goo blog サービス終了のお知らせ 

mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

人は易きに流れる

2016年06月17日 | 思索と考え
 東京都のM知事は、結局知事職の辞職を表明し、議会で認められました。
 批判の嵐はすさまじいもので、格好のテレビネタでもありました。
 私も「どうかな」と思っていましたが、それよりもかつてあれだけ「改革派」を標榜しておられた方が、なぜああなってしまったのかがとても不思議です。

 少し前の傘の日に書いたことですが、「普通の人」の因子には、放っておけばあのような行動を引き起こすものがあるだろうとの私の仮説です。
 傘の日に書いた内容は、急な雨でお困りの際はどうぞお使いくださり、使用後は返却をお願いします。という傘が使われっ放しでさっぱり戻って来ない。そこから普通の市民感覚の中には、小さなことを疎かにする感覚(行動様式)があり、それがひいては大きな犯罪につながる、というもの。

 名古屋市議会の減税日本の市議。六年前の市議選は減税日本大躍進で一期議員が大幅に増えましたが、その選挙中の公約にも関わらず、期末手当を全額よこせとか、当選から日が浅い事から給与を少し減らそうという市議団会派の意向を無視して、全額を求めるとか、おやおや?という行動が目立ちました。
 これも少し前に書きましたが、兵庫県の号泣県議。あの方も改革派を謳っていたそうですが、結局は既報の通り。
 つまりこれまで「金と政治」で宜しくないことをされた方は、信念を持って金と政治で不正を行っていたのではなく、自然に不正を行うようになったのでしょう。
 その「自然に不正」を行う要素が、傘を返さない行動に表れているわけです。

 スーパーなどの駐車場。店舗入口近くは身障者用の駐車スペースとなっているところが多いです。
 しかし店舗入り口に最も近いので、往々にして身障者用ではない自動車が止められているのを見かけます。

 傘を返さない人、身障者用の表示を無視して止める人、同じ発想による行動です。「人は易きに流れる」。
 この「易きに流れる」のであるので、傘を使いたいときだけ使って、あとは知らん顔。返却するのはある意味大変ですからね。
 入口に一番近いから止めただけ。
 こうした心根の行動が積み重なると、目に見える異常な行動になるのだろう。

 M知事も、本人は当然だと思っていただろうと想像します。
 この「当然」と思う行動は、本人は当然であっても、価値観の違う者にとってみれば当然ではありません。

 今、世の中はM知事批判旋風が吹き荒れています。
 この批判をする心も「また易き方に動く」であって、人の批判はできますが、己自身の評価は気づきません。
 そのような過程を経て、号泣県議もM知事もあのような結果になってしまっただろうと考えます。
 M知事批判をする人の中に、また新たな「金と政治」で不正を働く人が出てくるだろうと思います。易きに流れる人がいる限り。

傘の日に思うこと

2016年06月12日 | 思索と考え
 昨日は、傘の日でした。「傘の日」とは、この6月11日が、暦の雑節である「入梅」となることが多いことから、日本洋傘振興協議会が1989年(平成元年)に制定したものだそうです。
 ラジオでも傘の日にまつわる話題が出ていました。そこでも少し触れていましたが、地下鉄の駅などにある(あった)「友愛の傘」などの名称で、「急な雨降りの時はお使いください。使用後は返却をお願いします。」という傘立ての傘、最近は見かけないですね、という話。
 この傘がさっぱり戻ってこないそうです。
 つまりせっかくの「困ったときにどうぞお使いください」の傘ですが返却されず、「友愛の傘」などと書かれた傘立ては傘が無かったり少なかったりします。

 「どうぞお使いください」の傘ですが、使った傘を返さないのは窃盗(泥棒)です。世の中、こんなに泥棒が多いのか、と思うほど返ってきません。
 それだけ、モラルが落ちているのですね。某東国の知事についてとやかく言える立場ではないです。
 逆に言えば、そんなモラルが落ちた人が多い風潮の中ゆえに、そんな知事が出てくるのでしょうか。

 モラルが落ちたといえば、自動車の運転もそう。毎度書いていますが、家の前の道路は住宅街ながら抜け道と認識されていることから、やたらと速い速度で走り抜けます。
 30km/hなのですが、当然のように50~60km/hで走ります。
 運転者の顔を見てやりますが、極悪人ではなく、全く当たり前の顔。

 こういう社会風潮なので、某知事のセコイ行いの連続で、マスコミネタお騒がせが登場するわけです。・・・あくまで私見です。

 あの知事も、友愛の傘が最近は見かけないのも同じ「根本」のような気がします。

 友愛の傘と似た話で、10年ほど前、名古屋市内で「名チャリ」と呼ばれる社会実験が行われました。
 名古屋市中心市街地の交通対策の一つの社会実験ですが、市中心部の「ワントリップ」を自転車で行こう、というもの。
 市中心部に何か所か置かれたステーションと呼ばれる所で自転車を借り受け、目的地に向かい、目的地最寄りのステーションに返却するもの。
 あくまで「ワントリップ(片道移動)」で使うもので、自転車貸出件数と返却件数は同一になるはずです。
 しかし貸出>返却で、毎日数台の自転車が行方不明になってしまっていたそうです。
 つまり、返さずにそのまま持って行ってしまう人が一人や二人ではないわけですね。
 当初の名チャリ社会実験では、ICタグを用いた貸借や自転車の管理は行われなかったので、個々人の追跡調査はできませんでしたが、実験の主宰者は、これほどの行方不明自転車が多かったとは・・・と嘆いていました。

 全て共通しています。傘を返さない人、住宅地を交通違反しながら抜け道とする人、自転車を返さない人、さらについでに言えば、スーパーの商品詰め込み台にある、商品を入れる袋を必要以上に巻き取って持って行く人。
 こういう文化ゆえに、おかしな知事が出てくるのだろう。

 そんなことを傘の日に思った次第です。

 ちなみに今年の雑節の入梅は、6月10日20:13(JST)でした。

*** 追記 ***
 友愛の傘が最近は見かけないのは、返されないほかに、一つには、コンビニエンスストアで、安価なビニール傘が販売されるようになったのも、理由としてあります。地下鉄駅構内売店がコンビニエンス形態に移行した駅が多いです。

政治活動と個人の行動が曖昧

2016年06月04日 | 思索と考え
 京都新聞記事からです。滋賀県議会のY議員が静岡県熱海市の美術館視察目的としながらも熱海から100km以上も離れた、浜松市のリゾートホテルに宿泊したとする領収証を添付していた問題で、視察先美術館は浜松市の美術館だったと訂正。さらに、JR乗車券購入の領収証の一部に私的に購入した切符があったとのことで、その分を減額訂正したとのことです。
記事:「無駄ではない」吉田滋賀県議、政務活動費で会員制リゾート宿泊

 こういうの続きますね。政務活動費の支出が、政務なのか個人なのかは、東京都知事の件で散々報道されていますが、あそこまでではなくとも他にも幾人かやっている噂はありました。
 このY県議というのは、今年、春の高校野球大会へ甲子園へ出かける前の壮行会で、県庁前でバスの停め方に不満を持ち「一回戦で負けろ」と叫んだ、どうしようもない県議です。ブログではYとしておきますが、京都新聞記事では名前がありました。

 この種のものは、自身の立場が特殊だと思えるところからきているのでしょう。
 周りにもいます。その人自身がある組織そのものと思っていらっしゃる方。
 本人は決して公私混同しているつもりは無くとも、傍からみると公私混同。
 美術館見学も政務としなばがらも、個人の趣味で、そりゃそうでしょう、議員が絵画を見ることは無く、絵画を見るのは、個人そのものです。
 そして乗車券購入で、個人のものも含めて「どがちゃが」は、とかくベテランさんに多いように思います。
 議員に限らず、どの世界でもベテランになるほど、なぜか本人の意思とは無関係に本人の無意識の中に「偉い」という意識が生まれるようで、費用の「どがちゃが」など、特別な人という自負から来ているように思います。

 この「特別」な意識は誰にでも発生するものらしく、その立場になる前は批判の対象であった事柄が、いざその立場になれば、「特別」意識が出て、批判されていたことと同じことをなさるのは、これまでの名古屋市議会の減税日本所属の議員の一部、元兵庫県議のN、さらに遡ればかつての民主党。これについては何度か書いていますが、きちんとまとめられず、またいずれ。

 しかし、このY県議、どうしようもないおっさんだと思っていたら、絵画鑑賞がお好きなんですね。
 私は美術鑑賞できないし、行かないので普段の美術館のお客さん、どんな方が多いのかよく分かっていないんです。

「前」は分かりにくいものです

2016年05月31日 | 思索と考え
 安部首相が、消費税増税引き上げを再度、延期するそうです。
 その理由が、今はリーマンショック前の状況に似ている、とかで、増税実施を再度延期するそうです。
 消費税増税やリーマンショック前云々ではなく、この「何々の前」というのは分からないもので、後になって、「ああ、あれが前の出来事だった」とわかるものです。
 よく言われる、先に分かれば苦労せんわ、というものですね。

 この「前」の出来事で、いつも思うのは、国鉄時代末期の山陽本線西明石駅で起きた特急「富士」の脱線事故。
 1984年(昭和59年)に起きた、富士号脱線事故というものは、10月19日に起きたもので、当時国内最長走行列車の西鹿児島発東京行き寝台列車の特急「富士」号が通過駅の西明石駅で、本来の列車線に入るところが、当日は運転線路変更で電車線を走行することで、西明石駅ホームの手前で分岐器の分岐側を通り電車線に入らねばならないのが、担当機関士は、酒酔いの状態で運転しており、この運転線路変更を失念して、通常速度で西明石駅に進入したため、分岐器制限速度を大幅に超過してため、先頭の機関車を除く寝台客車全てが脱線し、機関車の次に連結されていた寝台車がホームに激突して、車体半分が欠きとられる衝撃的な事故がありました。
 この時の機関助士は機関士の酒酔い状態を知っていたものの、非常弁を操作するなど、防護措置をなにもとらなかったことで、後に諭旨免職になっています。
 この機関助士が何もしなかったのは、当時の職場雰囲気で、機関助士は機関士の従属的立場にあり、非常弁を操作して列車を止めると、この「非常弁により列車不時停車」という事実のみが残り、余計なことしやがった、と職場でつるし上げられるようなところがあり、何もできなかった、ということだそうです。

 機関士の酒酔い状態を続ければ、やがて大事故に至ることは容易に想像がつきますが、悲しいかなそれは大事故が起きてから、後になって分かるもので、あの時にこうしておけば・・・という「後悔」になります。
 後悔は先には感じられないもので、上記のリーマンショック前の状況云々、経済不況の前はなかなか分からないものです。
 交通事故、オレオレ詐欺、後になって分かるものですが、いずれもその始まりがあるものです。
 交通事故は不注意で起きるものではなく、事故を起こす要素のある運転をしているから起きるもので、この「今」の運転が事故に結び付くかどうかを知るのは難しいえす。ゆえに毎日毎日必ずどこかで交通事故が起きるものですが。

 難しいことを書きますと、「今」の状態を知るは、数学的な微分です。
 この微分である変化率を積にしたものが積分で、微分の変化率で変化する姿が積分。
 現在の経済状況を微分し、その変化率の値で将来を見通すと積分となり、それがリーマンショック級の経済不況、なのかどうかはわかりませんが、そういうことになります。

 「今」を冷静に知ることは、「未来」を知ることになります。この「今」が将来起きる出来事の「前」を知ることになるのですが、なかなかその「前」は分からないものです。
 最近の例で一つ。熊本地震で、4月14日夜の最初の震度7地震が、熊本地震とされ命名されました。
 しかしその後に起きた、4月16日未明の地震がマグニチュードで上回り、当初は余震とみられていたものが、後にこちらが本震とされ、14日夜の地震は「前震」とされました。
 私が覚えた地震の書物でも、前震は、後になって本震が起きないと前震かどうかは分からないもの、という記述があり、まさしくそんな例が、今年の熊本地震でした。

 さらに、私が経験したものではないけど、昭和一けたの時代の日本。
 戦前の気配からやがて、日本が太平洋戦争に入ってしまう諸々の出来事も「前」がなかなか分からない結果だと思います。
 この「戦前」という言葉も、後々に呼ばれたもので、戦前の時代から「今が戦前です」というような人は、当然ながらいませんでした。
 ここから導き出すのが、2016年の現代、新たな「戦前かも」と仰る方がいます。
 「何かの前」は、分からないものです。

マスコミ的にはサミットは関心があるのだろうけど

2016年05月26日 | 思索と考え
 今日は、別の内容を書くつもりでしたが、またまた伊勢志摩サミットがらみで毒を吐かせてください。
伊勢志摩サミットはいつが本番なのか知らないけど(調べる気にもならん)、その時期が近づいているそうで、昨日の名鉄名古屋駅構内改札内に「G7・・・KINTETESU・・・」と書いた紙を持って立っている人がいました。
 サミットは、G7なのですか。

 そんなのはどうでもいいけど、CBCテレビの再放送の水戸黄門、本日の放送はありません。本日の放送時間は、夕方ニュースワイドイッポウの枠拡大でサミット特集。
 なんでやねん!

 サミットは、日常生活に迷惑をかけると何度か弊ブログで書いていますが、こんな形でも迷惑な存在。
 CBCは中日新聞も株主になっている放送局です。そんなサミットなんぞに力を入れるのは・・・マスコミだから仕方がないか・・・でもイッポウの大石キャスターが嬉しそうに「総力取材!」などと言うと、テレビ倒したろか、なんて思うことも。

 そんなに世間様はサミットに関心があるのだろうか。
 ポジティブに歓迎する方はいらっしゃらないと地元の方からのコメントを頂きましたが、歓迎の意思ではなく、単に行事としては関心がある、という人は多いのだろうか。
 ラジオ聞いてても、意気揚々と話されます。もうそれ聞いてるだけでイライラ、直ちに電源止めます。

 C局ラジオの某番組、サミットは争いの無い国際平和についても話し合われる、なんて呑気なこと言われていましたが、サミット開催で交通規制規制・賢島へは人を入れない、なんて平和ではない、正に争いの世、そのもの、

 Yahooのトピックに、サミットのために学校が休校になるとの記事がありました。
 こちら⇒伊勢志摩サミット 会場周辺は厳戒態勢、県内29校が臨時休校

 交通規制や検問のため、鉄道を利用した通学生に影響が出るおそれがある、ということですが、とうとう学校の授業にまで影響を与えて、本当にはた迷惑な行事です。
 真珠の核入れができないなどのレベルを超えてます。

 名鉄電車の車内壁面広告に三重県の広告が出ていますが、そこに三重県知事が写っています。
 その三重県知事、以前に嬉しそうにサミット誘致決定したときの写真にも収まっており、腹立たしい限りの人物。
 そんなのが名鉄電車の車内で目に入ってしまいます。

 伊勢志摩が国際的に認知され、経済効果・・・云々ですけど、個人的には伊勢志摩は、迷惑サミットを開催した汚点の地、という記憶として残ります。
 地元の方には申し訳ないけど、こんなサミットを開催した伊勢志摩はマイナスイメージが着き、この先訪れようとは思いません。伊勢は赤福の社長がらみで、マイナス印象を持っておりましたが。

 しかし、本当にここ数日「サミット 迷惑」あるいは「サミット迷惑」による検索来訪者が多いです。アクセス数ベースは一日に約300アクセスですが、ここ数日は軽く400を超えており、その差、100以上は、サミット・迷惑の検索キーワードでお越しになられた方です。