昔々おじいさんとおばあさんが・・・・・。
(おじいちゃんおばあちゃんの存在程、子供たちに大きな安心感や勇気を与えてくれる存在はありません。そして優しい心も芽生えさせてくれるのも、また苦しみを打開するすべも、多くの人生経験から知っているのです・・・・。本当にありがたい存在です!!)
日本の民話の絵本と言えば、必ずと言っていいほど、『昔々おじいさんとおばあさんが・・・・・。』という話から始まります。
そうした幼い頃に絵本を読み聞かせされた記憶は、この年になっても依然強い印象として、私の心の中に焼き付いて残って
います・・・・・。しかし、こうした昔話にはなぜ、おじいさんやおばあさんから始まっていくのでしょうか・・・・・・。
(一寸法師もおじいちゃんおばあちゃんに育てられます・・・・・・。)
今の時代では忘れ去られた存在になってしまって?!・・・・いるのでしょうか、お父さんや、お母さんは出てくるのですが、おじいちゃんやおばあちゃんは、あまり語られることが少なくなっています・・・・。いやその存在自体の価値が、全く無視どころかマイナスに捉えている傾向が、社会全体にあるようだといえば、言い過ぎになるでしょうか・・・・・・。
(自然環境を崇めて人間の力を超えて大きな存在として崇め、大切にしていくという知恵もおじいちゃんおばあちゃんから学んでいくのです・・・・・。)
私はここに現代人の大きな不幸が、存在をしているのではないかと思っています。人間として生きていく一番大切な宝物を自ら放棄して、自身の未来までにも、不幸の種をまいているような負の連鎖が続いているようです・・・・・・。
(一番大切な存在として、見直していく必要があります。そうしなければ結局次代を支えていく若者たちが苦しみ、不幸のカルマから抜け出せなくなってしまうのです・・・・。)
昔話はそのことを教えているのではないでしょうか・・・・・。おじいさんとおばあさんは、人間として生きて来た期間で一番に輝きを放つ、時ではないでしょうか・・・・。そこには、良きも悪きも数多き多くの経験と、生活の知恵の中から未経験の多くの若者や次代を受け継ごうとする幼き子供たちにも、忘れ寝ぬ素晴らしい勇気と希望と、人間に温かみが必要なことを身を持って教えてくれるのです・・・・・・。
(正義の為に悪と戦っていく桃太郎は、人間社会にあって絶対に狂わせてはならない原点と、勇気を教えているようです・・・・・。)
そんなおじいちゃんおばあちゃんがいなければ、弱い者を助け、人のために行動しようという心を作り上げることはできなかったのでしょう・・・・・。それはどうしてなのでしょうか・・・・・・。『心は伝染する。』と言います。おじいちゃんおばあちゃんの、弱きものを助け、人を思いやる心はそのまま、小さな子供であれば尚更のこと 伝わっていくのでしょう・・・・・。
(川で、染め物を洗い自然の恵みに常に感謝を忘れることの内容に、一体となって行動していくことも教えてくれるのです・・・・・。)
そんな大事な存在を、昔話は語り継がれて、絵本となり現在の子供のみならず、大人の心まで蘇らせてくれているようです・・・・・・。そんな昔話の絵本は、そのまま古民家の世界であり、古民家の心に共鳴をする宝の存在なのです。
(竹の中から生まれてきて、おじいちゃんおばあちゃんに、育てられます・・・・・・。)
昔話の絵本の中に出てくる、おじいちゃん、おばあちゃんは、きっと今あなたの目の前にいる、おじいちゃんおばあちゃんの心の中に眠っていて、日本の素晴らしさの一つとして、日本再生の切り札となるべく、出番を待っているのではないでしょうか・・・・・・。
(北山山荘には、おじいちゃんおばあちゃんの英知が生きていました。・・・・田舎にはまだ多くの古民家や先人の偉大な英知が地域の文化に根付いているようです ・・・・。身近な草花にも、見つめなおす心の余裕を取りも出させてくれるのも、おじいちゃんおばあちゃんの英知からの様です。)
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