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はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

葵祭見て来ました!

2007-05-18 | 京都でお散歩
御薗橋を渡り加茂街道へ。
どこで見ようかな~なんて思いながら加茂街道を下って行きました。
2時頃だったと思うんですが、待ってる人はチラホラくらいだったです。



適当な場所を見つけてスタンバイ
行列が来るまで退屈やな~なんて思ってたんですが、暫くして近くにスタンバイしに来られた女性の方と京都のお話をさせてもらったりで待つのもそう長く感じなかったです
その方、朝は御所の有料観覧席で見られてたそうなんです!
午後からも見に来られるなんてすごいですね~

みんな歩道に座って待ってるんですが、通行止めにまるまではその前を車がビュ~ビュ~通って行きます。(足轢かれないように気ぃつけないと)
おまわりさんもウロウロしてはるんで、行列は今どの辺にいるのかも教えてくれはります。

この場所、待つには日陰になっていいなと思ってたんですが、写真を撮るにはイマイチの場所になってしまいました
暗い写真になってしまいましたが、かんにんえ




先導のパトカーに続いて、馬に乗ったお巡りさんが・・・



本列がやって来はりました!
まずは乗尻が行列を先導



続いて警備の検非違使や山城使いと続きます。

こちらの方は検非違使志(さかん)だそうです



うぉ~、ひときわ目立つこの衣装
どこかの球団を思わせるようですね
この方は鉾持さんなんだそうです。



牛車がやって参りました
華やかな牛車ですが、平安時代の行列には無かったそうですね。
後世になってから付いたんだそうな・・・。



牛車には藤と山吹が飾られています

ギシギシと音をたて進んで行きます
間近で聞けて感激



牛車を牽く牛さんもこの日のためにトレーニングを積んでるそうですが、昔のように田畑を耕すなどお仕事をしてないため力がないそうです。
人間が押してはります

日頃しないようなドレスアップまでされて・・・



「もう勘弁してッ!」



こちらの牛さんもダダをこねてたようです。

牛 「ワシ、もうヘトヘトやねん」
おっちゃん 「もうちょっとや、頑張れ!」



葵祭の行列ではヒロインの斎王代が話題に上がりますが、実はこの勅使さんが主役なんです
ひときわ立派に飾られた馬に乗ってはります!

向かって右の人が持ってはるのは馬につけるお面で、御所を出発した時は面を付けられてましたが、こちらではもう外してはりました



風流傘
華やかで綺麗だけど、重たそう



華やかな行列がやって来ました!



ここから斎王代を中心とする斎王列になります



童女を従えてヒロイン斎王代が御腰輿(およよ)に乗ってやって来はりました



御腰輿の御簾で斎王代のお顔がよく見えないよ~

葵祭の生中継で斎王代のお友達の方がインタビューを受けてはったんですが、この方昨年の斎王代をされてた方でした
さすが~、類は友を呼ぶですね



斎王代が着てはる衣装で御腰輿の後ろに出ているやつを「裳」と言い、このいでたちをハレの唐衣裳姿と言うんだそうです!



傘を差してもらってはる方は命婦と言われる身分の高い方のようです。



眠っておられるのでしょうか・・・






最後に牛車が・・・



これで行列は終わりです

ありがとう~

大田ノ沢のかきつばた

2007-05-16 | 京都でお散歩
昨日は葵祭のクライマックス"路頭の儀"が行われましたね
混み合うのが苦手なのでこれまでテレビで行列を楽しむだけだったんですが、やはり京都三大祭はおさえとかんとな~と思い、重い腰を上げて行って参りました

いち早くUPしたいのですがその前に・・・

葵祭の頃一緒に楽しめるのが、大田神社のかきつばた

葵祭の優雅な平安絵巻と一緒に楽しんで来ましたよ~

大田神社まで出町柳で自転車借りて行こうと思ったんですが、なんだかんだしてる間に出遅れてしまって、出町柳に着く頃行列を待ってる人でいっばいなんじゃないかと思い、今回は烏丸線で北山駅まで行きトコトコ歩いて大田神社に向かいました
昨年の愛染倉ナツツバキと同じコース


そして大田ノ沢に到着~
まずは本堂にお参りしてからかきつばたを楽しませてもらいました。

志納金300円を入れて中に入らせてもらいました。
かきつばたの育成保存と大田ノ沢の手入れに沢山の経費がかかるんだそう。
志納金箱の横にデカイ看板が立っていたけど・・・
去年もあったっけ??




大田ノ沢
平安時代からこの付近の沢地にはかきつばたが咲き乱れ、名勝となってたんだそう!
文治6年(1190年)、五社百首にも詠まれています。

「神山や大田の沢のかきつばた ふかきたのみは 色にみゆらむ」
                        by 藤原俊成



このかきつばたの群落は国の天然記念物に指定されています

一面紫の可憐な花



かきつばたは一株で3回花を咲かせるんだそうです!
今年はちょっと早めに行ったので、きちゃなくなったお花もあまり付いてなくて綺麗だったです~

て事は「一番咲き」の時に見るのが一番綺麗なのかな~

かきつばたって葉っぱに埋もれるようにお花咲くんですね。
葉っぱの方が長いぞ~




平安時代の人達もこの風景を見てたのかな~。

ここに立ってると時間がゆったり流れていくような気がします・・・。




葵祭と一緒に楽しもうと思われてる方がたくさんいはるんですね~。
大田ノ沢もゾクゾクと人が増えて来ました

平等院へ・・・

2007-05-04 | 京都でお散歩


前から一度見たかった平等院の藤
念願叶ってやっと見に行って来ましたよ~

やはりGW、すご~い人
拝観受付のとこも並んでいました。



表門を入ると藤棚が見えて来ます
これこれ この長~い藤が見たかったの~
ツツジとツーショット



藤棚の周りはたくさんの人で賑わっています



開花情報によると、今日で7~8分咲きのようです。
ほんとに見頃でしたが、上の方が少し枯れかけてきてるのもありました。



もっと近くに・・・
花房の長さは平均100センチなんだそうです。
こんな長~い藤は見たことがありません



下から見ると藤のシャワーのよう



素晴らしい藤に感激したんで、私も一枚撮ってもらいました



観音堂と一緒に・・・



たくさん人がいてはったんで、今回は鳳凰堂の拝観はしませんでした
鳳凰堂のの周りを歩いて"平等院ミュージアム"へ

こちらでは今、国宝の「円蓋」を見ることが出来るんです
円蓋はご本尊の阿弥陀如来さんの頭上にあるんですが、天蓋修理のため100年ぶりに降ろしはったんだそうです。
修理が終ったんで今回の展示になったそうですが、この全貌が見れるのは最初で最後かもしれないそうですよ




これは拝観受付の前にあった藤です
手前の白と紫の花房の短い藤はもう終っていました



参道のお店の前もところどころに藤があって風情がありました

松尾さんの庭園へ

2007-05-01 | 京都でお散歩
私が松尾さんに着いた時、ちょうど本殿の拝観が始まったとこだったので「先に庭園をご覧になってください」との言葉に庭園へと向かいました。

でも庭園は以前も入ったことあるし、ここの重森三玲の庭園はあんまり好きじゃないしな・・・宝物館もべつに~(ごめんなさい)と思いながら、半分時間つぶしみたいな感じで行ったんですが、今回宝物館では興味深いお話を聞かせていただくことが出来たんです

宝物館にはわが国神像中最古と言われる"男神・女神像"がありますよね
この女神像のお顔は少し右を向いてはるんです。

"なぜ右を向いているのか"

そんな疑問思ったこともなんいですが、お話して下さった方はこの疑問の答えを見つけるのに10年間女神像を見続けたそうです
そして答えが見つかったと

10年間かかって見つけた答えをここで一瞬にして暴露するのはどうかと思うので詳しいことは書きませんが、一つだけ「4つのお顔をもってはる」そうです
興味のある方は行って探してみて下さい




上古の庭を通って山道に出ました。
こちらにはシロヤマブキが咲いてるんです

山吹の黄色は元気が出るけど、こちらは清楚な雰囲気がありますよね~


そしてやってみたかった"心願盃投げ"にチャレンジして来ました



この盃を的に向かって投げるんですが・・・



届かない・・・どこ投げてんねん・・・と見事に大ハズレ




霊泉の"亀の井"
この水を醸造の時に加えると水が腐らないと伝えられ、延命長寿・よみがえりの水としても有名です

またペットボトル持って行くの忘れてしまいました

松尾大社へ・・・

2007-05-01 | 京都でお散歩


乙訓寺の牡丹を見た後、電車に乗って松尾大社へ行きました
境内に咲き誇る山吹を見たかったのと、松尾さんで行われてる非公開文化財特別拝観も入らせてもらって来ました



松尾さんで公開されるのは重要文化財の本殿
松尾造りと称される特殊殊な形式なんですが、本殿に入らせてもらわないと見ることが出来ないんです



本殿にはこちらから入らせて頂きます。中はもちろん撮影禁止。
(拝観料は800円で庭園や宝物館の拝観料も含まれていました。5月6日まで)

本殿拝観は神社の方が説明をして下さるので、拝観時間が決まっていました。
本殿に近づく前にお祓いをしはります。

回廊を歩かせてもらうことは出来ませんでしたが、本殿横手に特設の板が敷かれていて、こちらを歩いて本殿の建築様式を見せて頂きました。

本殿の外陣・内陣、そしてその後ろにまた外陣があるそうです。
普通は外陣・内陣なんだそうですが・・・。
中はどうなってるのか・・・ですが、宮司さんしか入れないんだそうで、説明していただいた方も入ったことがないのでわからないみたいです

そして両流造りの屋根もしっかり見ることが出来ました
流れも前後対称で同じ長さなんですが、実際は前の方が長く延びてるんです。
ちょっと屋根に段差があって、これは後で付け足されたものなんだそうです。

屋根と屋根が合わさったとこに箱棟があるんですが、この棟端が唐破風形になっていて他に例がないそうです

他に葵や菊の御紋がところどころに飾られていました。
だいだい20分くらいの拝観でした。

乙訓寺の牡丹♪

2007-04-29 | 京都でお散歩


長岡天満宮からトコトコ、トコトコ歩いて乙訓寺に行きました
この時期綺麗な牡丹が境内に咲き乱れてるんです



山門を入るとたくさんの牡丹が出迎えてくれます



いらっしゃ~い



鐘楼と牡丹のツーショット
携帯からもリアルタイムでアップしたやつです!



弘法大師像と本堂



日当たりのよいところのは和傘をさしてもらっています
これがなんとも風流ですな~



↓パラソルをさしてもらってるのも・・・


これはいただけないですな~
風情が台無し~


境内の牡丹いろいろ





純白の牡丹が好き





牡丹四姉妹



蕾も可愛いな~



山吹も咲いてたよ



これはヤマフジかな~



帰りは菜の花畑の道を通って駅へと向かいました

昨年のはこちら

長岡天満宮 境内のお花たち♪

2007-04-28 | 京都でお散歩


境内や八条ヶ池沿いのツツジは蕾のものが多く、まだまだこれからって感じでした



チラホラ咲いてるものも・・・






錦水亭の前にある藤はこんな感じでした



桜も咲いてましたよ~
これは境内ではなく、八条ヶ池沿い辺りです。

霧島ツツジと一緒に桜も楽しめるなんて思ってなかったわ~
ありがとう

長岡天神のキリシマツツジ♪

2007-04-28 | 京都でお散歩
4月27日
今年も見に行ってしまいました、長岡天神の霧島ツツジ
もう3年連続見に行ってます
見頃だって聞いたらやっぱり足が向いてしまうのよね~



八条ヶ池を二分するこの参道が見所ですよね
この入口付近では皆さんの写真スポットになっていました。
初めてこの霧島ツツジを見た時の感動ほどではないけど・・・やっぱり綺麗ですね
この参道を通る時はワクワクしてしまいます~



小ぶりで可愛い霧島ツツジ



この子達、今日あたり花開いてるかな~??



錦水亭とちょぴっと霧島ツツジのツーショット
なんか毎年同じショットで撮ってるような気がするな・・・



反対側の風景



参道の北面も歩いてみました。
こちらは満開までもう少しって感じでした。



八条ヶ池から参道を眺めてみました




花供養 太夫道中♪

2007-04-21 | 京都でお散歩
毎年4月の第3日曜に鷹峰の常照寺では2代目吉野太夫を偲ぶ「吉野太夫花供養」が催されるるんですが、それに先立って行われる太夫道中を見に行って来ました
近くの源光庵から常照寺まで島原の太夫さんが練り歩きはるんです

なかなか太夫道中を見れないんで、この機会にと頑張って出掛けました
北大路バスターミナルから北1のバスに乗るんですが、着いた時にはすでに長蛇の列が出来てて、バスに乗れるんかな~と不安に・・・
なんとか乗れたもんのギュ~ギュ~詰め。
これだけでどっと疲れてしまいました~

鷹峰源光庵前に到着したら、まず場所の確保。
でも着いた頃はまだ人はそれほどでもなかったです。
私は出て来られる源光庵の方でスタンバイ
太夫道中が始まる少し前までは、車も通行止めにしないみたいで、みんながスタンバイしてる前を車がドンドン通って行きます。
ちょっと危ない



10時30分頃、太夫さんを乗せたマイクロバスが源光庵に到着しました



暫くして太夫さんが出てきはった
太夫さんの周りだけ係りの人がロープを持って囲んではるだけなんで、正面から写真を撮ろうと、ロープの前に人が入り乱れます~。
ここで、後ろで見てる方達から「見えない!」「どけ~!」などの罵声も



近づいて来はった~
今回太夫さんはお二人だけのようです。
前にいるのは禿(かむろ)ちゃん



こちらは振袖太夫さん。太夫の見習いさんらしい。。
着物のたもとや帯の結び方も違うよね。



こちらは如月太夫さん
やっぱ貫禄ありますね~!



お美しいイデタチに見とれてしまいますが、着物が20~30㎏、頭が3㎏、三つ足(下駄)も片方で2㎏くらいあるそうです
衣装着けただけでよろけてしまいそう

普通に歩くだけでも大変そうですが、太夫道中は内八文字と言われる独特の歩き方をしはるんです



もっとゆるりと歩きはると思ってたんですが、意外と速い



禿ちゃんの背中には太夫さんの名前が



道中傘
「高」の文字は輪違屋さんの屋号なんだそうです。



振袖太夫さんの髪型



太夫さんの帯の折り方は「島原折り」で漢字の「心」の形になってるそうです



後ろで道中傘を持ってはる男衆さん



お美しいぃ~



如月太夫さんの髪型



後ろ姿



そして常照寺に入って行かれました
境内では野点や茶席が設けられてるそうですが、境内に入るには当日券5000円
ちょっと庶民にはムリどすな~

太夫さんをひと目見れただけでも嬉しかったです

六角堂の御幸桜♪

2007-04-04 | 京都でお散歩


4月1日
六角堂の御幸桜が見たかったんで、円山公園のあと六角堂へと向かいました
向かったものの、桜の咲き具合がどうかちょっと心配だったんですが・・・



うわぁ~、綺麗に咲いてる~

六角堂って桜の時に訪れたことがなかったんで、御幸桜が咲いてるの見るの初めてなんですぅ~



もそっと近くに寄ってみました。
桜のパラソルや~



この御幸桜、咲き始めは白っぽく、だんだんと濃いピンク色になっていくんだそう
白からピンクに変わりつつある頃ですね



アップで



こんな子いたっけ??



本堂と桜のツーショット



六角堂の隣、WEST18のエレベーターに乗って本堂を上から眺めました

そうそう、1Fにマールブランシュが出来てたよ
今度ゆっくりお茶したいです

~桜~ 円山公園から・・・

2007-04-03 | 京都でお散歩


4月1日
得浄明院でワインの試飲会の後、知恩院の前を通って円山公園に向かいました



円山公園のしだれ桜
綺麗に咲いていましたが、以前と比べて寂しくなってるような気がします・・・。

円山公園でもっと桜を楽しむつもりだったんですが、桜より人の方が多いって感じだし、屋台のいろんな臭いで早々に引き上げることにしました



円山公園から八坂さんに。。
舞殿では結婚式が行われてました




こちらにも初々しいカップルが

みんな幸せになってね




高瀬川沿いの桜も綺麗に咲いていました





真如堂へ・・・

2007-03-10 | 京都でお散歩
宝鏡寺で人形展を見た後 どこに行こうかな~と考えて、3月いっぱい公開されてる涅槃図も気になってたんで真如堂に行ってみました

堀川今出川からバスに乗って真如堂前へ
バス亭で降りたのはいいものの、真如堂までどう行っていいのかわからない
目印でもあってすぐわかると思ってたんだけど・・・
人に尋ねてみると「川沿いの道を上がっていけばいいと思う??」と仰ったので、少し不安になりながら川沿いの坂道を登って行きました。



真如堂の目印があってちょっとホッ

しかし・・・境内に入ると細い参道の両脇は草むらのようになっていて、そこには"マムシ 毒ヘビに注意"の看板が
こんなとこにマムシがいるの~~って鞍馬でお散歩した時以来の衝撃

後でお寺の方に聞いたお話では、今はもういてないそうですが



こちらは本堂の裏手になるんですね~。
だ~れもいてはりませんでした



表にまわって・・・こちらが本堂
真如堂は正式名を真正極楽寺といい、1717年再建の本堂は京都市内の天台宗本堂としては最大規模なんだそうです
ご本尊の阿弥陀如来立像は秘仏なんだそうですが、11月15日のお十夜の時に参拝することが出来るんだそうです。
阿弥陀さまの右手からこの石塔までヒモが結ばれ、参拝する方はこのヒモをたどって願い事をしながら阿弥陀さまに近づいて行くんだそうです。
お十夜行事行ってみたいな~

話がそれてしまいましたが、この本堂の中で涅槃図が公開されてるんです
本堂中の拝観受付でパンフレットと"ハナクソあられ"を頂きました
ハナクソあられの事はまた次回に。

本堂入って左手に大涅槃図が掛けられています。
お寺の方が涅槃図の前で説明して下さったのでわかりやすかったです

大きさは縦6m 横4m
涅槃図とはお釈迦様がお亡くなりになられた時の様子が描かれています。
8本の沙羅双樹の木の下で頭を北向きにして横たわるお釈迦様。
その周りをお弟子さんや一般の人々、鳥や動物まで生きとし生けるものがお釈迦様の周りで泣き崩れています。
大涅槃図ではいろんな種類の生き物が描かれてるんですが、年代が新しいものほどたくさんの生き物が描かれてるんだそうです。

その中に猫がいました
猫が描かれてるのは珍しいんだそうです。
私は猫が描かれてるのは東福寺の涅槃図だけと思ってたんですが、真如堂の涅槃図にも猫が描かれてるんですね~
なんだか申し訳なさそうに、ちょこんと座っていました

本坊の方に枯山水のお庭があると仰ったので向かってみました



スリッパをお借りして本坊に向かうんですが、この通路ボコボコします

本坊にはいくつかお部屋があるんですが、一番奥のお部屋から枯山水のお庭を見ることが出来ます。
こちらでもお寺の方がいろいろ説明して下さいました



こちらが涅槃の庭
(不覚にもカメラを忘れたんで全貌が撮れない)

比叡山、東山を借景にした枯山水庭園
中央に置かれた石が涅槃図に描かれたお釈迦様が横たわる姿、そして周りの石が嘆いているお弟子さん達を表してるんだそう。
そしてバックの一番後ろの背の高い垣根や東山36峰もお釈迦さまが横たわってるように見えますでしょ・・・なんて仰っていました。
こじつけと言えばこじつけですが、見えなくもないかな~
このお庭はわりと最近作られた新しいものなんだそうです

そうそう、こちらの本坊ではスマップの吾郎ちゃんと青木さやか(だったっけ?)が「安倍清明の蘇生図」を見に来たんだそうですよ
安倍清明とも関係のあるお寺だったんですね~。

その他、四季の間のうちの"夏の間"の襖絵が流れがあってとっても興味深かったです

宝鏡寺の人形展♪

2007-03-09 | 京都でお散歩
人形寺で有名な宝鏡寺さんに行って来ました

尼五山第一位 景愛寺の法灯を受け継ぐ宝鏡寺は歴代皇女が住職となるところから百々御所や門跡と呼ばれていました。
ご本尊の聖観世音菩薩は、伊勢の二見ヶ浦で魚網にかかったものと伝えられ、その時手に持っていた鏡が光輝いていたことから"宝鏡寺"と名付けられたんだそうです。

普段は非公開らしいですが、春と秋の「人形展」で一般公開され、ちょうど春の人形展が開催されてるので行って来ました。(3月1日~4月3日)

全然知らなかったんですが、今回人形展は100回記念なんだそうですね
「源氏物語とひいな」と題されて、所蔵してはる源氏物語ゆかりの品も展示されていました。



建物内部の写真撮影は、入ってすぐの紫式部のお人形のとこだけで、あとはすべて撮影禁止になっていました

じゃないよね、この日実は愛用のカメラを持って行くの忘れてしまったんです
カメラを忘れるなんて・・・
仕方がないので、急遽携帯カメラで撮りました。


このお隣のお部屋には素晴らしい雛飾りが・・・
雛祭りはもう終わりましたが、京都では旧暦で、4月3日まで飾られてるんだそうです。
我が家も京都流に、タンスの上に鎮座してはります~
ただ片付けてないだけだったりして・・・

この雛飾りはお雛さんとお内裏さんが御殿の中に入ってはりました
そして三人官女でなく五人いてはりました。
五人囃もみんな女官。。
こんな雛飾りを見たのは初めてです

その他貴重な雛人形や孝明天皇ご遺愛のお人形などたくさんのお人形が展示されました。
皇女和宮様が遊ばれたというお庭や襖絵なんかも見所でしたが、よく覚えてるのは円山応挙の杉戸絵かな~

しかし展示品を見て回るにも寒くて足がめちゃ冷たかったです。
ところどころに絨毯が敷かれてたのが救いだったけど、やはり冬の拝観の時は靴下2枚重ねで行かんとな~


今回宝鏡寺に行ったのは人形展を見るということもあったんですが、もう一つは我が家のお人形さんを供養してもらうために行ったんです。
かれこれ何十年と我が家にいてはったんですが、今ではハルミ(猫)の襲撃を受け可哀想な状態になってしまってたんです。
ぬいぐるみだったらお塩を振りかけてお礼を言って捨てられるんですが、私が子供の時に買ってもらった人形なんで、ちゃんと供養してもらおうと思ったんです。
たくさんあったんですが、はるばる宝鏡寺さんに持って行きました。



こちらが人形塚
毎年10月14日に人形供養祭がこの塚の前で行われるそうです
台座には武者小路実篤の歌碑が刻まれています。
 
 人形よ 誰がつくりしか 誰に愛されしか 知らねども
    愛された事実こそ 汝が成仏の誠なれ  

泉涌寺に・・・2

2007-03-05 | 京都でお散歩


最後に泉涌寺塔頭の即成院へ移動しました
那須与一や二十五菩薩お練り供養で知られてますよね


本堂の一部屋にお練り供養で使われるお面や品物が展示されていました



おぉ、このお面や~





今回そのお面を触られて頂くことが出来たんです
お面は張り子のように紙で作られてて、その上に金箔がほどこされてるんだそうです。
持ってみると見た目よりメチャ軽かったです


本尊の阿弥陀如来と二十五菩薩が安置されてる内陣にも入らせて頂きました
徳を積まれた方は死んだ時、阿弥陀如来と二十五菩薩がオールスターでお迎えに来てくれはるんだそうですね





本堂に裏手にある那須与一の墓にも行ってみました。



那須与一は源氏と平家の「屋島の戦い」で、平家が揺れる船の上に立てた扇の的を見事に落としたことで有名ですよね
一昨年の大河「義経」では今井翼くんが与一役をやってましたよね~

与一は屋島の戦いに出陣する前、途中で病にかかって倒れてしまったんだそうです。
その時即成院のご本尊の阿弥陀如来に病気回復を祈り、屋島の戦いでは万全な体調でのぞんで戦いに挑むことが出来たんだそう

デッカイ石塔でした



扇がたくさん奉納されていました

私の願いも的に届け~~~