




 三番目の「さとる」と云うのは、分けると摑むを組み合わせ、しかも、一段次元の高い所から理解しようとする方法です。
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