以前の記事で京都迎賓館一般参観に当選したお話をさせてもらってと思いますが、7月30日、みたらし祭の後に行って来ました
こちらが京都迎賓館の入口です
厳重な警戒

入口の写真を撮ってたら「参観証を見せて下さい」と言われてしまいました
中に入ると地下駐車場へと進みます。
そこでバックの中身のチェックと、人は空港みたいな金属探知機のゲートを通ってチェックするようになっていました

そして受付で参観証と身分証明書を見せて本人確認。
参観バッチを頂いたら、カメラとパンフレット以外はロッカーに預けて、いざ館内に・・・
厳重な警戒?のわりには「いらっしゃいませ~!」と言われてなんだか微妙な気分かも
地下駐車場からスロープを上がると、前庭が広がっていました。
広~い
こちらが正面玄関。車寄
ここでスリッパに履き替えて中に入らしてもらいます。
玄関を入ると豪華な生け花が飾られていました
そしてロピー溜りの「聚楽の間」へ

西陣織の豪華な椅子が並べられてましたが、写真撮影は禁止でした
贅沢なほど広く設けられた廊下を進むと・・・
「夕映の間」

こちらは大会議室なんだそうです!
東西の壁面は可動式なので、部屋の大きさを自由に変えることが出来るそうです。
こちら西の壁面は綴れ織りで、桂川の堤防からの眺望を描いた「愛宕夕照」
東の壁面は京都御苑からの眺望を描いた「比叡夕照」
東西の壁面で月が昇り日が落ちて行く時刻の山を描いてるんだそうです
夕映の間にある枯山水庭園

障子を開けるといきなりこんな静寂な佇まいの庭があって、賓客の方達も感動でしょう
庭園に置かれてるオブジェは8代 清水六兵衞さんのものだそうです!
こちらは綴れ織りに使われてる糸が展示されていました。
同じような色が使われてるように見えるけど、微妙に違うんですね~。スゴイ
次に進むとこちらは「藤の間」(晩餐室)
豪華な食器が並べられています

ナプキンにも五七の桐の紋(日本の国の紋)が刺繍されていました。
こんな豪華なとこで一度食事してみたい
西陣織の使われた椅子。
この模様は藤の間の壁だったか襖だったか??と同じなんだそうです!
藤の間の壁面には日本の四季の花、約40種が描かれた綴れ織りの装飾「麗花」が飾れています
舞台の扉にはわかりにくいですが截金(きりかね)が施されています
天井もステキでした

指物と和紙で作られた「光天井」だそうです!
やっぱり日本人は和室よね~

こちらは大広間の「桐の間」です。
真ん中の漆塗りの座卓は長さ12メートルもあるんだそうです

ピカピカ~

もうすごいとしか言いようがありません!
廊下に置かれた有職織物の装束。
優しい色使いが素敵
床の間に飾られた「嵐峡」の掛け軸
「琵琶の間」の前にある露地も素敵でした

正面の障子は以前は閉まってたそうですが、今は雪見障子のように開けられて、庭園が少し見れるようになったそうです。
露地を通って最後の拝観の廊橋に行くんですが、こちらからの眺めは撮影禁止でした

写真は藤の間からの風景。
ここからは写真撮れるのにね~。
庭園が広がっていて、一番撮りたかった風景なのに残念です~
廊橋の向こう側にも池が広がっていて、立派な鯉がたくさん泳いでいました
そして気になったのがコレ↓

(画像お借りしています)
和船が一隻

晩餐会の後、賓客の方がこの舟に乗って池にくり出されるのかと思って係りの方に聞いてみたんですが、今のところ乗られた方はいないそうで、もっぱら庭の手入れのために使われているそうです
受付がある地下駐車場では京都迎賓館記念グッズも売られていました

迷ったあげくあぶらとり紙を買いました

一枚一枚に五七の桐の模様が印刷されてるものでした。
いゃ~しかし、なんとも贅沢

日本の伝統技術の粋が至る所に施された素晴らしいものでした
良い目の保養をさせて頂きありがとうございました