人間の幸せ度が分かる・・・・。
(鳥の巣の状況をみると、人間の幸せ度が分かるといいます・・・・・。巣の作られている状況は、人間社会の住まいや、取り巻きの環境の状況が、そのまま巣にあらわれてくるというのです・・・・・。)
こんにちわ。昨日は久しぶりにドライブに行ってきました・・・・。・・・いや、新緑の山々の自然に親しむ日にしたいと、土佐の軽井沢の山々に身を投じて、しっかりと英気を養ってまいりました・・・・。
そんな自然にどっぷりとつかっていると、先日、鳥の巣が、大きく変わってきているというのを、テレビで行っていたのを思い出しました・・・・。
(鳥の社会も、巣作りのおもな材料が、自然素材から、化学建材ものに代わって、その中の雛たちに、大きな被害が続出しているようです・・・・・。鳥の巣は、人間社会の投影です。)
何が変わってきたかというと、今までは鳥の巣も木の枝とか葉っぱや、土などの自然素材で作られ、出来ていたのですが、最近は、化学物質のナイロンとかビニール紐とかが、巣にいっぱい化学製品が混じっているというのです・・・・。(人間の住まいも、鳥の巣と同じ様に変化をしてきています・・・。)
ところが、そこで生まれ出た雛が、そのナイロンの細い糸線に、首を巻きつけて死んでしまったりとか、餌と一緒に飲みこんで、のどに詰まらせてしんでしまったりとかが、多くなっているというのです・・・。
人間の文化の変化が大きく自然環境や動植物に、影響を与えているというのです・・・・。共存共栄を無視した人間の傲慢さが、地球環境をも破壊をして、自然の摂理を大きくゆがめていると言うのです・・・・。
(私たちが最も価値を置き、大切にしなければならないものは、環境から大きな影響を受けている、自然環境と、人間の豊かな精神性です・・・・・。その原点に立った、物創りこそこれからの大きな課題なのではないでしょうか・・・・・。)
私共の、古民家ときめき再生事業も、今一度日本古来の文化の集大成となって出来上がっている古民家に光を当てて、本来の住まいを学び、これまでの住まいづくりを見直していく中で、住まいづくりも、今までにない新しい発想や、工法のお家作りとなっているものと自負しているものだと思っています・・・・。
近代住宅が、近年の鳥の巣の変化にみられるような、住まい人に、害を与えたり、ましてや、環境破壊や地域に根差した街並み破壊につながることのないような・価値を作り上げていかなければと、鳥の巣の変化を見てつくづく感じ、また強く決意した次第なのです・・・・。
(そうした価値ある自然環境や、豊かな人間の精神性は、田舎には数多く残っています・・・・。そうした物への価値が、今ようやっと、注目され始めたばかりなのです・・・・。)