イオンモールが神戸市中央卸売市場本場西に進出

　神戸新聞web版7月4日記事からです。イオンモールが、機能集約で余剰となっている神戸市兵庫区の、神戸市中央卸売市場本場の西側跡地に進出するそうです。隣接する市場本場から生鮮食料品を仕入れられ、「食」をテーマにしたショッピングセンターを計画しているとのこと。
記事→http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0005188870.shtml

　神戸市でイオンと言うと、真っ先に連想するのは、ハーバーランドの神戸阪急跡地などをイオンモールによる再開発です。こちらは建物自体は変えないそうで、来年春のオープンに向けて内部では着々と進んでいるそうですが、最近（数ヶ月）は行っていないので、今現在の様子は把握していません。

　で、兵庫区の中央市場本場。地下鉄が通る道路の両側に市場の建物が並んでいましたが、機能の集約化を図る為に東側に新たな建物を建設。西側は民間資本を導入したPIF方式による再開発を目指していてます。その再開発をコンペ方式で募集し、イオン他1社が応募。事業者はイオンモールに決定されたとのこと。

　中央市場本場がある場所は、東側が神戸港、西が兵庫運河、そして北と南も水路に挟まれた、いわば「島」。この兵庫運河を活かして、水辺の散策路とオープンカフェが計画されています。また建物は三階建てになり、神戸といえばスイーツというほどで、専門店街には神戸スイーツのお店に、地元産の食品を扱うお店も入り、食を強調しています。

　神戸スイーツですと、暫く前まで神戸駅東側のハーバーランドセンタービル地下に、スイーツハーバーというスイーツの店が集まるテーマパークがありました。しかし何か建物管理者と折り合いが悪かったそうで、ほどなく退去。結果は一層のセンタービル沈滞につながってしまいました。

　神戸スイーツは日本だけでなく世界的にも有名（らしい）です。イオンモール兵庫（かな？）でこうしたスイーツが集まるところができれば、それは評判になるでしょう。

　そして中央市場跡地にイオンモールが出来れば、乗客の数が今ひとつ、いや今二つ以上の地下鉄海岸線の収入増にも寄与できそうです。ただ御崎公園でサッカーゲーム開催日は、大変な混雑になりますが。