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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

0歳児からOKの演奏会

2016年10月23日 | 音楽
 昨日は、このブログでもおなじみのピアニスト鬼頭久美子さんも主宰者の一人である、音楽でつながる会、NPO法人「カプリス」の演奏会があり、行ってきました。
 今回の演奏会は、子供が主眼。子供たちに本物のクラシック音楽に触れてもらおうとの趣旨。
 題して「チュウチュちゃんと行くクラシック名曲コンサート」


 チュウチュウちゃんというのは、進行役の方の役名で、ネズミをモチーフにしたキャラクター。
 お名前は分かりませんが、ソプラノ奏者のお一人です。

 そういうキャラクターの約の方が最初に出てきて、演奏会のマナーを教授。
 しゃべらない、動き回らない、・・・etc
 こうして演奏会など社会のマナーを覚える、という機会になってほしい、という主眼も

 演奏の曲目。今回は演奏曲目を記したものがありませんので、私のメモ書きからです。
・ロッシーニ 猫の二重奏
・モーツァルト フィガロの結婚より
 けんかの二重奏
 手紙の二重奏
・ビゼー セビリアの理髪師
・ショパン 子犬のワルツ(鬼頭久美子さん・ピアノソロ)
・ショパン 前奏曲28-4(同じく)
・ベルディ オペラ・リゴレット
・NHK真田丸のテーマ
・ラフマニノフ ラフリーズ
・ポールリード すみません、メモ書きが読めません
・翼をください
・ガーシュイン クレイジー・フォー・ユー
 もう一曲(すみません)
・音楽劇 スイミー

 途中、一か所、ヴァイオリンによる、動物の鳴き声クイズがありました。
 ヴァイオリンで動物の鳴き声を奏でるもの。
 そのうちの一つ、ヒントのつもりでつい答えを言ってしまうのは愛嬌

 ソプラノと男声のテノールの演奏は当然マイク無しの生声。
 響く響く。これぞクラシックの魅力。
 響くのは空気だけでなく、魂も響きますね。

 実は出演者もお母さんやお父さんの立場の方で、お客さんも基本的には同じ関係の方々です。ある意味内輪の会のような気楽さがあり、ソプラノを歌っている時に、子どもが「ママ~」と寄ってくるのも御愛嬌。

演奏会場は、以前のKKホールとよく似た広さ。
客席に100人も入ればいっぱい、という程度。
腰掛の前方の方は、カーペット敷きで、子ども(幼児)がハイハイしたり、足を投げ出したりして演奏を聞くスペース。

演奏終了後に撮影。


 会場のアーク栄サロンホールは、ビル建物の中の会議室の一室の様。
 エスカレータを降り、普通に廊下の先のドアの向こうがホール。


 2階でしたが、1階のホールにも建物内案内が無く、ええい!とエレベータに乗っても、中に「何回」の表示が無く、偶然乗り合わせた尾根遺産に尋ねたら、2階かな?ということでした。

鬼頭久美子さんの演奏会

2016年09月23日 | 音楽
 昨日は、お世話になっているピアニスト鬼頭久美子さんも主催の一人である演奏会に行ってまいりました。
 音楽を身近に親しんでいただこう、という趣旨で、NPO法人カプリスをお仲間と立ち上げ、その活動で子供たちに本物の音楽に触れてほしい、ということで本日、演奏会がありました。

 雨で出られるかどうか気をもんでいましたが、何と、ギリギリの時間になって、雲の流れが暫く降らないであろうと判断できるになり、本日の予定を決行。

 会場は名古屋市某所のKKホール。

 建物の入口に出ていた案内板。
本来は歩道際まで出すものですが、雨の恐れがありましたので屋内に避難。


頂いた本日のプログラム表紙。


演奏者紹介。


本日の演奏曲目。


 この他に、第一部と第二部の間の休憩時間に、私がリクエストした、ショパンの遺作ワルツ第17番、アンコールのような全員で合唱の、memoryを演奏でした。
 凄かったのが、4曲目のファルボのカンツォーネ。バリトンの加藤さん、バリトンの単独唱和を聴いたのはこれが初めてかな。
 大体20畳くらいの広さの部屋ですので、響きがガンガン。
 小さい子供は泣きだす始末でした。
 ソプラノやテノールは拝聴したことがありましたが、バリトンは初めての記憶。
 しかもこれまでは演奏会ホールなど広い空間でしたので、なおさらに響きが凄い。
 私の脳出血後遺障害で、上手く発声ができないままでいますが、このくらい発声できるようになりたいものです。

 私の着席位置は、いつもの通り、最前席の一番左寄り。
 この位置から眺めた写真です。


 このような位置ですので、弦楽器、ヴァイオリンは目の前で演奏。
 本当に目の前です。
 これだけ近い位置での演奏は、こうしたプライベート空間ゆえのの演奏。
 大きなホールでは、できません。

 また来月にも予定されているそうですので、楽しみにしたいです。

夏の日のドビュッシー演奏会・二回目

2016年09月16日 | 音楽
 昨日、東区の百花百草で、エルデトリオの演奏会、「夏の日のドビュッシー」と題した演奏会がありました。
 エルデトリオとは、私がお世話になっている、ピアニストの平山晶子さん、ヴァイオリンの小泉悠さん、チェロの山田真吾さんによるトリオチーム。
 7月にも同様の題の演奏会があり、その今年二回目で少し趣向を変えての演奏。



演奏曲目。


 これに加えて、アンコールで、エルガーの愛の挨拶。

 前半の二曲目、パガニーニの曲は、小泉さんヴァイオリンソロで演奏。
 超絶技巧とも言える曲だそうで、ヴァイオリンの演奏技術見せ所。


 次のピアノソロ、プーランクのエディットピアフを讃えては、どこかで聞いたことのある曲です。高級ホテルのラウンジで(行ったこと無いけど)、BGMとして生演奏していそうな曲です。
 最初の挿話では、フランス歌曲の枯れ葉をモチーフとした即興曲だそうです。そんな旋律が感じられます。
 ホッパーの演奏会用ポロネーズ、最後の盛り上がりは大きかった。

 休憩を挟み後半で。後半最初のドビュッシー、雨の庭は、時々聞く曲です。
 ある意味、ドビュッシーらしい、曲です。

 続いてレントより遅くは、過日、FM愛知の番組で演奏されていました。
 今月いっぱいですが、ピアノの平山さんは、FM愛知で毎週土曜日、5分間のミニ演奏番組をされています。
 そしてピアノ三重奏曲、本日のメインディッシュだそうですが、各楽器とも光る技術の曲です。

 今回は、随分人の入りが早く、いつもの時間に行ったものの、ホールの演奏者に近い前の席は全て埋まり、FM愛知で毎週土曜日のミニ番組を担当されている平山さんだけに、番組プレゼントかと思いましたが、そうではないと平山さん。
 お友達がお友達を連れて、随分早くから訪れていたそうです。それで早くに前の方の席が取られてしまいました。

***一つお断り。
 暫く前に、音楽演奏拝聴記は、Amebaブログ(アメブロ)の方に移行すると書きました。完全移行前に、こちらとアメブロ双方で併記としてきましたが、これまでからの継続性も考えて、やはりこちらブログでも続けることとしました。そのためアメブロと同じ文章、同じ内容になります。
 今回の記事も、昨日のAmebaブログとほぼ同じ内容です。読者様はほとんど重なっていないだろうとの思いもあります。
 ダブルポストになりますが、その点、宜しくお願いしたいと思います。


エルデトリオ演奏会・夏の日のドビュッシー

2016年07月25日 | 音楽
 昨日は、いつもお世話になっているピアニスト平山晶子さんもメンバーになっている、エルデトリオの演奏会、題して「夏の日のドビュッシー」
 7月4日の鬼頭久美子さん演奏会記事にあるとおり、音楽拝聴記はアメーバブログに移そうかと模索中で、当分は同じ内容へ並行、アメブロに書いたことと同じです。

 エルデトリオ、お世話になっているピアニストの平山晶子さんと、ヴァイオリンの小泉悠さん、チェロの山田真吾さんによるチームです。
 以前に東区の文化の道百花百草でも演奏会がありました。
 曲目。頂いた演奏曲目表をスキャナでとりました。
 実物はなぜか横長の用紙に印刷ですが、横の空白が目立ちますので、ブログでは横の空白をカットし縦長にしました。


 チラシがあったそうですが、私は貰っていないので、平山晶子さんブログから。




 今回のスタジオ・ハルは、千種区の高級住宅地の一角にあるお宅の中を演奏ホールにしたところ。
 演奏者さんと極めて近く、ちょっと広めのフローリングの間という感じ。
 座ったところは、最前席、ヴァイオリンの小泉悠さんの目の前で、ピアノの平山さんは隠れる位置でした。

 今回は、月の光の他は全て初めまして、の曲ばかり。


 1曲目のピアノ三重奏曲、ピアノの平山さんは、殆ど隠れる位置でしたが、ヴァイオリン奏者はじっとして腰かけるのではなく、リズムで上体を動かしますので、その瞬間にピアノの平山さんの表情が見えます。
 日ごろお目にかかる時と打って変わって厳しい(怖い)表情。
 それだけ、演奏に力を入れておられる、演奏職人さんです。あ、これはいつも室内楽演奏の時に感じていることですが。

 2曲目のパガニーニ、Nel Cor Pin Non Mi Sentoは、ヴァイオリンの独奏。
 かなりの超絶技巧の曲だそうで、私には分かりませんが難しい奏法だそうです。
 小泉さん、熱演でした。

 3曲目のピアノソロ、雨の庭は、平山さんがFM愛知で、土曜日朝に5分間の番組を持っておられ、その際に演奏された曲です。

 5曲目のマークサマー、julie-oは、チェロの独奏。
 チェロの演奏技法を余すところなく演奏。
 楽器自体を叩いたりする、不思議な奏法も。
 弦を指ではじくところは、ギターのような音色です。
 そこを山田さん、あっさりと演奏。

 休憩後のドビュッシー、レントより遅く、は、何とも不思議な感じの曲。
 次第に早くなっていきますが、何か温かいものを感じました。

 最後のドビュッシー、ピアノ三重奏曲、盛り上がりました。
 今日の演奏会の主題そのものな曲。

 アンコールは、エルガーの愛の挨拶。
 本来はピアノ三重奏では無いのだそうですが、三重奏で演奏したとお話。
 ヴァイオリンの小泉悠さん、腰を浮かせるほどの演奏で、一番の力が入っていたような感じでした。


 さて、今回の演奏会場は、千種区の池下から南へ少し山の方へ入った住宅地。
 池下駅の南の方向の起伏の多い地域の住宅地でも高級住宅地の部類です。
 そんな一軒のお宅に、演奏ホールがあり、そこをスタジオ・ハルとして演奏会場として用いられているようです。

 道が狭く、建物も結構大きいので全景はとれませんが、門の様子。


 道端に演奏会場の案内。


 演奏始まる前に撮影。


 ステンドグラスがあります。


 ソファはお客さん用ではなく調度品。ピアノがもう一台あり、連弾も可能です。


 落ち着いた間接照明。


 7月3日の鬼頭久美子さん演奏会の時は、鬼頭さんが個人的に使用している施設のいわば「プライベートサロン」でしたが、こちらは、まんま個人宅の中。
 昨今は、個人宅をカフェや料理屋さんにする例があり、そのれの音楽演奏会ホール版のような感じです。
 オーナーの方が音楽好きなのか、演奏をなさる方なのか、ホール内に膨大なレコードがありました。

鬼頭久美子さんのヴァイオリンとピアノのサマーコンサート

2016年07月04日 | 音楽
 鬼頭久美子さん、ランの館での演奏会でお世話になった名古屋市に在住のピアニストさん。
 かつて、ランの館コンサートの様子をブログで書いてまいりました。

 その鬼頭久美子さんのピアノと、鬼頭さんの演奏仲間というヴァイオリニストの池中建介さんとのデュオコンサートが昨日ありましたので、雨天の心配もなく、拝聴してまいりました。
 場所は「KKホール」。KKホールって、どこやねん?ですが、鬼頭さんのプライベートな場で、名古屋市内某所ということで、詳しい所在地は秘密です。
 Kumiko Kitou、でKKホールだそうです。
 外の道路沿いに案内が出ていました。


 そんな演奏会ですので、参加者は全員、鬼頭さんと顔見知りか紹介の方。
 チケットセンターでチケットを販売するタイプのものではありません。

 中へ入ると、階段を上り三階へ。
 三階のホールは靴を脱いで上へ上がる方式なので、杖携行の私は少し無理があります。
 そこを事前に鬼頭さんにお話したら、当日はスタッフの方がお手伝いしますよ。着いたら連絡くださいね。ということで、安心して上がれました。

 演奏会場は板張りお結構広い空間。でもお客さん、70人も入ればいっぱいかな、というところ。
 演奏者と最前列の間は少し空けねばなりませんし。

 演奏終了後にお話を伺ったところ、まだ昨年秋に出来上がったばかりとのことで、内装の木材の香りがとてもよく、フィトンチッドがいっぱいな空間。

 演奏曲目です。頂いたパンフレットのスキャナ。






 さらに、アンコールとして、パガニーニのカンタービレ。

 モーツァルト、バッハ、フランクの曲。
二曲目のバッハの曲は、ヴァイオリン独奏。
今回は全て、初めましての曲ばかり。

 一曲目、モーツァツトの曲、いかにもモーツァルトらしい旋律。第二楽章で、どこかの草原の中を行くようなゆったりとした雰囲気。
解説によれば思い出を回想する場面なのですね。そんな感じと言えばそうです。

 二曲目、バッハ。ソナタ一番で、一曲の中に、いろいろ彩る部分があるという挿話がありました。
ヴァイオリン独奏で、思いっきり熱演。今日のこれにかけてきたのだろうと思います。

 三曲目、フランクの曲。
明るい未来を予感させるような、どこか嬉しい曲です。

 演奏終了後、見かけた標高の表示。これ津波危険地域を示すものです。


*** 音楽カテゴリでお断り ***
 これまで何度か音楽カテゴリで演奏会拝聴記を書いてまいりましたが、ブログの方向性の棲み分けで、音楽関係はアメブロの移そうかなと考えております。
 まだ腹を決めたわけではないですが、暫くは、アメブロの方とダブルポストでやってみます。