三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

今年のワクドキは・・・??

2006年01月08日 07時04分34秒 | 社会、政治、三重県、議員
 先日開催された「連合三重」の「新春旗びらき」での知事挨拶で、またまた、今年の「ワクワク・ドキドキ」が発表されるか?と期待していたが、昨年から言い続けている「文化力」と「ニュー・パブリック・ガバナンス」の話だけで、取り立てて「新味」のあるモノもなく、大方の期待を裏切る形で終わってしまった。
 今朝の新聞を見ると、今回の「人事異動」も余り「ワクドキ」ならぬ「大抜擢」や「予想外」の「異例人事」はなく、比較的小規模な異動になりそうだとのことである。やはり、知事も最終年度となると、それなりの慎重さと「仕上げ」と「次へ」の布石を考えるのか?・・・アンチ「北川」ではなく「石橋を叩いても渡らない」田川流県政へと近づいてくるのか?
 「第2ステージ」ではなく「第1ステージ」以前に戻りつつあるようで、面白くない!!
 ここは「最後?の1年」なんですから、思い切って、大向こうを「アッ!」と驚かすような「人事」や「政策」を発表してみてはどうでしょうか?
 例えば、人事で言えば「国」からの「出向組」をすべて「ご辞退」申し上げ、部局長級を含む全職員をプロパーで固める!・・・こんなのはどうでしょうか?多少、国との関係はギクシャクするかもしれませんが、「地域主権」を唱えている知事ですから、これくらいのことを思い切ってヤッテみて、初めて「地域主権」への知事の思いがマガリナリにも本物だ!と誰でもが感じるのではないでしょうか?
 あるいは「県」の「政策部長」に「県」や「国」からではなく「民間」などから登用すると言うのは、どうでしょうか?官邸や民主党でも米国に倣って「時の政権」に必要な「政策スタッフ」や「人材」をその「政権」の都度、「官僚外」から採用することを検討し始めている。
 「省益」ならぬ「国益」を優先するためにはこのような制度が必要では?との考えに基づいて検討しているとのことですが、本県でも「部局益」ならぬ「県益」を優先するために、こんな制度を検討してみてもいかがでしょうか?
 「ニュー・パブリック・ガバナンス」知事流解釈に拠れば「新しい時代の公」を推進して行こうとすれば・・・「多様な主体」によって「公」を担って行こうとするならば、こんな制度の検討も必要になってくるのではないでしょうか?
 今日は「出初式」や「初集会」が各地区で催される。そんな「会合」でこれくらいの県民が「ワクワクドキドキ」するような「はなし」ができれば、それこそ「県会議意」も「ワクワクドキドキ」するとこになるのでは・・と思います。

 いずれにしても目新しさのない、ビックリするような「ワクドキ」もない「新春」の幕開けでありました。


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