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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

祖父江地区コミュニティタクシー・予約方法が少し変更

2009年08月17日 | 稲沢市コミュニティバス

 このブログで何度か書いています、稲沢市のコミュニティバスに接続し祖父江地区を運行する「祖父江地区コミュニティタクシー」、8月1日のエントリ記事の通り、利用の際は前日午後10時までの予約が必要であったものを、利用する2時間前までの予約が必要に変更になります。

 しかし何処の誰が・・・こんなこと申してはなんですが・・・、たかが稲沢市内の移動だけで、前日までの予約が必要、つまり前日までに時間単位の行動を要請する発想をしたのだろうか。まさに机上の発想、ことわざの「士族の商法」、或いは落語の「ぜんざい公社」を連想させるに充分です。

 余りにも惨憺たる利用状況に、ようやく市としても改善を図り、前日までの予約を2時間前までとすることになりました。2時間前前であれば、まぁなんとか使える交通機関になるでしょう。他のデマンド方式(予約・呼びだし式のバスなど)でも1時間程度の余裕をみるところも多く、予約から配車指令を行うのに必要な時間を考えると、2時間前はちと長いようではありますが、妥当な線ともいえます。

 予約変更は9月1日から。具体的にどうなるか。稲沢市コミュニティバス東西幹線の祖父江の森停留所での発車又は到着時間から2時間前までの予約です。

  つまり祖父江の森停留所を11:30発稲沢駅西口行きのバスに乗る場合・・・
   9:30までに予約を行い、指定された時刻に最寄停留所へ行く。

  稲沢駅西口停留所15:10発のバスからコミュニティタクシーに乗り継ぐ場合・・・
   祖父江の森着が16:10ですので14:10までに予約を行う。

 この復路(稲沢→祖父江地区)の場合は、出来れば東西幹線に乗った際に運転士に、コミュニティタクシーに乗る旨を申し出る方法も考えられますが、運転士の業務量や配車までの時間を考えると難しいかな。祖父江地区には森上駅前に2台か3台の車両が常駐しているのみですので、ある程度の時間が必要なようです。

 ともかく9月からは、祖父江地区コミュニティタクシーの問題点であった一つが少しは緩和されることになりました。この結果で利用者数がどう推移するのか。次回12月に稲沢市公共交通会議がありますので、その際の数字に期待することとしよう。ただあの停留所の少なさではあまり成果は期待できないかもしれませんが。

稲沢市コミュニティバス公式ページ
http://www.city.inazawa.aichi.jp/ka_annai/anzen/com_bus/top.html

当ブログ関連エントリ
2009年3月3日投稿:「祖父江地区コミュニティタクシーのテコ入れ
2009年6月17日投稿:「祖父江地区コミュニティタクシーはどうすればいいのか
2009年8月1日投稿:「祖父江地区コミュニティタクシー・予約時間変更か


稲沢市コミュニティバスは少し手直しか

2009年08月04日 | 稲沢市コミュニティバス

 弊ブログ8月1日の投稿で少し書きましたけど、7月31日の地域公共交通会議で稲沢市コミュニティバスは来年の7月に向けて、少し手直しを予定しているらしいです。

 その前提として、6月に稲沢市民2500人に対してアンケートを行い、その結果を7月31日の会議で報告されました。

 設問として

  • どの程度コミュニティバスを利用しているか
  • (利用した方に)そのコミュニティバスを利用してどちらへ行くか
  • (利用していない方に)利用しない理由は
  • 現行路線を変更する場合、どの点に考慮すべきか
  • 停留所を変更する場合、どの点に考慮すべきか
  • 時刻変更する場合、どの点に考慮すべきか
  • 運行経費をどうすべきか

です。あまりに汎用的な設問で、正直なところ実態を示すには至らないような問いで、例えば利用したことのある方に『何処へ行くか』など聞くより、利用するに至った環境を問いただすべきで、それから『何処へ行くか』などに入るのが、利用者層を掴めるはず。

 基本的に公共交通なんて市民全員が使えるものではなく、停留所にある程度近い方がまず利用の機会がありそうで、それから使いやすい時間帯に便があるかや、心理的に乗る気にさせるかどうか、の視点が必要です。

 今回のアンケートで、家族を含めて全く利用していないが約91%という数字が出ています。これ先ず妥当なところでしょうね。もう少しこの数字高いと思っておりました。また本人若しくは家族が使ったことがあると答えたのは約9%で、昨年7月の運行開始以来一度でも乗れば「乗った」になりますので、こんな数字でしょうか。

 継続的な利用者とすればもっと少ないと思います。

 

 さて、そんなアンケートをもとにコミュニティバス来年7月の手直しの素案が出されました。素案を地図上に描いた資料もありましたが、会議の委員の一人が「回収したらどうか」などと意見を出し、事務局も諮らずに承諾しましたので、路線の資料は回収されてしまいました。しかし私はしっかり記憶に残っていますぞ。

 東西幹線と南北幹線の両線がありますが、とかく南北幹線が冗長的ルートで、市域南西部の、大塚とか梅須賀の辺りからはとてつもなく廻り道で、みすみすお客さんを逃しているという状況もあり、そこで運行距離の短縮も一つの視野なのだそうです。

 示された素案は、東西幹線がほぼ現行通りのものと、それを経路中間付近で分割した物の二案。

 南北幹線は車両一台を増車の上、現行の経路を中間付近の公共施設で分割し、国府宮側を直接国府宮駅を経由し、その後大里から奥田へと至るルート。そして平和側は少しルートを変更の上、祖父江支所へ結ぶというものが一案。
 さらに平和側のルートの変え方を違えたものが二案。
 そしてこれはダイナミックに車両を二台増車してこの第二案に加え、旧祖父江町地区を余すところなく廻るという三案です。

 東西幹線の分割は、まぁそれはそれで良いのですが、運行距離の短縮による運転時間の短縮は、直接は繋がりません。私も一応ダイヤを組めるものですので、この案を見た時は「ダメだ」と思いました。つまり東西幹線の中間停留所で、東から西から来たバスがここで終点となり、乗り継ぐお客さんは乗り換えて、そしてまた両方向へ去って行く。こんなダイヤを想定しているそうですが、それなら一台の車両が通して運転した方がお客さんに対して親切というものです。所詮は「X」字のダイヤと同じで、交差地点で車両が直通するか、双方に折り返すだけかの違いで、むしろダイヤ設定の自由度が減ります。

 南北幹線も現行路線の途中で系統分割を考えているようですが、必ずここで接続しなければならないダイヤでは、系統分割のメリットはあまりありません。市役所の担当者の方、もう少しダイヤ設定のイロハを勉強してくださいね。

 あと、稲沢市コミュニティバスは、旅客定員9名のジャンボタクシーの車両を用いています。これいつまで続けるつもりでしょうか。このバスに乗らないという理由に「乗れるかどうか不安」というのが、運行開始当初のアンケートにありました。確かにたった9名では一寸お客さんが増えればたちまちアウトです。一応続行便手配をしていただけますが、すぐ来るわけでもなく、そういうところに心理的なバリアが出来、人によってはそのバリアが高くなります。

 私の場合、乗るとすれば、稲沢駅⇔祖父江の森、というほぼ全区間ですので、この「乗れるか?」という心配は殆どありません。でも仮に路線中間部辺りですと、乗る意思が出てくるかどうか。

 アンケートで殆どの市民は乗ろうとする意思は見られないようです。逆説的に言えばそれでよかったかもです。多くの方が乗ろうとして、バスは常に一杯。そして続行便の連続では、むしろ経費が高くついてしまいます。車両を大きくすることも考慮に入れていいのではないかと考えます。

稲沢市コミュニティバスについてはこちら
http://www.city.inazawa.aichi.jp/ka_annai/anzen/com_bus/top.html

関連エントリ
2008年12月19日投稿:「稲沢市コミュニティバス・一部経路変更
2009年3月3日投稿:「祖父江地区コミュニティタクシーのテコ入れ
2009年6月17日投稿:「祖父江地区コミュニティタクシーはどうすればいいのか
2009年8月1日投稿:「祖父江地区コミュニティタクシー・予約時間変更か


祖父江地区コミュニティタクシー・予約時間変更か

2009年08月01日 | 稲沢市コミュニティバス

 昨日、稲沢市地域公共交通会議が開催されました。議題として、

  1. 報告事項 稲沢市コミュニティバスアンケート集計
  2. 協議事項 稲沢市コミュニティバス事業計画の変更

です。このエントリでは祖父江地区コミュニティタクシーに限って書きますので、ほかの案件はまた後日に。

 このブログで何度か書いています、祖父江地区コミュニティタクシー。これはコミュニティバスの東西幹線と接続して旧祖父江町地区の12箇所の乗り場とを小型タクシーで結ぶものですが、とにかく惨憺たる結果です。旧祖父江町地区市民を対象としたアンケートでも利用したことが無いと回答したのは約94%。本人若しくは家族が利用したことがあると回答したのは約4%で、これまで約50人少々の利用者数に対して、本人・家族の利用ありとの数字が意外にも多いように感じました。

 また利用しない理由として、自家用車など使っているからが約80%、予約の方法が不明が約43%、その予約が煩雑が約12%、近くに乗り場が無いが約21%とあり、まぁこんなものでしょう。

 設問にはありませんでしたが、乗ったことのある人に私が特に問いたいこととして、

  •  「前日までに往復とも乗車時間を予約しなければならないコミュニティタクシー、どうやって暮らしに組み込んでいるのか?」
  •  「乗り場からどのくらいのところに住んでいるのか」
  •  「こんな不便なものをどうして使う気になれたのか」

が知りたい。こんなこと稲沢市の担当者としては思いも付かない事でしょうけど、私はこの利用者環境が知りたいです。

 

 さて祖父江地区コミュニティタクシーの利用者数その後です。前回のエントリ6月17日投稿「祖父江地区コミュニティタクシーはどうすればいいのか」の続きですが、昨日の会議ではこれまで報告されていた停留所毎の集計が無く、単に月毎の数字のみでした。事務局に聞いてもよかったですが、それも面倒、こちらのエントリでもその後の数字のみをお知らせします。

 2008年7月1日~2009年4月30日までは、乗車29件44人、降車16件18人。(既報)
 2009年5月1日~2009年6月30日まで、乗車降車区別なく、5件7人。

 上の数字見ても分る通り、往復移動が普通である中、乗車の数は降車の約二倍の利用で、いかに帰り道の利用が困難であるかを示しています。一日数便なら兎も角、帰りの時間まで「前日までに決めろ」っていうのは、出来るわけが無い。あまりにも机上で物事を考えたこと一目瞭然。

 そこで昨日の会議のニ項目目である「事業計画の変更」にかかってきます。来年のコミュニティバス・コミュニティタクシー本格運行を目指してルート等の見直しをしたいとのこと。東西幹線・南北幹線は別にして、

  • 祖父江地区コミュニティタクシーも見直し、事前予約の受付時間を変更して、乗車時間の2時間前までにならないか
  • また東西幹線との接続を祖父江支所にならないか
  • コミュニティバスの経路変更で、祖父江地区にも通せないか

を検討しているらしい。

 このうち、予約時間を東西幹線乗車の2時間前までとすることは、まだ決定してはおりませんが、本年9月から実施できないかと検討しているそうです。これが決まれば、帰りの利用が大いに使いやすくなりますし、私のような域外の者も、もうすこし使いやすくなります。

 仮に9月に予約時間変更を実施したならば、どう利用者数の推移が見られるのか、見守りたいところです。

関連エントリ
2008年12月19日投稿:「稲沢市コミュニティバス・一部経路変更
2009年3月3日投稿:「祖父江地区コミュニティタクシーのテコ入れ
2009年6月17日投稿:「祖父江地区コミュニティタクシーはどうすればいいのか
2009年8月4日投稿:「稲沢市コミュニティバスの運行事業変更


祖父江地区コミュニティタクシーはどうすればいいのか

2009年06月17日 | 稲沢市コミュニティバス

 このブログで何度か稲沢市コミュニティバスを取り上げています。

 先月に第9回稲沢市公共交通会議が開かれ、そこで稲沢市コミュニティバスと祖父江地区コミュニティタクシーの利用状況の報告がありました。今回は私は傍聴には行っておらず、この度webページに配布資料が公開されましたので、それを見ながらの記述です。

 利用状況として、幹線バス東西線は当初の目標値を超える一日あたり130人程度、南北線は目標値をやや下回る25人程度で推移し、東西線については一応の路線設定目標の達成と言える状況だそうです。

 さてこのエントリのタイトル、旧祖父江町地内にお住まいの方の為に幹線バス東西線と接続する祖父江地区コミュニティタクシーは、相も変わらず惨憺たる数字が続いており、前回このブログで書いた2009年1月までの値その後ですが、2月は利用がとうとう0、3月乗降で5件、4月は1件だけと、もう何らかのテコ入れをしなければなりません。

 3月3日のエントリでも書きましたが、利用状況報告書から祖父江地区コミュニティタクシーの乗り場毎の利用者数を書いてみます。2008年7月1日から2009年4月30日までの利用数です。二つある数字の左側は件数、右側は人数で、( )内は7月の無料期間中の内わけ数字です。

停留所 乗車 降車 備考
山崎    0 0 利用なし
中屋敷   7-8 2-2  
富士美ヶ丘 1-1
(1-1)
1-1  
中牧    3-3
(3-3)
0 7月の無料期間のみ
丸甲小学校 3-3 4-5  
甲新田   1-1 1-1  
ナビタウン 0 0 利用なし
島本    1-1
(1-1)
2-2  
野田北   0 0 利用なし
西鵜之本  1-6
(1-6)
1-1  
長岡    4-4 0  
神明津   8-17 5-6  
合計 29-44 16-18  

 近々、稲沢市ではこのコミュニティバスに関する市民意識調査を行うそうで、無作為抽出の2500人にアンケートを送るそうです。それはそれでいいのですが、恐らく回答の90%以上は利用したことがないと答えるのではないかな。

 バスなどというものは、バス停からある程度近くでないと使えるものではなく、そのため停留所勢圏という言葉があるくらいで、この勢圏にお住まいの方と、そうでない方とで標本を別けなければアンケートの意味がないと思います。

 ちょっと脱線しましたが祖父江地区コミュニティタクシー、これ使っておられる方にどうしても調査をして頂きたいです。こんな前日までに予約しなければならないものに、どの様な方がお乗りになられているのか、是非知りたいです。

 私の考えとしては3月3日投稿に私案のようなことを書きましたが、予約制度や乗り場の数など今のままではハッキリ言って存在価値無し。いくら経費的な面で負担が少ないといえども。

 祖父江町内各所からの往きの便は兎も角、御帰りで使われるであろう祖父江町内各所行きの便も前日までの予約が必要な点。飛行機じゃないんだから、近場の移動で帰りの時間なんて予め分るはずがない。それも稲沢市中心部からの東西幹線が日に数本であればまだスケジュールが固定されそうですが、1~2時間に一回の運行では帰りの便なんて決めかねると思うのですが。

 また旧祖父江町内も結構広いのですが、その広い中でたった12箇所しか乗り場が無く、乗り場近くの方はまだしも離れている方が、わざわざ幹線バスに乗り換えなければならないコミュニティタクシーを使う気になられるとは到底考えられません。またいくら旧祖父江町が稲沢市に編入されても、そうそう稲沢市中心部に向う必要があるわけではなく、この旧祖父江町内での利用を全く想定していない点です。


祖父江地区コミュニティタクシーのテコ入れ

2009年03月03日 | 稲沢市コミュニティバス

Ccf20090303_00001  2月26日に開催された、第8回稲沢市地域公共交通会議に傍聴に行って参りました。内容は既に承知しておりますが、稲沢市コミュニティバスの一部経路変更と運行開始以来の利用状況について。

 経路変更については昨年12月18日の第7回会議で了承済みで、その後中部運輸局に事業計画変更を申請しその認可を受けての報告です。運行系統の新設・変更、停留所の新設等は無く、停留所の位置変更を伴う経路変更が一箇所、その他九箇所は停留所の位置変更を伴わない経路変更(走る道筋が少し変わる)で、いずれも軽微な変更で、3月2日実施です。

 昨年12月19日の投稿で、コミュニティバスに接続する祖父江地区コミュニティタクシーの惨憺たる結果を書きましたけど、この惨憺たる状況には変化が無く、報告書にも 「利用促進に向けてのPRや予約時間等の利用方法変更を検討する必要がある」と、いささか憂慮している状況が滲み出ている一文があります。

 どの程度惨憺たるものなのか、その前に祖父江地区コミュニティタクシーとはどんなものかおさらいです。

Ccf20090303_00000  稲沢市のコミュニティバスは東西幹線と南北幹線があります。旧祖父江町には東西幹線が通っておりますが、経路から離れた所には東西幹線の終点である「祖父江の森」を結節点とし、旧町内の12箇所の乗り場(停留所・右図参照)の間を乗合のタクシーで運送するというもので、その名を祖父江地区コミュニティタクシーといいます。

 この祖父江地区コミュニティタクシーの利用は予約制で、利用前日の午後10時までに予約をしなければなりません。往路(各地区→祖父江の森)のほか、帰りの復路も予約しなければなりません。この予約制である点と、広い旧祖父江町のたった12箇所でしか乗り降りできないという点で、非常に利用しずらい乗り物となっています。

 予約制については、往きはともかく、帰りの時間なんぞ事前に分かる訳がない。殆どの方はそうではないかな。東西幹線の運行回数は比較的多く、選択の幅が多く、事前に決めかねると思います。

 またそうして予約したコミュニティタクシーも自宅の近くまで来る(行く)のではなく、図の通りの乗り場での発着で其処まで行かねばならない。さらに車は祖父江の森まで(から)でして、アクションが重なり敬遠されるはずです。

 利用状況報告書から祖父江地区コミュニティタクシーの乗り場毎の利用者数を書いてみます。報告書は単に「何月・何処其処・何件」という時間軸の書き方であり、ここでは地点軸での数字でして、2008年7月1日から2009年1月31日までの利用数です。二つある数字の左側は件数、右側は人数で、( )内は7月の無料期間中の数字です。

停留所 乗車 降車  
山崎 0   0 利用なし
中屋敷 4-4   2-2  
富士美ヶ丘 1-1 (1-1) 0 7月の無料期間のみ
中牧 3-3 (3-3) 0 7月の無料期間のみ
丸甲小学校 3-3   3-3  
甲新田 1-1   1-1  
ナビタウン 0   0 利用なし
島本 1-1 (1-1) 2-2  
野田北 0   0 利用なし
西鵜之本 1-6 (1-6) 0 7月の無料期間のみ
長岡 3-3   0  
神明津 9-18 (5-14) 4-5  
合計 26-40   12-13  

 1月は往路・復路とも2件の2人、合計で4件・4人ということです。しかしまぁ少ないですね。でも逆に言えば、この面倒な手続きをして祖父江地区コミュニティタクシを利用する方もいらっしゃるわけで、特に帰りに乗られる方は、どのような方なのか一度お会いしてみたいと思います。

 祖父江地区においては、ここでも巡回バスを走らせるのが一番いいのですが、経費の面とそもそも公共交通の潜在需要はさほど大きくなく、さらに対稲沢地区の流動となるとさらに減りますので、やはり現状の予約制デマンド運行が適しているようにも考えます。そもそも旧祖父江町域内で完結する移動を考慮していないところに計画の無理があります。

 当面の対策として予約制をとりつつも、往路(各地区→祖父江の森)については当日の予約でも可能なこと、復路については東西幹線の車内で運転士に申し付けて配車するという方法、さらに乗り場を12箇所に限らずもっと細かに増やすこと、東西幹線との乗換えを祖父江の森だけでなく森上駅停留所も加えること、などが考えられます。

 今回の公共交通会議にいて、名鉄バスの委員と愛知県バス協会の委員から意見がでました。コミュニティタクシーの中屋敷停留所はすぐ近くを東西幹線祖父江の郷への延長経路が通っており、これを使うことができないのかという内容です。さすがに運輸のプロですね、私のいいたい事と着眼点が同じです。市側の意見として、中屋敷停設置箇所は東西幹線から多少なりとも離れており、走行時間などから直ぐにはムリ・・・、あぁ予想通りの回答でした。