ノア年内最後の
ビッグマッチとなる
後楽園ホール大会。
事前情報から
本日の興行は
チケットが売れていると
聞いていましたが・・・
事実、今日は
入ってましたね~。
公式発表は
1,615人(超満員)。
やっぱり満員の
後楽園ホールは
最高に気持ちイイです。
カブキさんの
メモリアルマッチが
あるということで
入場口の前には
お花がズラリ。
・・・ところで
なぜノアで
ラストマッチなんでしょ!?
メモリアルマッチ
カブキ 越中 齋藤
vs潮崎 小川 雅夫
越中と齋藤は
平成威信軍風のいでたちで
カブキの入場をエスコート。
第0試合から
観客のボルテージは
ほとんどMAX!?
華麗な
ヌンチャクさばきも披露。
試合ではご覧の通り
雅夫のダイビング攻撃を
毒霧で迎撃。
これが決め手となり
齋藤のスイクル・デスで
カブキ軍が勝利。
有終の美を飾りました。
試合後には
引退セレモニーと
10カウントゴング。
この様子を見ながら
カブキさんとの動画、
やってみようかなぁなんて
想いがちらほらと・・・。
カブキさん、
お疲れ様でした!
第1試合
大原 熊野vsタダスケ 諸橋
腎出血による
欠場明けの大原には
「おかえり」の声が。
人気ありますからね、
大原は。
試合は熊野が
アルゼンチンと
大原のムイビエンの
競演で決着。
もうちょっと
見ていたかった
気持ちもありますが
テレビ中継も
ありましたからねぇ。
第2試合
中嶋 北宮
vsコーディ シェルドン
前GHCヘビー級王者の
中嶋勝彦が
第2試合ですよ、奥さん!
しかも私のお気に入りの
コーディ・ホールも
この試合に出場。
まだ第2試合ながら
オラ、ワクワクしてきたぞ!
しかしながら
試合は5分決着。
北宮がスピアーで
シェルドンから3カウント。
もうちょっと
見ていたかった
気持ちもありますが
テレビ中継も
ありましたからねぇ(2回目)
第3試合
小峠 石森 Hi69
vs宮本 長井 LEONA
ノアvs外敵軍という
構図になったこの試合。
問題はLEONAが
どれだけ試合のペースを
握れるかという
ところでしたが・・・
父親譲りの
ドラゴンスクリューも
そこからの足4の字固めも
あまりお客さんは
沸いていなかった
気がしますね。
そろそろLEONAだけの
アイデンティティー
みたいな技やムーブが
ほしいところです。
試合はHi69が
ストゥーカスプラッシュで
LEONAから3カウント奪取。
これまた早い決着でしたが
テレビ中継が以下略。
試合後、
Xディビジョン王座を
所持している石森と
爆破王を所持する宮本が
やり合う場面も。
続きはあるんでしょうか・・・!?
第4試合
GHCジュニア・ヘビー級
タッグ選手権試合
HAYATA YO-HEY
vs グルクン 首里ジョー
GHC Jr.タッグに
挑戦するのは
琉球ドラゴンプロレスの
グルクンマスクと
首里ジョーの2人。
Jr.タッグリーグでは
ダントツの最下位でしたが
やれんのか、おい!?
HAYATAとYO-HEYは
顔の半分を
ペイントしての登場。
私は好きですけど
女性ファンの多い2人なので
あまりウケないかも!?
琉球ドラゴンの2人、
想像以上に良かったですね。
王者組を終始、
追い込んでいる印象でした。
防戦一方の
YO-HEIでしたが
HAYATAとの連携から
顔面Gで逆転。
これで決まらないと
見るや否や・・・
トップロープからの
ダイビング式顔面Gで
王座防衛に成功。
バンブードラゴンも
見たかったのですが
そうそう見られないから
奥の手・・・ということで。
もはやJr.タッグ戦線で
相手が見つからない状態の
HAYATA&YO-HEY。
こうなったらもう
あの伝説のJr.タッグチームに
肩を並べるところまで
突き進んでもらいましょう!
第5試合
GHCタッグ選手権試合
ヨネ ストーム
vs丸藤 谷口
司令塔の丸藤と
暴走ファイトの谷口、
相性抜群のタッグチーム、
MAKETA RA OWARIが
再びGHCタッグに挑戦。
今度こそ
負けたら終わり・・・!?
対するは
ノアで数少ない
タッグ屋らしいタッグチーム、
50ファンキーパワーズ。
ファンに愛されるチームで
私も結構好きです。
マケオワの奇襲から
始まったこの試合は
序盤から谷口が
ヨネに対して
リングサイドで
バックドロップを放つなど
ハイペースな試合に。
谷口の笑顔、不気味です(笑)
丸藤とクワイさんの
逆水平チョップ合戦は
クワイさんが
押していた印象。
私の個人的な
ノアチョッパーランキングは
潮崎>クワイさん>丸藤。
異論は・・・認めます。
比較的早い段階で
丸藤が繰り出した不知火は
ヨネのカットが間に合い
カウント3ならず。
丸藤が放つ
相手の死角からの
トラースキックは
いつ見ても唸ってしまいます。
簡単そうにやってるけど
すんごく難しいと
思うんですよねぇ。
さすが方舟の天才!!
1度目の
ファンキーバスターボムは
谷口の救出が間に合い
成功ならず。
ペースを奪い返した
マケオワでしたが
ヨネを踏み台にしての
カタパルト式虎王は
谷口に誤爆。
弘法も筆の誤り!?
すると逆上した谷口が
丸藤を攻撃。
マケオワ、
負けてないのに
空中分解か!?
ファンキーバスターボムで
50ファンキーが
丸藤から3カウント。
王者組が防衛に成功しました。
試合後、長井が
谷口に急接近!
待ちに待った展開、
キタコレ!!
第6試合
スペシャルシングルマッチ
杉浦vsムース
ノアファンから
非常~に愛されている
ムース。
「ムース!」の
掛け声とともに
握った拳を下に下げる
特徴的なアピールは
妙に中毒性があるんですよね。
「キリングマシーン」
杉浦といえども
この相手はちょっと
やりにくそうです。
アピールの方に
気を取られがちですが
身体能力の方も
当然、スゴイんです。
エグイことも
当たり前のように
やってのけちゃいます。
ここまで杉浦が
一方的に追い詰められる
対戦相手って
なかなかいないのでは
ないでしょうか?
ブライアン・ケイジ戦
以来の衝撃です。
ようやく巻き返した
杉浦ですが
フラフラのムースは
前方に腕を伸ばすと
拳を握り
胸元まで引き寄せます。
すると会場から
「ムース!」の掛け声。
一瞬で場の空気を
変えてしまうムース。
恐ろしい選手ですね。
ランニングニーや
エルボーなど
杉浦が強烈な打撃技で
再びペースを握り返すと
トドメはもちろん
オリンピック予選スラム。
試合中はムースに
喰われ気味だった杉浦ですが
試合後に観客席に
ムースポーズを決めるなど
最後はしっかり
オイシイところを
持っていったのは流石です。
セミファイナル
GHCジュニア・ヘビー級
選手権試合
原田vs田中稔
丸藤がかつて
「ノアのジュニアは最強です」
と田中稔の前で
宣言したのが2002年。
あれから早16年弱ですか。
まさか再びこの男と
ノアが交わるときが
やって来ようとは・・・。
おじさん、なんていうか
感無量です、はい。
にらみ合う
王者と挑戦者。
それにしてもアレだ、
2人とも男前ですなぁ。
試合序盤から
得意の腕関節で
原田を攻める稔。
一瞬で勝負を決めてしまう
腕ひしぎ固めと
ミノルスペシャルがあるだけに
王者、原田は
気が抜けません。
原田も随所で
やり返すのですが
稔の執拗な腕攻めに
動きが止まってしまう場面も。
ベテランの貫禄が
稔の立ち振る舞いから
にじみ出ています。
稔が雪崩式で放った
腕をクラッチしての
フィッシャーマンズバスター。
試合が決まっても
おかしくない衝撃でした。
ロープの反動を
利用して決めた
片山ジャーマンでしたが
3カウントを奪えず。
これには原田も
信じられないという表情。
稔は別の形でも
雪崩式の技を披露。
佐山式・・・というより
金本浩二式の
タイガースープレックスも。
更に腕ひしぎ。
これで決まるかとも
思ったのですが
原田が必死に動いて
なんとかロープブレイク。
この辺りから
お客さんが興奮して
足を踏み鳴らす
ストンピング音が
ドンドン鳴り始めます。
・・・で
私も写真を撮りながら
大興奮していたので
その先の内容は
よく覚えていません(笑)
とにかくまぁ
面白かったですよ。
稔の場合、
腕関節で一瞬で
ひっくり返ってしまう
可能性があるので
試合がより
スリリングに感じました。
フィニッシュは
この日2度目の
片山ジャーマンで
原田が王座防衛に成功。
試合後はお互いの
健闘を称えて握手。
稔にはこれに懲りずに
何度でもGHC Jr.に
挑戦してきてほしいですね。
メインイベント
GHCヘビー級選手権試合
エディ・エドワーズvs拳王
セミで十分
お腹いっぱいだったのに
期待感でパンパンの
メインイベントがやってくる。
なんて贅沢な興行。
エディが勝っても
拳王が勝っても
どっちに転んでも
面白いですもんね、コレ。
拳王は
いつものフード付きの
ガウンではなく
新しいガウンで登場。
正面から見ると
一瞬だけ中邑真輔っぽく
見えたのはナイショの話。
一方のエディは
まさに質実剛健。
派手さはない。
だが、それがいい。
試合開始序盤、
場外に落ちた拳王に
トペを狙うエディ。
それを拳王が
ロープを掴んでの
キックで迎撃。
最初から飛ばしてます!
場外で追撃を狙う
拳王でしたが
走ってきたところを
エディが
フロントスープレックスで
カウンター。
拳王は場外の鉄柵に
足を強打してしまいます。
・・・2人とも
飛ばし過ぎじゃない!?
エディは見た目の
さわやかさとは裏腹に
パワーもあれば
打撃技も鋭く
エグイことも平気でする
オールラウンダー。
この日の試合を見て
改めて良い選手だなと
思いました。
逆水平チョップは
丸藤やクワイさんよりも
良い音がしてましたね。
拳王が活路を見出すのは
やはりこの強烈な蹴り。
この表情、素晴らしい!
エディは2度目のトライで
トペを成功させました。
タイガードライバーは
拳王が必死に抵抗。
投げ捨て式ジャーマン合戦。
2人とも負けず嫌い!?
断崖式の攻防は
見ているこちら側にも
緊張が走ります。
エディ、拳王、
ともに一度は阻止するも・・・
拳王が断崖式の
ドラゴンスープレックス。
そしてこの表情。
この試合へ賭ける想いが
見て取れます。
トドメに狙った
ダイビングフットスタンプは
エディがうまくかわして・・・
コーナーめがけて
フロントスープレックス!
2人とも頼むから
ケガしないでくれ~!
エディのチョップと
拳王のキック、
壮絶な打撃戦の後、
エディが抜いたラリアットは
重量級選手のそれと
何ら遜色のないインパクト!
シットダウン式の
パワーボムでも
3カウントならず。
ならばとエディは
右腕をアピールした後、
ランニングエルボーから・・・
タイガードライバー。
言うまでもなく
三沢さんのムーブですが
拳王はカウント3を許さず。
拳王が蹴暴!
カウントは2。
雪崩式の技を狙うエディ。
しかし、拳王が
スルリとエディの
股下をくぐって抜けると
エディの足をキック、
そして雪崩式の
ドラゴンスープレックス!!
その衝撃たるや・・・。
ここを勝機と見た拳王は
必殺技のダイビング
フットスタンプを敢行!
カウントは・・・2!?
エディは2発目の
タイガードライバー
(おそらく'91)から
ボストンニーパーティー!
これもカウント2!!
ならばと奥の手の
ダイハードフロウジョンを
繰り出そうとするも
拳王が阻止!
どう切り替えしたかは
ごめんなさい、覚えてません!
私も大興奮してたもので・・・。
吼えた拳王が
入魂の右ハイキック!
エディの延髄を捉えます。
うつ伏せに倒れこむ
エディの背部に
ダイビングフットスタンプ!
更に続けざまに
腹部へ向けて
フットスタンプを投下!!
これで3カウントが入り
拳王がこの激戦を制し
第30代GHCヘビー級王者と
なりました。
拳王のこの喜びよう、
見ているこっちも
うれしくなります。
三沢さんが創ったノア、
三沢さんを知らない自分が
ノアのチャンピオンに
なったことで
新しい時代が始まる。
拳王の言葉には
妙に説得力があります。
この新しい王者が
どんな景色を
見せてくれるのか、
楽しみでなりません。
新しいカリスマの誕生を
会場で見ることができて
本当に良かっ・・・
・・・と思ってたら
誰かリングに
上がってきました。
・・・って、
清宮じゃないですか!!
無期限の海外武者修行に
出ていたはずの清宮。
あの純朴な青年が
なんか急に垢抜けて
体も大きくなって
帰ってきました!
清宮はリング上で
拳王への挑戦を表明。
これは来年のノアも
面白くなること
間違いなしですね。
若干、新日本っぽい
ニオイを感じますが
それも時代の流行と
いうことで・・・。
この日の興行は
本当に面白かった!
95点くらいの
満足度でした。
欲を言えば
休憩時間がなかったことと
カブキさんとの撮影会が
試合観戦を中断しないと
できなかったことだけが
不満といえば不満でしたね。
ノアは本当の意味での
新章に突入!
Mr.しもはこれからも
ノアを応援し続けます。
今大会の記念として
カブキさんの
毒霧手形色紙をGET!
カブキさんとの
ツーショット撮影も!!
ノア福袋も購入。
気になる中身は・・・
・トートバッグ
・2018年カレンダー
・ノアロゴ黒Tシャツ
・丸藤Tシャツ
・小峠サイン入りポートレート
・キーホルダー(ヨネ、熊野)
・・・でした。
個人的には
トートバッグと
カレンダーだけでも
5,000円分の価値アリ。
ランダムで入っている
Tシャツが丸藤だったのも
ラッキーでした。
そして
購入するかどうか
悩んでいたこの2冊も
後楽園の本屋で購入。
内容については・・・
ノーコメントで!?
ほっこりプロレス大賞2017、
2017年12月28日頃まで
投票受付中!
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