古いモノの魅力！

古いモノには、人の汗と力と温もりと優しさがある。

　私の古い物好きには、定評がある。（自分で言うのはおかしいですが・・・。）
いろんなモノを集めてきましたが、とにかく全ての物置がいっぱいです。今は、どこにどんなものが入っているか分かりません。何が出てくるか分からないのです。

　今日は、身近にある古いものの魅力を紹介します。

私の大好きなものといえば、皆さんご存知の『お酒』に関するものです。古い徳利と、お猪口です。（数多くの徳利とお猪口があります。）
　どのように感じるでしょうか？

　　
そして、お皿です。・・・・。それぞれの細やかな細工模様をよく見てください。何十羽という多くの鶴が、細かく描かれているのです。
　　
ここには、作った人の優しい細やかな、人の幸せを念じて作った心を感じます。
これが、見るものをして、虜にしてしまうのです。


　
漆塗りの汁椀と熟した柿を描いた湯飲み茶碗です。この艶と柿の構図と配色。作者の温かい思いをビンビン感じませんでしょうか？


　この写真を見てください。

刻みタバコとキセル入れですが、長年使い切ってきたものですが、大切に使ってきたその方の想い、幸せなひと時、生活の優雅さなどが伝わってくるように思いませんか？見る人のDNAに訴えかけて、なんともいえない安心感を与えるのです。


　この鬼瓦は、古いお寺の鬼瓦でした。
　
となりは、青磁の獅子です。私たちを邪悪から守る。そして幸せを勝ち取ってもらいたいとの作者の願いが伝わりそれらのいぶし銀の輝きが心にしみこむように思いませんか？



　このように小さなものが1つ1つ集まり積み重なって、出来上がっているのが、
　（本山町の北山山荘『ゆずハウス』です。）
古い建物であったり、文化なんです。
いわば、私達の大切な大切な心の宝物です。　これを失ってはならないのです！