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はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

山鉾めぐり・・・

2007-07-15 | 京都でお散歩


今年山一番を引かれた芦刈山

貧しさゆえに妻と別れ、落ちぶれた姿で芦を売る老翁がやがて訪ねて来た妻と再会をはたす夫婦和合の姿をあらわすんだそう



まだ組立てられた状態のままでした。
町会所でも御神体や懸装品も飾られてなさそうだったので、すぐに次の場所に移動しようと思ったんですが、何気にグッズ売場を覗いてみると・・・



本屋さんで買おうと思ってた祗園祭手帳があるではないですか!
山鉾の詳しい説明が書かれてるということで欲しいな~と思ってたんです。
即買い

そして"ご朱印"という言葉が目に入りました。
町会所の方に聞いてみると、各山鉾でご朱印があって、スタンプラリーのように押して廻るんだとか。
よくよく見ると買った祗園祭手帳にもご朱印を押すページが設けてありました
これまで山鉾のご朱印巡りがあるんなんて知りませんでした

さっそく芦刈山からご朱印を頂いて廻りましたよ~
また後ほど紹介しま~す!



これは太子山だったと思う
組み建てはるところでした。



雨の中ご苦労様です


この辺りの山は町会所準備も山も出来てないんで、新町通へと向かいました。



昨年上に登らしてもらった岩戸山です

車輪が付いていて一見鉾のように見えますが、これは曳山なんです



岩戸山のグッズ売場



岩戸山からすぐ上がったところにある船鉾
こちらも豪華絢爛
船鉾にも一度上がらしてもらいたいです~



船の先端に乗ってるげき(漢字出てこないぃ~)

鵜に似てると言われる想像上の瑞鳥で、水難を避けるため乗ってはるんだそう!


そして四条通を渡り、カマキリのからくり仕掛けで人気の蟷螂山に行ってみました

しかしカマキリさんは台風の影響で非難されてたようでいてはりませんでした



で、こちらは今年初登場のカマキリのおみくじ機
残念ながらこの日は午後4時からということでした
子供達もこのおみくじ目当てに来てたようですよ。

写ってないですが、手前にあるハンドルを回すとカマキリが180度回転し、ほこらから落ちてくる番号の玉を箱でキャッチし届けてくれるというもの

種類も100種類あるんだとか。。
100種類もあるなら最悪の凶も存在するですよね~と聞いてみたんですが、吉とか凶とかと言うより、100種類の言葉が書かれてあるそうです!



写真を撮ってたらカマキリさん こっちに向けて下さいました
羽もパタパタ動くんだそうですよ

1回200円。
これから行かれる方はぜひカマキリさんにおみくじ届けてもらってはどうですか



そしてこちらは菊水鉾
昭和27年に88年ぶりに再興された昭和の鉾。
山鉾巡行の時、この菊水鉾だけ音頭取りが菊の葉の団扇を持ってはります



もうひとつ菊水鉾だけに付いてる「菊水」の額
両側は上り龍、下り龍が抱えています。

この「菊水」の篆刻は新京極にある田丸印房さんの2代目が彫りはったんだそうです
おもしろスタンプも売ってはりますよね



屋根の上ではまだ何か作業されていました。

祇園祭 

2007-07-14 | 京都でお散歩
祇園祭 今年も14日に行ってしまいました
せっかくの3連休ですごい人出が予想される祇園祭ですが、あいにく台風が接近しつつあり、どうなんるでしょうね~。
今日も朝から雨が降り続いててうっとうしい一日でした

なんだか早く行き過ぎて準備もまだ出来てない状態のとこもあったりだし、私も早めに切り上げて帰って来たんで、いまいち雰囲気が伝わらないと思いますが、今日昼間に私の歩いた祇園祭の様子を書いて行きたいと思います~




10時前頃 八坂さんに到着
古い粽をお返しして、本殿にお参り



舞殿には神輿が3基置かれていました
17日の山鉾巡行の後、夕方からこの神輿3基が八坂さんを出発し四条寺町の「御旅所」に向かいはります。(神幸祭〔おいで〕)

神輿にはそれぞれ八坂さんのご祭神が乗ってはります。
中御座→素戔鳴尊、東御座→奥さんの櫛稲田姫命、西御座→その子供の八柱御子神



八坂さんからトコトコ歩いて、長刀鉾を横目に見ながら・・・



今回ぜひ登らしてもらいたかった月鉾に向かいました

山鉾の中で一番背が高く重い鉾。
豪華絢爛な装飾が施されてることから「動く美術館」の異名を持つほど
ぜひぜひその素晴らしい装飾を見たかった



町会所で粽を買って2階上がらさしてもらいました
我が家の粽は月鉾のになりましたよ~



2階には稚児人形や懸装品が飾られてたんですが、撮影禁止の文字が・・・
鉾内だけじゃなかったの~??
わからんままに撮ってしまったのがコレ↑
2階の様子が全然わからなくてスミマセン



こういうショットはいいらしい・・・。
鉾に乗るのにちょっと並んでます。






鉾内の広さは六畳くらいだそうです。
昨年乗らしてもらった岩戸山の内部よりも綺麗に整備されてるかな~って感じがしました
内部の様子が撮れなくて残念
でも鉾からの風景を撮るふりをして四本柱の飾金具を隠し撮り

天井の中央は赤い柄物の布で覆われ(針山のような雰囲気)、その周りには源氏五十四帖着彩扇面図が描かれていました



下に降りて・・・わかりにくいですが、、
円山応挙筆の屋根裏の草木図と左甚五郎作のかえる股と兎の彫刻です


・・・そして、四条通から南のエリアを散策しに行きました

石峰寺へ・・・

2007-07-11 | 京都でお散歩
講習会が終ってから、お昼ごはんも食べずに電車を乗り継いで深草に向かいました
深草と言えば、昨年の12月 京都検定の試験会場が龍谷大学だったのでこの駅に初めて降りたんだけど、今回は龍谷大学と反対方面に進んで行きました。



深草橋を通って石峰寺へと向かいました。
途中カフェでごはんでも・・・なんて思ってたけど、な~んもなさそうなとこでした



静かな住宅街を通って行くと"石峰寺"の案内板が。。
この細い階段を登っていくようです。



石峰寺は黄檗宗のお寺。
異国情緒の漂う門ですね~
この門わりと低いんで、背の高い方は頭ぶつけないように気をつけましょう



萬福寺の千呆が宝永年間に創建。
その後寛政年間に伊藤若冲が草庵を結んで、住職の密山と一緒に裏山に五百羅漢を造りました

この五百羅漢の石仏がいくつか倒され、数個壊れたというニュースが報道されましたが、この犯人は小学生の子供だったそうですね。
遊んでいて石仏が倒れてしまったそうですが、それが面白くて次々と倒してしまったんだとか。。
たまたま当たって倒れたんで怖くなって逃げてしまったのなら、まだ子供だからしょうがないかなって思えるけども、面白くてやるのは許せませんな~

拝観料を払う時、お寺の方に羅漢がどうなってるか聞いてみたんですが、倒れただけのは元に戻ってるそうですが、壊された分は今週くらいから修復に出しはるそうです。
元に戻るのはもう少し先のようですね。



こちらが本堂



五百羅漢のある裏山にはこちらの参道を通って行きます

すぐだと思ってたんですが・・・



またまた階段を登り、、



少し山道を歩きます。

この時点で足元にはすでに蚊の姿が・・・
拝観受付で「虫除けスプレーふって行って下さいね」と言われたんですが、そんな大したことないだろうとサッサしかふって行きませんでした。
裏山にはだ~れもいなかったんで、ここぞとばかりに蚊が迫って来ます
貸してもらった団扇がパシパシやってましたが、足いっぱい咬まれてしまいました

この時期虫除けスプレーはしっかりふって行きましょう!


ここからは表情豊かな五百羅漢の石仏をお楽しみ下さい

伊藤若冲が下絵を描き、石工に彫らせたもので、釈迦の誕生から涅槃までの一生が表されてるんだそうです









竹を拝んでらっしゃる方も



「お代官さま~、へっへっ、いかがでごぜ~ましょうか」
「越後や、お前も悪よの~」

なんて言ってるように見えてしまいます



足の裏が並んでる~と思ったら、ちゃんと顔になっていました
托鉢修行の場面だそうです。



賽の河原





境内には伊藤若冲のお墓もありました。

芬陀院へ・・・

2007-07-10 | 京都でお散歩
天得院で桔梗のお庭を楽しんだ後、すぐ近くにある、こちらも東福寺塔頭の芬陀院に行ってみました




芬陀院は一条経通が父の菩提を弔うために創建したお寺

通称 雪舟寺と呼ばれています
門にも大きく「雪舟庭園」と書かれてるように、雪舟さん作庭と言われるお庭があるんです。



趣あるアプローチを通り方丈へ。



雪舟さんと言えば、悪戯ばかりして柱に縛られた時、足を使って涙でネズミの絵を描いたことで有名ですよね

入口に(←コレのとこに)マジックで書かれた可愛いネズミの絵が貼ってありました
(↑筆で書かれてたかも)
あとで・・・と思ってて写真撮るの忘れました


天得院には来られても、こちらまではあまり足を運ばれないんでしょうかね~。
だ~れもいてはりませんでした

拝観受付のとこで「すいませ~ん」と言ったんですが、お寺の方も出て来られない
よく見ると受付のとこに勝手にお金をいれるように箱が置かれていました。
拝観料は300円。
うまいことお釣りあってよかったな~。
行かれる時は念のため小銭用意して行った方がいいね



こちらが方丈に入ってすぐの南庭。
雪舟さん作庭と言われる「鶴亀の庭」です
(昭和12年に重森三玲さんによって復元されたそうですが・・・)

苔地の中に亀島(手前)と鶴島があります

広縁の前は誰も座ってはりません、、お寺貸切です~
幸せ~と転がりたい気分でした



亀島のエピソード

時の関白一条兼良は雪舟が幼少の頃に涙で描いたネズミの事を思い出し、ネズミのような出来ばえの亀を描くよう雪舟に言われました。
しかし雪舟はなかなか筆をとろうとせずに日を過ごしていました。
ある日、他の弟子たちと一緒に庭に出て石を動かしている雪舟の姿がありました。
和尚がそれを見ていたところ次第に亀の形になり、立派な亀の石組みが出来上がりました。
その夜庭先で異様な音がするので、和尚が不審に思って戸の隙間から覗いてみると、石組みの亀が手足を動かしている姿が・・・。
翌朝和尚が雪舟になんとか動かぬよう処置をするように言うと、雪舟は大笑いして亀の甲に大きな石を突き立てました。(中央の石)
それ以来、亀は動かなくなったそう。



重森三玲作の東庭。
こちらも鶴亀石組の枯山水庭園



東庭の突き当たりには一条昭良好みの茶室"図南亭"があります
図南亭から眺める東庭は美しいです!



図南亭から少し奥に行ったとこにもこじんまりしたお庭がありました。
わかりにくいですが、一条恵観(昭良)好みの勾玉の手水鉢と屑屋型石燈籠がありました。



帰りに臥雲橋から・・・



通天橋を眺めました

天得院の桔梗

2007-07-07 | 京都でお散歩
7月6日
東福寺塔頭 天得院の桔梗を愛でる特別拝観に行って来ました



天得院はいつも公開されてるお寺じゃなくて、桔梗が綺麗に咲くこの時期(6月15日~7月16日)と秋に特別公開されるんです
昨年気になりながらも行けなかったんで、今年はぜひ桔梗を愛でに行ってみたいと思ってたんです

(昨年の桔梗 慮山寺智積院)




皆さんお庭を眺めてらっしゃいますね~



こちらが入ってすぐの南庭。

スギゴケと桔梗が美しいです
思わずため息

暫く縁側に座ってお庭を眺めていました。



上品な紫色



うっすらピンクがかったような白い桔梗もありました。



お隣に座られた方とちょっとお喋り

梅雨時の桔梗が綺麗なんだそうですね。
秋にもまた咲くけど、今と違って雰囲気がしっとりとしてるそうです。



バタバタっと帰られて一瞬縁側に誰もいなくなったんで、部屋の中から撮ってみました



お庭を見ながらお抹茶も頂きました



お菓子も桔梗。上品なお味でした



花頭窓から西庭を眺めてみました
秋の紅葉の時はこの窓からの眺めも美しいでしょうね~。



こちらは西庭

桔梗だけでなく、キリシマツツジやサツキ、萩と四季折々の花も楽しめるんだそうですね~。
いつも公開してくれたらいいのにな



西庭に面したお部屋では精進料理も頂けるようです。
精進料理の老舗「矢尾治」さんのお料理だそうですが、とっても美味しそうでした。
この日は予約なしでも頂けたみたいなんですが・・・お一人3000円。
う~ん、ちょっと考えちゃいました






玄関先にも桔梗が咲いてたよ



八重の桔梗も



フクロウちゃんもいたよ

流れ橋

2007-07-02 | 京都でお散歩
紫陽花の小路を通って・・・



時代劇のロケ地でもお馴染みの流れ橋に行ってみました



木津川に架かる流れ橋。
正式には上津屋橋と言います!

木津川が増水すると床板が流れるようになってることから、通称"流れ橋"と呼ばれるそうです



流れ橋ってこんなに長かったんですね~。
増水時には8つ分かれて流されるって聞いたんで、もっとこじんまりした橋だとばかり思っていました

巾は3m、長さは356メートルもあるんだそうです



横から見たところ。
ちょっと昔にタイムスリップした気分

こんな長い木像の橋って他にあるんかな~。



ワイヤーで繋いであるので、流れてもまた元に戻るんだそうです



付近の皆さんの生活の橋になってるようですね。
自転車やバイクで通ってはりました。

でも「バイクや自転車は押して通って下さい!」との注意書きが・・・
しかし、この橋を自転車やバイク押して渡るにはちょっと大変やろな~
バイクが走ると橋の板がバコバコ波打ってるんで傷むでしょうね



ちっとも水流れてないんですけど・・・

橋が流されるほどの増水って、かなりな雨が降らんと無理でしょうね。
そんな雨ってここんとこ降ってないと思うし、橋が流されたのってかなり昔の事なんかな~
この川が濁流になったら怖いよね。



こっちだけ川の流れがある~。



おっちゃんも釣りを楽しんではりました。
何釣れるんかな~。

一休寺納豆

2007-07-02 | 京都でお散歩

(↑画像おかりしています)

方丈では一休寺納豆を試食させて頂きました

大徳寺納豆よりもこちらの方が柔らかくて食べやすいかなって感じでした
でもやっぱり塩辛いです

それともう一つ、お麩の佃煮がありました。
こちらも試食させて頂いたんですが、言われないとお麩ってわからない感じです。
え?って思われるかもしれないですが、貝の佃煮みたいな食感でした
なかなか美味しかった

でもみやげ買ってません

大徳寺納豆もまだほとんど残ってるねん~
なかなか減らんな~。
なんかこれを使った良いレシピってないかな

一休寺へ・・・

2007-07-02 | 京都でお散歩
"ここはどこでしょう"
皆さんはもうお分かりでしたね
そう、京田辺市にある一休寺に行って来ました
ここはリチャード・ギアのお気に入りのお寺でもあるって事で、前からいっぺん行ってみたかったんです



一休寺と言うのは通称で、正しくは酬恩庵と言います

一休さんは大応国師(南浦紹明)が建てられた妙勝寺が荒廃してたのに心を痛められ、この地に草庵を営んで修復につとめられました。
完成後は大応国師の木像を作り開山堂に安置し、法祖の恩に酬いたことから酬恩庵と名付けられたそうです



緑の美しい参道



まずは方丈庭園を見せて頂きました
庭園は寛永の三筆の一人である松花堂昭乗、石川丈山、佐川田喜六の合作なんだそうですね。
松花堂昭乗と言えば、松花堂弁当にゆかりのある方ですよね



美しい白砂敷の南庭



北庭は蓬莱山から滝の水が流れ落ちるさまを水を使わないで石を配置することで表した蓬莱庭園
素晴らしいのかもしれないんですが、こういうお庭はあんまり好きではないんです

それともう一つ"十六羅漢の庭"と言われる有名な東庭があるんですが、通り過ぎてしまいました。
そう言えば、細長い庭があったように思うんですが、あまり印象に残ってません



これは一休さんが乗ってはったという輿だそうです。
一休さんは81才で大徳寺の住職になりはった時、ここから紫野の大徳寺までこの輿に乗って通ってはったそうです


そして方丈内陣の仏間には一休さんの等身大の木像があるんです
こちらは写真を撮るのをやめておきました

この木像には一休さんの頭髪やヒゲを抜いて植えつけられ、眼に玉眼が嵌め込まれてたとか。
今ではなくなってるそうですが、像にはその跡が残っているそうです。



そして本堂へと向かいます。。



このお寺は秋に来るのが良さそうですね。
紅葉が綺麗でしょうね

でも私の中ではこのお寺は冬に訪れてみたいと思ってたんです。
何故かって??
冬の寒い時期に来て善哉を食べたかった

「善哉」は一休さんが名付けたんだとか。。
粒あんの汁にお餅が入ったものを食べた一休さんが「善き哉(よきかな)この汁」と言ったことから「善哉」と呼ばれるようになったんだそうです

毎年1月には善哉のふるまいもあるんだそうな。。



冬場に行きたいと思いながら、なぜこの時期に訪れたかと言うと、本堂前の参道の夏椿が見頃だ・・と言う事で行っちゃいました

しか~し、来るのがちょっと遅かったようです。
お花もあまり咲いてないし、苔の上に落ちてる花もかなりきちゃなくなってました



お寺の方に聞いてみたところ、3日ほど前にはたくさん花も咲いてたそうです。
もうちょっと早く来れば良かったな~。



こちらは一休さんの墓所。
門の扉には菊の御紋のすかしぼりが入っています



アニメのような可愛い一休さんの像が・・・



紫陽花も咲いてたよ



池にはカエルが



そして一休さんのとんちで有名な橋がありました
真ん中渡らせて頂きましたよ~



橋を渡ると"21世紀の森"と言うのが広がっていました。
こんな石像がポツポツと置かれていました。



愛宕念仏寺の羅漢さんみたいだね

祇園放生会

2007-06-03 | 京都でお散歩
今日は水無月の講習会だったので京都に行って来ました

そして祇園 辰巳大明神前では「祇園放生会」が行われるので、講習会が終ってから猛ダッシュで祇園へと向かいました


「祇園放生会」は、日頃私たち人間の食膳にのぼる生き物の恵みに感謝し、その魂を供養する法要です
仏教の「殺生を禁じ方生せよ」という教えに基づいてるんだそう。

放生会には比叡山の回峰行者さんや大阿闇梨さんが「市中切廻り」に下界におりて来られた途中に辰巳大明神に立ち寄られ法要を行われます。



講習会のため、午前中のイベントや放生会についての法話は聞けなかったけど、法要にはなんとか間に合いました

着いた時にはすでに人だかり
放生会に行くのは初めてなんで、どこに陣取ったらいいかわからなかったんで、テキトーにウロウロしてたら、法要の行われる正面にいたようでした。
水槽には金魚がわんさと入っています

法要が始まる前には注意事項があって、正面にいる者は座ってないといけません。
脱帽、そしてカメラは絶対にダメとの事!
ありがたい読経なので、私もカメラはバックにしまいました。

ここからだと法要中、阿闇梨さんの頭しか見えません



阿闇梨さんの写真はダメ(小さい声で基本的にと・・・)と言われてたので、写真は控えて、舞妓さんが出て来られたところを撮りました
6月なので、舞妓さんの簪も柳に・・・

12半頃から法要が始まりました。
舞妓さんも手を合わせて目を閉じられています。
私も手を合わせて神妙な気持ちで読経を聞いてたんですが、ずっと座った姿勢なんでだんだん足が痺れ感覚がなくなってきます
こんな時に限ってヒールの高い靴を履いてきてしまったことをちょっと後悔



法要の阿闇梨さんや舞妓さんらによって巽橋から金魚が放流されるんですが、こんな場所にいたからもう何がなんだかわらない状態です

詳しくはこちらを



今年はお一人だけのようでした。
戻って来られるところをドサクサ紛れに撮ったけど、蓮華笠しか撮れてない~。
なんか眩しいもんも写り込んでるし・・・



一般の人の放流もやってたんですが、これから阿闇梨さんのお加持があるとのこと。


(画像おかりしてます)

私もお加持を受けようと列に並びに行きました。
阿闇梨さんが数珠で頭をポンと叩いていきはるんですが、頭を下げ目をつぶってたらいきなりポン・・・「イテッ!」
結構痛いっす

その後阿闇梨さん一行は四条大橋まで歩き、鴨川沿いを下って行かはりました。
一緒に付いて歩くお供の方もいはって、私も四条大橋までは行ったんですが、歩くのが早くってここまでにしました
どこまで行かはるんやろう・・・

来年はもっと早くに行ってベストポジションキープしたいな~
金魚の放流もしてみたい!

それより阿闇梨餅食べたくなってきたな~

リベンジ 若冲展!

2007-05-31 | 京都でお散歩


5月29日
前回断念した"若冲展"リベンジして来ました

講習会の帰りに寄って「1時間待ち」になってたんで、また平日空いてる時に来たらいいわと諦めたんですが、今回は開催最終週とあってか、さらにスゴイことになっていました

開館時間の10時前には着いておきたかったんですが、行こうかどうしょうか迷ってるうちに出遅れてしまい、相国寺に着いたのは11時半くらいでした

そして当日券売場に向かうと長蛇の列
売場からずっと並んでいて列はL字型に曲がっていました。
入館制限があって、当日券を買う人だけでなく、前売りでチケット持ってる人も一緒に並ばないといけないようでした。
チケットを買うだけでも30分くらい並んだような

そして承天閣美術館に入るのには、チケットを買ってからさらに1時間待ち
こんなことなら前に来た時に入っておけばよかったと後悔しました



これはチケットを買い、承天閣美術館の入口の門を入ったところです。
ここから入館までに約1時間です

なんとか入館しても展示室にも入場制限があって並んでないといけません。

まずは第1展示室
こちらには若冲初期の作品や鹿苑寺大書院の襖絵などが展示されてました。
色鮮やかな動植綵絵対照的な水墨画ですが、とても素晴らしかったです
襖絵に描かれてる鶏やカラスがなんか可愛いねん
そして2本の筆を使って描かれたという竹の襖絵もモダンでした

第1展示室を出ると第2展示室までの通路をずっと並びました。
途中ガラス張りのところがあって、外で並んでる行列が見えるんです。
外で並んでる人は、入館してもまだ並ぶんか~と思うけど、こちらは第1展示場を見てからの列なんで、そんなにゾっとするほどでもないと思います!

第2展示場はいよいよメインの"釈迦三尊像と動植綵絵"
釈迦三尊像3幅を中心に両サイドに動植綵絵が15幅ずつ並んでいます!
25年前、この承天閣美術館を建てる設計プランの時から釈迦三尊像と動植綵絵が並ぶ構想を前提に設計されたんだそうです。
動植綵絵は宮内庁に献上されたものなので、これが一同に並ぶ姿を見るのはもうないかもしれないとの事です。(120年ぶりの里帰り)

室内は薄暗く釈迦三尊像と動植綵絵が浮き上がってるように見えました
人が多いため自由観覧になってたんですが、そのため展示場内はごった返しています
私も一つ一つガラスにへばりつきながらじっくりと拝見させて頂きました。

そして最後は中央に立って全体を何回も何回も見渡し、しっかり目に焼き付けておこうと思いました。
ほんとに素晴らしいものを見せて頂いてありがとう

帰りに図録買っちゃいました

そうそう、出て来た時(午後2時くらい)、チケット売場にはそれほど行列は出来てませんでした。
時間帯によって空く時間もあるんだね~。
入館時間は同じだと思うけど、チケット買うだけで並ぶよりもマシかもね

帰り道

2007-05-25 | 京都でお散歩


5月20日
京都御苑と梨木神社の間の道をとことこ歩きました

車も通らないし、鬱蒼とした森のようで好きです。
ちょっとした森林浴気分

向かいから歩いて来られた年配の女性の方に「いま、ホトトギスが鳴きましたね」とすれ違う時に話しかけられました。
ボ~っと歩いてた私はわかりませんでした。
季節を感じながら暮らせたらと思いつつ、ちっともまわりを見れてないですね
鳥の声にも耳を傾ける余裕を持ちたいです

暫く立ち止まってると、、ほんとに良い声で鳴いていました




この道の脇から梨木神社の名水「染井」に入れるんです。
覗いてみると、やはり水を汲みに来てはる方が並んでおられました



梨木神社の境内を通って、寺町通に戻りました。
すると前方に屋台が並んでるじゃないですか

何何??と早足で行ってみると、そこは下御霊神社
上御霊神社と対をなす存在で、かつては上御霊神社の南にありましたが、秀吉の都市整備によって現在の地に移転したそうです。



そうや、今日は下御霊神社の還幸祭だったんや~

以前立ち寄った時は、だ~れもいてはれへんかったんよね。
こちらの神社にも怨霊伝説のあの方が祀られていて不気味さを覚えたものでしたが、今日は露店も出て賑わっていますね~
露店は境内だけでなく、寺町通沿いにの歩道にもズラ~っと連なってて通るの大変
でも子供たち楽しそうでした



祭りは午前中やったんかな~。
舞殿にはもう神輿が置いてありました。



本殿の横にもこんな小さい神輿が置いてありました。



祭りで奉納されたお酒かな

上御霊神社へ・・・

2007-05-23 | 京都でお散歩
5月20日

天寧寺から少し歩いて向かったとこは・・・



上御霊神社

先日18日には京都で最も古い祭礼と言われる御霊祭で賑わってたようですが、今日はとっても静かでした
そう言えば、昨年バスに乗ってる時に偶然にこのお祭りの行列に出遭って、風情ある装束の行列に感激したものでした。
この御霊祭にも行ってみたいもんです


境内には木々が茂り良い雰囲気です




こちらは拝殿



舞殿



本殿の裏手にまわってみると、ちょっと薄暗い雰囲気。
摂社も点在してて、誰もいないとなんなとく不気味に思えたり

ここは早良親王や井上内親王など、非業の死を遂げられた方が祀られてるんですよね~。
そう思うといきなり怖くなってきました



こないだの戦争"応仁の乱"は上御霊神社の森の合戦から始まりました



境内には芭蕉の句碑があります!

「半日は 神を友にや 年忘れ」

と書かれてるそうなんですが・・・・う~ん、、読めません


上御霊神社と言えば、唐板煎餅でしょ

神社めぐりと言うより、結局食べ物目的な私

上御霊神社の門前で売られてる唐板煎餅は、500年以上の歴史があるそうです
明治維新までは皇室で皇子が誕生されると、120日を経て上御霊神社に参拝される際には、必ず「唐板煎餅」をおみやげとして買われるのが恒例だったそうです。


しか~し、、


今日は定休日でした

またあらためてリベンジします

天寧寺の額縁門

2007-05-22 | 京都でお散歩


"若冲展"が混雑してたので、諦めて散策に向かった先は・・・

天寧寺

ちょっとマニアックかしら~
一度ここの額縁門を見たかったんです



寺町通に面したこの山門は、額縁門と呼ばれています!

道路から山門を眺めると、遠くの比叡山の眺望が額の中に入ってるように見えることからそう呼ばれるそうです。
道路から何度もこの風景を眺めていました



さすがに境内にはだ~れもいらっしゃいませんね~。
こちらが本堂だったと思う



でもなかなか美しい境内でした

こちらの境内には江戸初期の茶人 金森宗和の墓があるそうなんですが見つけられませんでした
墓地はあったんだけどあまり近づけなかったんでわかりませんでした。

山門を出たところに石碑はあったんだけど、これは墓と違うよね~

なんかわからんかったけど、額縁門からの風景が見れて良かったです

今日は・・・

2007-05-20 | 京都でお散歩
"五月の講習会"だったので京都に行ってました

今日は嵐山で三船祭もあるので気になってたんですが、相国寺承天閣美術館で行われてる"若冲展"を見たかったので、講習会が終ってから相国寺さんへと向かいました

烏丸通を歩いてたんですが、今出川通をちょっと下がったくらいのとこで、何やら撮影が行われてるようでした。
カメラ1台とチラホラ人がいるくらいだったんで、何かの風景を撮ってはると思ってたんです。(これと言ってな~にもない場所なんだけど・・・)

通ってはいけないのかな~と思ったけど「行ってくださ~い」と言われたんで、そのまま足早に歩いたんですが、途中の自動販売機で買ってる方にも「申し訳ないです」とスタッフらしき人が言ってて、その声でチラっと見るとすぐ後ろに2人人が立ってはったんです。
別に気にしてなかったんですが、通り過ぎる時ふと顔を見ると、なんと船越英一郎さんでした
そしてその横には田中美里さんが!!
なんでもっと早く気つかへんかってんやろ~


気を取り直して腹ごしらえに行きました
今出川まで来れば、同志社大学の学食「アマーク・ド・パラディ」でしょ
すご~い混んでいました。



日替りランチが売り切れてたので今回は"ハンバーグランチ"を頂きました
これで600円です
飲み物付きでも750円。。安いよね~

そして相国寺へ・・・。
アマーク・ド・パラディでも若冲のパンフレットを持ってる人を見たんで、なんとなく予想はしてたんですが、、、
承天閣美術館のチケット売場に行くと、入場制限があって4~50分待ちになっていました

団体さんも来てはるし、こんな混雑してる時に見てもな~とまたあらためて参上することにして、別な場所を散策することにしました

この若冲展のことは今日の深夜12時半から毎日放送でやるみたいですね
ビデオもばっちりセットしましたよ~