古民家の宝物
今日は新しく耐震補強や蟻害部分の修復などの工事を行うために、古民家の現場で打ち合わせを行って参りました。
その古民家の玄関を上がった左手の垂れ壁に、強烈に目を引く書画が、墨痕鮮やかに書かれていたのが、この写真です。
話を聴いていると、この家の隣で、昔は講道館が有り、柔道を教えていたそうで、そこに掲げられていたそうです。
そしてこの「鬼手仏心」という字は、検死官をされている地主の息子さんの病院にも、同じ言葉が掲げられているという話を聞かせて頂きました。
意味の深い、いや、古民家の心を感じさす素晴らしい宝物に、またまた出会えた喜びで、感動で胸がいっぱいでした。…鬼の手の中に、仏様の心が宿る…と云う。
(一心不乱に、鬼となって住まう人の生命と心身共の健康と安全、生きることの素晴らしさをと感じ悟ってもらうために、自身の技術と魂を打ち込んで作り上げているのが、古民家なのです。そこにいると、深い感動に浸り、心身が癒されて、元気になっていくのです・・・・・・。)
古民家の心が分かる人間を育てるヒントを教えて戴いた様です。この様な、かけがえのない宝物の宝庫が古民家には溢れかえって居るのです。
本物の木の家・ http://www.iwaki-mitown.jp/
古民家ときめき再生 http://iwaki-mitown.com/
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