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つれづれと、日々のおもひをつづること。

フィンランド旅行1 アルヴァ・アアルト

2009-05-18 21:00:03 | 北欧旅行
◆アアルト・アトリエ◆
ヘルシンキ郊外にある、建築家アルヴァ・アアルトのアトリエ
ヘルシンキの中心部から4番トラムで20分ほど。
仰々しくもなく、普通に街並みに溶け込んでさらりとしたたたずまいl。
あまりに普通に在りすぎて見過ごしそう
裏面のファサードの窓の水平ラインと、
壁の立ち上がりの曲線がぴっとした空間へ。
 

色々なアトリエの集合体のような建物。
各ファサード面が全て違う表情を持っていて、
それほど大きくない建物なのにそれぞれの面が違う建物のよう。
 


◆アアルトハウス(自邸)◆
アトリエを訪れた後に、アトリエから歩いて10分くらいの
アルヴァ・アアルトの自邸へ。
道路側からみたところ。
 

庭側からみたところ。
ホワイトの外壁は自邸の中のアトリエ、仕事場の空間。
黒に近い焦げ茶の外壁はプライベートな空間。


1階にあるリビング。
アルヴァアアルトと妻のアイノアアルトが設計した家具にあふれた家
見たことあるデザインのものも多々。
デザインした上に製品化されなかった貴重な家具もあったり。
 

1階にある仕事場の空間。
アアルトが気晴らしに描いていたという油絵が無造作にあったり、
手書きの図面の復元も。
当時使っていた道具もそのままに。
 

この窓際の席がアアルトがいつも仕事をしていた場所だとか・・・。
いつもこの景色を見ていたのかなぁ。


ダイニング。
壁に造りつけられた家具にアイノのデザインの食器が
iittaraで買わなきゃ欲が増大!
サヴォイベースも無造作に置かれていて、
シンプルさとさりげなさが、とても、いい。
普通に生活に溶け込んで日常的に使用していたのであろうこその、良さ。


窓際にさりげなく置かれた椅子はテーブルと同じ曲げ木のデザイン。


バルコニーのテラスに置かれていたベース。
さりげにベースなどと同じ曲線。
植えられていた花はマーガレット


マーガレットはアアルトが好んでいた花らしく、
その花をデザインした家具もある。
テラス脇に収納されていたマーガレットの花をモチーフにした
椅子をガラス越しに
この椅子に腰掛けてテラスでくつろいでいたのかなぁ。


アアルトのアトリエ、自邸の通りには
アアルトが設計した建築物が多々ある。
ぶらっと周囲の通りを歩くと、
新しい建築物でないのに、
水平ラインがぴっときいた建築物がここかしこに。


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