一燈照隅

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ヒゲの隊長、イラク自衛隊「戦闘記」

2007年04月03日 | たまには読書
イラク復興支援先遣隊長のヒゲの隊長こと、佐藤正久元一等陸佐がイラクにおける活動を語った「イラク自衛隊 戦闘記」が出版されています。
イラクに行くまでの心境から、現地サマーワでの現地の人達とのふれ合いや、ゴラン高原、イラクの経験からの自衛隊が復興支援する問題点などマスコミ報道では知ることの出来なかった真実が書かれています。

殉職された奥大使との入念な打ち合わせ、その中で給水支援は手を出すと大変だと意見が一致していたことや、現地に入ってから各部族長との付き合い、決して妥協するのでないが相手の顔が立つようにする。
三人の日本人の人質事件が起きたとき、サマーワでは「日本の自衛隊に今、帰られては困る。テロリストの要求などに負けず残ってもらいたい」との趣旨でデモが行われたなど、日本国内では報道されていないことなど、現地の人達のために自衛隊員が一丸で頑張ったことが書かれています。
また、佐藤隊長がユーモアのセンスもなかなかなもので、これが部族長達と円滑に接することが出来た面もあるようです。

これらイラクでの自衛隊の活躍は、これからも多くの人の記憶に留めておくべきではないかと思います。

佐藤正久氏は今夏の参議院選挙に立候補されます。ぜひ当選されることを期待します。

私の決意

「強い責任感を持って専心その職務の遂行にあたり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託に応える」この自衛隊員の服務の宣誓の言葉どおりに私は生きたいと願い、行動してきました。イラク・サマーワでは、日本がいかに世界から期待されているかを肌で感じました。
同じ思いを持った仲間たちが、陸に、海に、空に、国内で、そして海外で祖国日本の独立と平和を守るため、世界の人々の幸せのため、歯を食いしばり、汗を流しています。そしてこれを支える家族や、地域の人々がいます。私はその心を国政に届けたいと、このたび決意を致しました。
「現場を知る者こそが平和の尊さがわかる」その信念のもと、さとう正久は全力を尽くすことを誓います。
さとう正久

さとう正久オフィシャルページ







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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も読みました (山本大成)
2007-04-04 10:17:42
 前に日下公人さんの講演を聴く機会があり、その際に番匠郡長の話として「イラク復興支援はGNN(義理・人情・浪花節)を基本理念にして行い。それが成功の要因となった」旨のお話を聞いたことがあります。(GNNはイラク人にも理解されたそうです)
 この本を読んで、その時のお話を思い出しました。
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Unknown (まさ)
2007-04-05 20:31:43
山本大成さん。
義理・人情・浪花節が通じれば、争いごとは無くなっていくでしょうね。
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私も「戦闘記」読みました (デルタフォース)
2007-06-24 08:56:43
佐藤ヒゲ隊長のみならず、海外派遣に携わった
自衛隊の方々は正に「現代のサムライ」と言っても過言ではないと思います。
私のブログでも佐藤隊長と自衛隊を応援していますので、遊びにいらして頂ければ幸いです。
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Unknown (まさ)
2007-06-24 19:15:01
デルタフォースさん。
はじめまして。
海外で自衛隊の活躍は大きな意義があります。
貴ブログ拝見させていただきます。
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