mitakeつれづれなる抄

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京都市営バス・入庫車両で乗客閉じ込め等で委託先に指導4件

2016年06月01日 | バス
 京都新聞web版からです。京都市営バスは、委託先のバス事業者に対し、再発防止や原因究明を求める指導が2015年に4件あったことを明らかにしたとのこと。
 この指導には、寝ていた旅客を乗せたまま車庫に入り、閉じ込めてしまった事案もあるとのことです。
記事:寝ていた乗客バス内に放置… 京都市交通局、委託先に指導4件

 しかし、京都市営バスは、乗客閉じ込めが結構あるんですね。2015年度よりも近い過去にもありました。
 そのための再発防止を謳っていましたが、結局は「善処します」の型どおりの発表。
 やっぱり京都市交通局の企業風土かもしれません。(交通局は「企業」ではありませんが、「公営企業」になります)
 再発防止のために取り入れた策が、バス車内最後部のリヤウイドウの上部天井近くに、取り外し可能の車両番号の車号札が差し込まれ、入庫時の車内点検で、この札を抜いて最後部まで点検した証となるようにしたものですが、どうして閉じ込め事案が出てきたのだろう。

 記事を読めば、閉じ込め事案の一つが、京都駅近くの三哲操車場とのことで、50系統での出来事。50系統は京阪バス委託で、京都駅前~立命館大学間の系統。
 三哲操車場の操車担当で、三哲~立命館大学を一往復するのが、一回の運行。
 三哲~京都駅前間は回送です。

 つまり、立命館大学停留所から来た50系統バスが、営業終点である京都駅前停留所で乗客を降ろした後、回送で三哲まで走行。そして三哲操車場に入庫です。
 車庫入庫ではないので、車内点検の対象ではなかったのかもしれません。

 さらに運行経路間違いが4件あり、他に操車場構内で死亡事故(公衆か?)があり、西日本JRバスと近鉄バスをそれぞれ指導したとのこと。

 本局も本局ですが、委託事業者も委託事業者ですね。

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