映画館で観ました。
ウォール街で悪名を轟かせた実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートのお話です。
ボロ株を扱う店頭業者にいた頃の経験と巧みな話術で業績を上げ、26歳で名門まがいな証券会社を設立。
その後標的を素人から富裕層に変え大企業へと発展させ、若くして年収49億も荒稼ぎ。
ウォール街のウルフの異名を取り、豪遊生活な毎日を送る彼でしたが、捜査当局に睨まれ転落へと進むのですが・・・。
上映時間3時間にゾッとしつつも、気合入れて臨みましたが、何じゃこいつら~な話に全然長さを感じず
3時間たっぷり楽しませてもらいました。
もうのっけからドン引き場面です。
ドラックにセックスにバカ騒ぎ。お金の魔力に憑りつかれたらこうなるのかな~と思ってしまいます。
人を騙して金儲けして、いかれた成金豪遊ライフ。
金、金に群がるようなギラギラした社員たちも怖い~。
金魚鉢洗ってた社員がなんだか可哀想。綺麗にしてやろうって優しい気持ちなのに。
そんなの金に目がくらんだ奴には分からないんだろうね。
逆にこういう人でないと金儲けは出来ないような気がします・・・。
そんなドン引きシーンが満載なんですが、結構楽しめるんです。
ここまで行かなくても、人間どっかにハチャメチャな豪遊ライフを楽しんでみたいって気持ちが1ミリでもあるのかも。
結局ジョーダンは投資詐欺とマネーロンダリングで有罪になり転落、やっぱり正義は勝つというラストになるのかと思いきや、そんなラストにはなってないところが面白いですね。
憎まれっ子世に蔓延る~みたいな・・・現実もそうだもんね。
ジョーダンさんのセミナーに来てる人たちを映すラストが印象的でした。
こういう人がいるから同じことが繰り返されるような・・・。
ペンを売る話からも、人の心を掴む参考になることはあるけど、騙してはいけません。
そう言えば、あのセミナーでレオ様を紹介してはった人はご本人さんだとか。
あんだけ薬まみれになってても大丈夫なんだ~と思ってしまいました。
レオ様のぶっ飛んだ演技も良かったですね。
「レモン」と呼ばれるドラッグを取り過ぎてマヒしちゃった時の演技なんかはほんとに凄い。
あの階段も傍目には数段なのに、どんだけ高いとこって見えてるシーンも面白いですね。
船が嵐で大破しちゃったシーンも笑った。
ほんとにバカな奴らだなと思うけど、なんか可愛くも思えてしまう。レオ様だから?
楽しんだもん勝ち、みたいな映画でした。
☆原題 : THE WOLF OF WALL STREET
☆製作国 : アメリカ
☆上映時間 : 179分
☆監督 : マーティン・スコセッシ
☆キャスト : レオナルド・ディカプリオ / ジョナ・ヒル / マーゴット・ロビー / マシュー・マコノヒー / ジョン・ファヴロー
それをあまり感じさせない仕上がりでしたね。
一気に突っ走っていたように思います。
たしかにドン引きシーン満載ですが、
それが下品といった感じでもなく…。
ディカプリオの演技も最高でした!
長さも思ったほど感じずに観られました。
ほぼ全部がドン引きシーンでしたわ(笑)
でも面白く観られたのもさすがです。
この人悪役やっても、どこか可愛げがあるように思えてしまいます。
演技も最高でしたね。3時間だれることなく楽しめました。
3時間たっぷり楽しめました。
レオ様こういう役ピッタリですね。タイタニックの時より断然いいです。
ずっと出ずっぱりであのテンションで疲れたんじゃないかなと思ってしまいました。(^^;
トラックバックありがとうございます。
レモンのドラッグのシーンはすごかった。泡を吹いていたし・・・
嵐のシーンも、なんだかタイタニック?
講習会の紹介者がご本人だったのですか。
知りませんでした。
あれだけの演技なのにアカデミー賞取れずに残念です。
ほんと嵐のシーン、タイタニックを思い出させますね。
私も後で知ったんですが、まさか本人さんが出てはるとはね。
もうお亡くなりになってると思ってました(^^;