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はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

建仁寺さんへ・・・

2007-09-03 | 京都でお散歩


安井金比羅宮で縁切り・良縁結びをした後、建仁寺さんに向かいました



久しぶりに美しいお庭を見たいと思ったんですが、行って正解!
と~っても癒されました

このお庭は本坊裏にある潮音庭





○△□の庭

へんてこな名前ですが、井戸・木の周り・砂で○△□の形を表し、密教の6大思想(地水火風空識)の地(□)、水(○)、火(△)を象徴したもと言われるそうです。



○△□の庭から・・・

皆さん寛がれています

心地よい風が通り・・・そして風鈴の音・・・




潮音庭とは趣の違う、枯山水の庭 大雄苑

白砂に美しい模様が描かれ、思わず吸い込まれてしまいそうです



こちらでも皆さん思い思いに過ごされていました




本坊から通路を通って法堂に向かいました。



法堂の天井に描かれてる小泉淳作画伯筆の「双龍図」
平成14年、創建800年を記念して描かれたんだそうです。

墨だけで色の濃淡をだしてはるんだそうです。
素晴らしいです

安井金比羅宮

2007-09-03 | 京都でお散歩
今日は長月の講習会のため京都に行ってました
先週葉月の講習会に行ったばっかりなのに、また今週もで・・ちょっと近過ぎるわ~

講習会の後、高島屋さんでちょっと用事をすませてから祇園に向かい花見小路通を歩いて・・・建仁寺さんではなく、まず安井金比羅宮に行ってみました



安井金比羅宮と言えば「縁切り」の祈願所として知られてますよね。
こんなとこに女一人で行ったら、なんか意味ありげかも?・・・なんて思ったんですが、勇気を出して行ってみました

境内は暗い雰囲気もなく、結構若い観光客の子で賑わっていました



これがその「縁切り碑」なんですが、悪運を経つだけでなく良縁も結んでくれるそうです
石の形がわからないくらい、お札がいっぱい貼り付けられています。

生々しい事を書いたお札もあるそうですが、ちらっと見た限りでは「良縁に恵まれますように・・」というのが多いように思いました

私も祈願してきましたよ~
何を願ったかはナイショ

まずはお札にこれまでの経ちたい願いと、叶えてもらいたい願いを書きます。
そのお札を持って、「縁切り・縁結び碑」の手前から経ちたい願い事を思いながら潜り、今度は逆に叶えたい願い事を思いながら潜って戻ります。
そしてお札に糊をつけて貼り付けます。



まわりでみんなが見てるんで穴を潜るの結構恥ずかしいです~

でも誰もいない境内で一人やってるほうが怖いかもね

染井の名水

2007-08-05 | 京都でお散歩
京都迎賓館の帰り、梨木神社の染井にも立ち寄りました

今回は迎賓館を見たあと立ち寄るつもりだったので、しっかりペットボトル持参しましたよ~



京都三大名水と言われる染井

相変わらずいっぱい並んではりますね~

私が持参したのは500mlのボトル。
皆さんたくさん持って来てはるし、なかなかやな~と思いながら並んでいたら、水を汲み終わったおっちゃんが「ちっちゃいの持ってる人はこっちから汲んだらえ~ねん」と反対側の水が湧き出てるとこ示してくれました。

一緒の水やと思うけど、蛇口から汲みたいと変なこだわりを持っていた私がなんとなくまごまごしてたら、私のペットボトルを持って水を汲んでくれました
私の中ではちょっと複雑な気持ちもあったりやったけど、ありがたいことと思うべきですね




翌日、さっそく染井の名水でコーヒーを淹れました
いつものコーヒーよりもまろやかな気がする~。

おやつは友人からもらった不二家のドーナツ

ちっちゃいボトルだったんで、お水も1回でなくなってしまいました
次回行く時は1.5㍑の・・・と言いたいけど、重いからムリムリ~。

こんな名水をいつも頂けるお近くの方が羨ましいです!

京都迎賓館 見て来ました~☆

2007-08-02 | 京都でお散歩
以前の記事で京都迎賓館一般参観に当選したお話をさせてもらってと思いますが、7月30日、みたらし祭の後に行って来ました



こちらが京都迎賓館の入口です

厳重な警戒
入口の写真を撮ってたら「参観証を見せて下さい」と言われてしまいました

中に入ると地下駐車場へと進みます。
そこでバックの中身のチェックと、人は空港みたいな金属探知機のゲートを通ってチェックするようになっていました
そして受付で参観証と身分証明書を見せて本人確認。
参観バッチを頂いたら、カメラとパンフレット以外はロッカーに預けて、いざ館内に・・・

厳重な警戒?のわりには「いらっしゃいませ~!」と言われてなんだか微妙な気分かも



地下駐車場からスロープを上がると、前庭が広がっていました。
広~い



こちらが正面玄関。車寄

ここでスリッパに履き替えて中に入らしてもらいます。



玄関を入ると豪華な生け花が飾られていました

そしてロピー溜りの「聚楽の間」へ
西陣織の豪華な椅子が並べられてましたが、写真撮影は禁止でした

贅沢なほど広く設けられた廊下を進むと・・・



「夕映の間」
こちらは大会議室なんだそうです!

東西の壁面は可動式なので、部屋の大きさを自由に変えることが出来るそうです。

こちら西の壁面は綴れ織りで、桂川の堤防からの眺望を描いた「愛宕夕照」



東の壁面は京都御苑からの眺望を描いた「比叡夕照」

東西の壁面で月が昇り日が落ちて行く時刻の山を描いてるんだそうです



夕映の間にある枯山水庭園
障子を開けるといきなりこんな静寂な佇まいの庭があって、賓客の方達も感動でしょう

庭園に置かれてるオブジェは8代 清水六兵衞さんのものだそうです!



こちらは綴れ織りに使われてる糸が展示されていました。
同じような色が使われてるように見えるけど、微妙に違うんですね~。スゴイ




次に進むとこちらは「藤の間」(晩餐室)



豪華な食器が並べられています
ナプキンにも五七の桐の紋(日本の国の紋)が刺繍されていました。

こんな豪華なとこで一度食事してみたい



西陣織の使われた椅子。
この模様は藤の間の壁だったか襖だったか??と同じなんだそうです!



藤の間の壁面には日本の四季の花、約40種が描かれた綴れ織りの装飾「麗花」が飾れています



舞台の扉にはわかりにくいですが截金(きりかね)が施されています



天井もステキでした
指物と和紙で作られた「光天井」だそうです!



やっぱり日本人は和室よね~
こちらは大広間の「桐の間」です。

真ん中の漆塗りの座卓は長さ12メートルもあるんだそうです
ピカピカ~
もうすごいとしか言いようがありません!



廊下に置かれた有職織物の装束。
優しい色使いが素敵



床の間に飾られた「嵐峡」の掛け軸



「琵琶の間」の前にある露地も素敵でした
正面の障子は以前は閉まってたそうですが、今は雪見障子のように開けられて、庭園が少し見れるようになったそうです。



露地を通って最後の拝観の廊橋に行くんですが、こちらからの眺めは撮影禁止でした
写真は藤の間からの風景。
ここからは写真撮れるのにね~。
庭園が広がっていて、一番撮りたかった風景なのに残念です~

廊橋の向こう側にも池が広がっていて、立派な鯉がたくさん泳いでいました

そして気になったのがコレ↓


(画像お借りしています)

和船が一隻
晩餐会の後、賓客の方がこの舟に乗って池にくり出されるのかと思って係りの方に聞いてみたんですが、今のところ乗られた方はいないそうで、もっぱら庭の手入れのために使われているそうです



受付がある地下駐車場では京都迎賓館記念グッズも売られていました
迷ったあげくあぶらとり紙を買いました
一枚一枚に五七の桐の模様が印刷されてるものでした。


いゃ~しかし、なんとも贅沢
日本の伝統技術の粋が至る所に施された素晴らしいものでした

良い目の保養をさせて頂きありがとうございました

御手洗祭

2007-07-31 | 京都でお散歩


7月30日
今年もみたらし祭に行って来ました



今回は友人と一緒に足付け神事をして来ました

初めての友人はあまりの水の冷たさに驚いていました
暫くすると慣れてくるんですが、最初はほんとにちめた~い



友人が水の冷たさに立ち止まってしてるのを笑ってたんですが、そういう私はジーンズの裾がまくりきれてなくて水につかってビチャビチャになってしまってました

皆さんワ~ワ~言いながら、みたらし池を歩いてます。
水に濡れたって楽しい~



途中でローソクに火を付けるんですが、すぐに風で消えちゃいました



ローソクをお供えしたら・・・



こちらでご神水を頂きます

冷たくて美味しい~



水から上がると足がス~ス~して気持ちいい
ほんとに夏にピッタリの行事ですね

子供からお年寄りまでみんなで楽しめて、こういう行事って好き



そしてこの日は京都タワーのキャラクターたわわちゃんもお手伝いに来ていました



たわわちゃんとツーショット



そして今年もみたらし団子食べて来たよ~

真如堂の虫払会

2007-07-27 | 京都でお散歩


安楽寺で鹿ケ谷かぼちゃをよばれた後、トコトコ歩いて真如堂へと向かいました



真如堂では毎年7月25日に本堂で寺宝を虫干される「宝物虫払会」が行われてるんです

この時公開される"安倍晴明蘇生図"が見たかったんです
ご本尊の阿弥陀如来さんの横にいてはる不動明王は安倍晴明の念持仏で、安倍晴明が一度不慮の災難で死んだ時に不動明王が閻魔大王に晴明を蘇生されるように掛け合ってる様子が描かれてるんです。
残念ながら撮影禁止です
思ってたより意外と小さな図でした。
その前では閻魔大王から授かったという「秘印」もご祈祷後頂けるようになっていました。



本堂ではこんな風に宝物が所狭しと並べられていました。(寺宝約200点)

展示ではなく虫干なんで、何の掛け軸だとかな~んにも書かれてないんで、知識のない私には「ハァ~」と思うだけで、その良さがちっともわかりませんでした

そうそう、真如堂縁起という絵巻が3巻並べられてたんですが、そこでは絵巻の説明をしてはったんで、少しお話を聞くことが出来ました。
応仁の乱の場面が描かれてたりで、この絵巻から真如堂の歴史だけでなく日本の歴史を知ることが出来るんだそう!

でもお話の中で私が一番関心を持ったのは、真如堂に関わりのある三井家(真如堂は三井家の菩提寺)の家祖 三井高利が開いた越後屋が「三越」になったということでした

全然知らなかったし、今伊勢丹との統合話で話題になってタイムリーだったんで、こっちの方が興味をひいたな~



暑気払いの真如堂秘伝のびわ湯の接待もありました

喉・肺・胃・気分を爽快にする生薬が施されてるそうなんですが・・・
(その生薬訓は・・枇杷、麦門冬、陳皮、木瓜、厚朴、茅根、甘草、丁字、桂皮)
のど飴のハーブキャンディーの甘さをほとんどなくして溶かしたみたいな味と言ったらいいかな~(すみません、わかりやすくて)

ほのかに甘いような味もするんだけど、美味しいとも不味いとも言えない複雑なお味でした



でもめったに頂けないもんだし・・・。
びわ湯のところも賑わってたよ~

鹿ケ谷カボチャ供養

2007-07-25 | 京都でお散歩
久しぶりのブログ更新です

今年も天神祭の花火を見ようとマンションの10階に上がって来たんですが、やはりよその建物に阻ま見えず、すごすごと帰ってテレビの生中継で楽しんでおりました

今日7月25日は天神祭の本宮でしたが、京都 鹿ケ谷の安楽寺ではカボチャ供養が行われてたので行って参りました



通常は非公開のお寺なんですが、春のお花の時期とカボチャ供養の時に一般公開され境内に入らしてもらえるんです
昨年のはこちら
境内はたくさんの人で賑わってましたよ~


鹿ケ谷カボチャ供養とは・・・

今から240年前、住職であった真空上人が病気で苦しんでいる人をあわれみ、手助けをしたいと本堂で修行をしていた時、ご本尊の阿弥陀如来から「夏の土用に鹿ケ谷カボチャを供養すれば病から逃れられる」というお告げを受け、仏前に備え、食したことから始まったんだそうです



そして今日は供養された鹿ケ谷カボチャが参拝者にも振舞われるんです

鹿ケ谷カボチャは本殿の隣、お庭のある客殿で頂きます



鹿ケ谷カボチャはこんな風にひょうたんのような独特の形をしているんです。
甘みが少なく水気が多いのが特徴なんだそう!

冷たいお茶と一緒に持って来て下さいました



初めて食べた鹿ケ谷カボチャに感激
水分が多いせいかしっとりとした口あたり。
味付けもうまいことしてはったわ~。とっても美味しかったです



各テーブルに鹿ケ谷カボチャが置かれています!




浴衣姿の可愛いお嬢ちゃん達もお手伝い



カボチャを頂いたあとはお庭を眺めたり・・・

本殿ではご住職さんによる寺の由来のお話や寺宝の掛け軸も公開されてたりで楽しむことが出来ました


そしてそして、今回あったサプライズなんですが・・・

松虫・鈴虫(前回の由来から見て下さいね・・・)のお墓に行こうと歩いてると、なにやらいい匂いが・・・。
覗いてみると、こちらの厨房でカボチャを炊いてはりました。



おくどさんで炊いてはるんですよ~

写真撮っていいよ~と中に入らせて下さったんです
そして鍋のフタも開けてくれはりました!



こちらにはこれから炊きはるカボチャがいっぱい

そして炊きたてのカボチャをおみやげに頂いちゃいました
もう大・大・大感激です 

ありがとう~、また来年もカボチャ供養行きます

山鉾巡行! ラスト(^0^)v

2007-07-18 | 京都でお散歩
菊水鉾の動画がありました!
音頭取りの団扇に注目

菊水鉾



岩戸山では屋根方さんをしてはるチャーリーさんを見たい!と思ってたんですが・・・私のいる方からは見えず



たぶんこの方がチャーリーさんではないかと思うねんけど・・・。
お顔見えなかった



放下鉾では稚児人形の舞も見る事が出来ました



フクロウの見送も素敵だね



最後の北観音山が辻回しをしてる間に、私はあの"魔の地点へと"場所移動

向かい側は建物と鉾に挟まれそうな感じやな~



タ~ラ~ラララ、タ~ラララ~ 「ソレッ!」
お囃子しと掛け声につられて、私も北観音山の後ろをついて行きました

通り沿いのお家に粽を投げ入れてはるのも見れて感激



北観音山が町会所に戻ると、お囃子がひときわ軽快になり、鳴り終わると皆からの拍手喝采

それから皆で手締めをされていました
もう私のカメラは容量限界で、急遽携帯カメラで動画を撮ってみたんですが・・・PCで再生出来ない

すべてが終了すると、後ろに付いてた柳の葉をみんなに分けられるようです。



柳の葉をもらおうと、ドドドッと人が殺到します

いち早くもらおうと柳を引っ張ったり・・・
おっちゃん、怒り爆発

私もなんかわからんかったんですが、厄除けかなんかになるんやろ・・ととりあえずもらっときました
しかし、揉みくちゃにされて死にそうだったわ~



町会所に戻った山鉾は、すぐに解体されます。



美しかった月鉾も・・・もう丸裸



そして大変な思いをして手に入れた柳の葉も・・・

我が家に戻った時には、かれんかれんになっていました



いゃ~、長い長い山鉾巡行にお付き合い下さいまして、ありがとうございました
重い腰を上げて行った山鉾巡行、とっても楽しかったんでついつい熱くなってしまいました

来年もまた行くぞ~

山鉾巡行! 鶏鉾

2007-07-18 | 京都でお散歩


この鶏のはっぴ、シンプルでいいね~



鶏鉾がやって来ました



美しく飾られた優雅な鉾に見とれてしまいますが、下では車方のおっちゃんが大奮闘
雅なだけでなく、力強さを感じます



何か一瞬ハプニングがあったのか、鉾が止まりました。



そして目の前で「エンヤラヤ~ッ!」
こんな時にすぐ動画に切り替え出来ない

左の人、くりぃむしちゅ~の有田さんに似てない??



鶏鉾の見送りも素晴らしいです

山鉾巡行! まだ続きます~(^^;

2007-07-18 | 京都でお散歩


函谷鉾がやって来ました



この難所で一番苦戦してはったな~
屋根方さん落ちるんじゃないかと心配になりました。

しやけど、新築の建てもんに・・・大丈夫なんかな~



そうこうしてしる間に月鉾がやって来ました
辻回しの全体を見ることは出来なかったけど、鉾が回って行く様子には感激しました


"前からやってくる~"
かなり画像悪いです

月鉾

山鉾巡行! 綾傘鉾

2007-07-18 | 京都でお散歩


細い通りに山や鉾が並んでいます。



ふと振り返ると可愛いおチビちゃん達が・・・
綾傘鉾のお稚児さんです



う~ん、キュート



ポーズ付けてくれちゃったり??



迫り来る曳き手、山鉾の迫力ある場面を見るなかで、ちょっと笑みのこぼれる一瞬でした

で、肝心な綾傘鉾・・・撮ってない

実は今回デジカメで写真と一緒に動画を撮ったので、メモリがいっぱいになってしまいました。
その場で消した写真もあったりで・・・
こんな時のために、予備のメモリも必要だね。

動画は綾傘鉾の棒振り踊りをする人たち
綾傘鉾

山鉾巡行! 長刀鉾

2007-07-17 | 京都でお散歩


新町通御池を下ったところでスタンバイ
途中雨も少し降ってきたりでどうなることやら~と思いましたが、たいした雨にならなくて良かったです


長~い事待って先頭の長刀鉾がやっと到着
辻回しはちゃんと見ること出来なかったけど、3回目で鉾が真っ直ぐ向いた時は拍手がおきていました

そして新町通へと進んできます!
その様子は動画で 車方さんの動きにも注目よ

長刀鉾

長刀鉾なのに「アレ~、お稚児さんは~??」って思ったでしょ
長刀鉾は生きたお稚児さんが乗ってはるんですが、新町通に入る前に降りてしまいはるんだそう。
スタンバイする前にちょっとおばちゃんに訪ね事をした時、お稚児さんは乗ってはれへんって事を教えて頂いて、新たに勉強になって嬉しいやらちょっと残念やらで・・・
何やらお稚児さんは疲れてはるから・・・とか言ってはったけど
鉾ももう戻っていくとこやから、お稚児さんも帰りはるねんやろうな。。


新町通は細い通りなので、すぐ目の前を山鉾が通って行くんですごく迫力があるんです



電線に引っかかってる??



この新築中の建物辺りは魔のゾーン
微妙に道が曲がってる??電柱や建物がで出るので、鉾は通るのに苦戦してはりました。

そしてこの通りでは屋根方さん(とりさん)の出番なんです



足で建物を押してはります

う~ん、画像までブレとる

2007 山鉾巡行!!

2007-07-17 | 京都でお散歩
これまで人の多さや雨などで、なかなか重たいお尻が上がらなかったんですが、今年やっとこさ動き出し、山鉾巡行を見に行って来ました

出発地点や河原町通は人がいっぱいだろうと思ったんで、山鉾が戻って来はる新町通で見るつもりで出掛けました。

だからお稚児さなんが長刀鉾に乗るシーンや注連縄切り、辻回しのシーンなどはテレビの生中継の録画をセットしてお出掛け


10時過ぎ頃四条烏丸に到着~
新町通に向かおうと歩いてると、スタンバイしてはる山鉾に遭遇。



橋弁慶山



岩戸山と船鉾が続いて来たよ!



目の前で 「エンヤラヤ~」


動く山鉾をぜひ撮りたいと今回ビデオ録画もして来たよ

出発地点に向かう船鉾

船鉾


それから室町通を入ると・・・



鯉山がスタンバイ
重要文化財のタペストリーも美しく飾られています



そして役行者山が・・・。



一言主神さまも飾り付けられると貫禄~



黒主山も

こうして見ると桜の花をあおぎ眺めてはる姿に見ますね~
町会所で見ると、仰け反ってはるだけに見えるんで・・・

そして新町通へと向かいました

屏風祭☆

2007-07-16 | 京都でお散歩
祗園祭 宵山の期間中、各山鉾町の旧家や老舗で屏風や秘蔵品を飾りはる屏風祭も行われてるんです




新町通(北観音山のあるとこ)にある藤井絞
うなぎの寝床のような京町家の佇まいがすてきですね~
屏風がズラ~ッ



こちらはお隣の吉田家



中を覗かしてもらいました



昨年も覗かしてもらったけど、何気に屏風も違うような・・・。
いっぱい持ってはんねやろうな~



お向かいの松坂屋

昨年ここの屏風を見せてもらってる時に、「ここが松坂屋の本店か~」としみじみ仰ってたんで、私も松坂屋ってここから始まったの??と思ってしまったんですが違うようですね



松坂屋のことはよくわからないんですが、こちらには屏風の他甲冑が飾られてるんです
真ん中の甲冑は加藤清正のって書かれていました

凄すぎて言葉も出ません


以下はどちらのものなのかわからないんですが、美しく飾られてた屏風を撮らせて頂きました



↓ガラス越しの撮影なんで、余計なものが写りこんでますね
この屏風は「源平合戦 屋島の戦い」が描かれたものなんだそう!






とってもシンプルな屏風がシブイですね~



鷲が描かれてる細長い屏風。
こちらもガラス越しだったので、全体を撮ろうとすると反射して写せないので一部だけの撮影になりました


以上はみんな無料で見せてもらえるんですが、他に料金を払って見せて頂けるところもあります!
中でも杉本家はぜひ入らしてもらいたいと思いながら、今年も行けなかった
勇んで行ってみたんですが、まだ準備してるとこなんですぅ~と言われてしまいました
仕方にないね~、14日は夕方らかの拝観だったみたいだし。。
あ~、残念
来年こそ

町会所めぐり

2007-07-15 | 京都でお散歩
町会所でご神体や懸装品を見せてもらうのも楽しみの一つです



好き~、こんな雰囲気
細長い通路を通って町会所に入って行く時はちょっとドキドキします。



こちらは霰天神山の町会所
まだ準備中みたいな感じでした



こちらは役行者山の町会所

ご神体人形の飾りつけをされてるとこでした。
葛城神の後ろにおられる方って・・・一言主神さんだよね??
まだ飾りつけされてないようで、ちょっと笑ってしまいました



お次は黒主山の町会所



このお姿、歌人である大伴黒主が桜の花をあおぎ眺めている姿まなんだそうですが、見ているとなんだか苦しくなってきそう・・・



そして鯉山の町会所に今年も入らしてもらって来ました




鯉山の提灯



中国 黄河流域にある「龍門の滝」を登った鯉は龍に化すという伝説にちなみ、激流をさかのぼる鯉の姿を表しています!
この鯉は左甚五郎の作と伝えられています。

そしてなんと言っても鯉山の懸装品が素晴らしいんです
左の見送のタペストリーは重要文化財に指定されています!


(↑画像おかりしています)

16世紀に現在のベルギーで製作されたもので、もともとは写真のように1枚のタペストリーでした。
図柄は紀元前1200年頃のトロイ戦争を題材としたホメロスの叙事詩「イーリヤス」の重要な場面を描かれたものなんだそうです。

このシリーズは5枚製作されていて、17世紀、遣欧使としてローマ法王に謁見した伊達政宗の家臣が、正宗への贈物として持ち帰ったんだそうです。
その5枚が会津藩に渡り、内3枚が会津の天寧寺を通じて京都の天寧寺に運ばれ商人の手に渡り、その1枚を鯉山町が購入しはったんだそう

それを9枚分断して懸装品として飾りはったんだそうです。
大工さんのノミで断ち切ったんだとか

こんな高価なもの断ち切るなんて、すごい勇気が要りそうですね




金具飾りの後ろにあるのは、タペストリーの細い部分を使った前掛です

何気に飾られてるけど、すごく貴重なもので感動しちゃいます