mitakeつれづれなる抄

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神戸市営地下鉄西神・山手線は自動運転だった!

2012年04月25日 | 神戸

 今日のこのブログ記事、知っている方には「当たり前!」って言われそうです。

 昨日の神戸新聞web版社会面記事から。神戸市営地下鉄西神・山手線は、通常は自動運転のところ、運転士の技能維持のために昼間は手動運転を行っているという記事がありました。
記事→http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004998675.shtml

 見出しは「自動運転導入も“本能”に配慮 神戸市営地下鉄」とあり、運転士の持つ技能を「本能」と例え、その「本能」に配慮した対策を取っているとのことで、西神・山手線では午前10時から午後5時まで、海岸線では週に一度程度、手動運転を行っている記事です。

   ◇   ◇   ◇

 私、この記事読んで頭の中「???」でした。西神・山手線って、午前10時から午後5時まで手動運転ということは、逆に読めば自動運転やっていたのですか?全く知りませんでした。しかも記事では1977年の第一期開業時からなのですか。子供の頃ですけど開業の記事は鉄道雑誌で読みましたけど、そんな自動運転なんて書いてあったのかな?

 私の神戸の歴史は今年で21年になりますけど、神戸市営地下鉄はそれほど乗る機会は多くなく、しかも列車前方の運転室は遮光幕が完全に降ろされ、車内からは運転室も前方も全く見通せません。何とも不親切。やっぱり地下鉄でも線形を覚えておきたく前を見たいものでして。

 なので神戸市営地下鉄は時々乗る事があっても、列車先頭には乗らず適当な車両に乗っています。そのため運転室の構造は全く記憶に無いんです。

 ポートライナーなど新交通システムでの自動運転は運転士もいない完全自動運転がありますけど、普通の鉄道の自動運転は運転士がいて、発車は運転士がボタンを押して発車、以降の力行→惰行→制動(ブレーキ)→細かい制動緩めで所定位置に停車、これを自動で行います。「ATO」といい、自動列車運転装置(Auto matic Train Operation)といいます。新聞記事には「ATC」とありますが、これは保安装置で信号装置の一つになります。

 この自動運転装置が何らかの事情で使えない場合には、運転士が実際に運転しなければならず、その技能維持のために手動で運転しているという事で、これは他の自動で運転している鉄道でも同じですね。

 いや、だけど、この記事目にしなかったら、いまだに神戸の地下鉄は手動で運転しているものと思っていたことだろうな。知らないというのは恐ろしい事でして。


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