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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

桜守公園の紅葉・岡本南公園2011晩秋

2011年12月06日 | 植物・花

 神戸市東灘区に岡本南公園という公園があります。公園といっても、住宅地のど真ん中、元は邸宅が建っていた場所を、お庭のような憩いの場としたものです。

 元邸宅の住人は、笹部新太郎氏。桜の生態を研究し、保護育成にあたられた方で、桜守ともいわれました。桜の木が多く植わった旧邸宅は、桜守の遺徳を忍び、地元では桜守公園として呼ばれています。春には綺麗な花を咲かせ、地元では知る人ぞ知る、桜の名所です。

 春の桜は何度かこのブログで書きました。桜であるならば秋の紅葉も又美しいものであろうと、この紅葉(褐葉?)を見に、行ってみました。

 ササベザクラと呼ばれている大島桜系の桜。その紅葉です。

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 春は華やかですけど、この光景、どこか物悲しいですね。

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 上の画像、右端の車両通行止め標識の向うは阪急神戸線です。私的には電車を入れて写さねばなりませんでした。(笑)

 カエデの紅葉も綺麗です。この画像は色補正がきつ過ぎました。

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 カエデの紅と、サクラの褐色。

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 カエデです。日も良くあたり、水辺でいい色出しています。

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 左の黄色い葉、何だったのだろう。まだ若い木ですね。フウの一種だろうか。撮影の時点では、ただ「黄色と紅色の競演」とだけしか浮かびませんでした。

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 住宅地の一角で分かりにくく、さほど広くはないので紅葉の名所というわけにはいきませんが、こうした自分なりのお気に入りスポットは大切ですね。


今年もシチダンカを見に神戸市立森林植物園へ

2011年06月25日 | 植物・花

Img_0051  幻のアジサイ「シチダンカ」です。名古屋市の東山植物園でも植えられているのを知り、先週見てきましてその様子を6月21日のブログ記事に書きました。

 ただ、やはり土が違うのか、それとも気温が高い名古屋だからなのか、微妙に青色がいまひとつで、やはりシチダンカを栽培し増やしている神戸市立森林植物園のシチダンカを見たく、無理に時間をこさえて見てきました。

 この日の未明、神戸を含む関西地方はあちこちで雷を伴う雨が降ったそう。土がしっとり、いやしっとりを超えてぬかるんでいる所もありましたけど、程々の水分が与えられ、天気は予報が外れていい天気。出かけてよかった日でした。

 アジサイ園のシチダンカ。まばらに植えられていますね。

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 赤っぽい色をしており、青色に変わる過程なのかしら。

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 やっぱりここのシチダンカ、いやシチダンカに限らずアジサイの青色は美しいです。

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 ずいぶん背の高いシチダンカ。でも1mぐらいです。

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 赤色のシチダンカ。

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 小さくて清楚な花です。小さい花ほどひきつけられますね。

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 アジサイ園の入り口の看板。シチダンカはアジサイの花期のうち早い時期に咲きます。

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 シチダンカはヤマアジサイの仲間で装飾花が八重になった種類です。そのヤマアジサイ。こちらは森林展示館から伸びる園路で咲くヤマアジサイのクロヒメ。

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 アジサイ園で咲くヤマアジサイ。シチダンカの近所にあり、土壌がぴったり合っているのか、本当にきれいな青色しています。

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 さて、神戸森林植物園では、6月16日~7月10日まで、「2011森の中のあじさい散策」が開催されています。期間中は北鈴蘭台駅と森林植物園を結ぶ送迎バスが増発されます。このブログには時刻について検索からのアクセスが幾つかあり、期間中の送迎バス時刻、写真に撮ってきました。

 北鈴蘭台駅発。

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 森林植物園発。

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 森の中のあじさい散策期間中は、水曜日も開園します。ここは本当に落ち着くところ。緑深く木々からの木漏れ日もゆらゆら揺れ、時間が経つのを忘れてしまいそう。最終バスに乗り遅れると。とんでもないことになり注意注意。


沖縄で梅雨入り

2011年04月30日 | 植物・花

 今日は4月30日、まだ午前中。気象庁の発表によれば、今日午前、「沖縄地方が梅雨入りしたとみられる」とのこと。早いな。まだ4月ですね。明日から5月ですけど。

 沖縄地方の梅雨入り平年値が5月8日ごろ、昨年が5月6日ごろで、特別早いわけではないですが、まだ4月なのに梅雨入りというニュースがなにやら早い!という印象があります。

 沖縄地方で4月中に梅雨入りとなったのは過去には何度かありまして、最近では1998年の4月28日ごろ、1996年は4月29日ごろ、1980年に至っては4月20日ごろとむちゃくちゃ早い。

 逆に遅かったほうも調べてみました。1963年は6月4日ごろと本州のこの辺り(東海地方)と殆ど同じ位の遅さ。沖縄地方で6月なのはこの年だけでした。ちなみにこの1963年は梅雨明けが6月15日ごろと、梅雨入りがむちゃくちゃ遅い一方、期間がとても短かった年ですね。

 ついでにこの1963年。東海地方は5月4日ごろの梅雨入り、6月22日ごろの梅雨明けと、極めて変則的。関東甲信越地方は、5月6日ごろの入りと7月24日ごろの明け。近畿地方は梅雨入りが確定できないとされ、明けが7月13日ごろと、随分変則的でした。

 梅雨時といえばアジサイ。これは昨年の画像から。

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 アジサイの学名「ヒドランゲア」はラテン語で「水の器(容器)」という意味だそうです。他の草花に比べて水を多くほしがる性質からだそうです。沖縄ではそんな水の季節に入ったとのこと。

 この大型連休は本州でもどうも前線が近づきやすいらしく、走り梅雨のような天気になりやすいのだろうか。とりあえずここ一宮市は雨が降ってます。


岡本南公園の桜の動画をお借りして

2011年04月16日 | 植物・花

 毎年同じところの桜ばかり見に行っている私です。もともと「花見(の宴)」はしないので、まさしく「観る」だけですが、その毎年見ている桜で東灘区の桜守の公園で知られる岡本南公園は今年、とうとう昼間に行く時間が無くて夜桜になってしまいました。

 しかし世の中ありがたいもので、神戸新聞が今年2011年の桜の動画を撮影しておられ、この岡本南公園もありました。満開の桜。昼間の様子はこれで楽しむこととしよう。

 動画を貼っただけで終えるのは人の褌で相撲をとるようなもの。私も夜ですがこの岡本南公園で写しました。いかんせん夜ですし、ストロボ炊く無粋なことしませんし、街灯の明かりだけで手持ち撮影。ブレてます。

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 住宅街の真ん中にあり、この時間では地元の方数人が桜を楽しんでおられました。

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 なんでも今年は花見の宴会自粛があちこちであるそうですが、ここでは住宅街のど真ん中。最初から宴会は禁止されていますし、そもそもが出来る雰囲気でもなく、私はこうした静かに桜が咲く環境で観るのが好きです。

私の撮影分2枚の撮影日:2011年4月10日


復活・我が家の桜

2011年04月10日 | 植物・花

 三連続、桜の花ネタです。やっぱり今の季節の花ですからね。しかもあの震災で気落ちするところを、桜で助けられたような感じがしています。

 実は我が家にも桜の木があるのですが、一昨年の夏に樹木の病気にかかり、葉が褐色になって秋本番の前に落葉してしまいました。身内の庭師に見てもらったら菌が入り込んでいるそうで、枝の大部分を切ってしまいました。

 枝を切られた桜、昨年の春は申し訳程度の花を咲かせましたけど、今年は残った枝にしっかり花を咲かせています。これはブログで紹介せねばならない。

 撮影は4月5日。アナログテレビのアンテナが写ってますねぇ。ハイ!ウチは未だにアナログです。

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 白い花で「これからも続けて咲くぞ!」と言うているかのよう。

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 こちらは二日後の4月7日撮影。空の変化がバッチリですね。結構高いので、花見には首が疲れると思います。

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 これだけ咲けば、来年は安心かな。

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 この木の下にはセミの幼虫(何という名だったか?)が多くいるはずです。でも昨年夏はセミが少なかったな。桜の樹勢にも左右するのでしょうか。セミはいくら鳴いても私は特にやかましいとは感じません。どんどんセミ、来てちょうだい。

 今年は桜でずいぶん助けられました。あの災害で気持ちがすっかり落ち込み、このブログもしばらくお休みを頂きました。でもその殻を打ち破ってくれたのが、ピアニストのakoさんと、桜守の岡本南公園で見た丸々膨らんだつぼみ。生命力の再起を誓ったものです。そして自宅の桜も見事復活遂げ、気持ちの引っかかりもかなり収まった様に感じます。