本日は午前はゆっくり起床し、その後、上海へ図書館へ出かけました。
目的は自分の講義に必要な資料収集と、研究課題に関連する文献を読む為でした。
今日は雨模様であったせいか、いつもの週末と比べ利用客は少なめでした。
その作業を終えた後は、予てから約束していた学生達とのカラオケへ。
なお、カラオケに向かう途中の地下鉄の駅構内テレビでは、野田首相の再選が報道されていました。
それに食い入るように見入る数人の中国人の視線が印象的でした。
四年生の学生達と行く予定でしたが、急遽、今学期から上海へ留学している日本人学生も来てくれました。
(大阪と北海道から来た女性の大学生達3人)
その内の二人は、今年3月に既にこの大学を大学間の短期交流の際に訪れており、その際に会っていました。
ですので、約半年ぶりの再会といった感じでしょうか。
カラオケで3時間程歌った後、その流れで中国人学生達と留学生達と一緒に食事へ。
徐家汇にある火鍋の店で、皆と一緒に二時間程食事を楽しみました。
そこでの話題の一つになったのはやはり、最近の日中関係の悪化が与える留学生達への影響でした。
彼女達は上海に来て以来、外出はあまりせず、基本的には大学構内か近所で生活しているとのこと。
そして、国慶節の大型連休も特に旅行などの計画はなく、少し出歩く程度しか予定していないそうです。
また、彼女たちの両親たち(或いは、友人や知人達)はかなり心配をいていると話してくれました。
それらを聞いたうえで、彼女達に実際の生活を送るうえで何か支障が有ったか聞いてみました。
すると口々に、
「何もないです。問題は。」
という返事が帰ってきました。
要するに、大学とその周辺で暮らす彼女達にとって今のところ何も問題は起きていませんでした。
むしろ、彼女達は大学構内で日本語科の学生達だけでなく、他の専門の学生達とも極めて良好な関係を築いていることが分かりました。
例えば、その内一人の女子学生は毎週三、四回は中国人学生達(学部生、大学院生)とサッカーをして交わっているそうです。
そして、そこで知り合った学生達に中国語教師を頼み、逆に日本語をその学生に教えているそうです。
(なお、こうした留学生は一人ではなく、この数日で他にもこうした例を何度も耳にしました。)
さらに嬉しかったのは、彼女がそこで知り合った中国人学生の中に、私の講義に参加している学生がいて、
その学生が留学生の彼女に私のことを色々と話してくれていたことです。
「M先生はサッカーが好きなんですよ。」とか「彼を今度僕たちのサッカーの試合に呼ぼう。」などというように。
それを聞いて私もやはり嬉しく感じました。
現在は日本から中国へ、そして中国から日本へと留学生している学生達はかなりの数に及びます。
日本人からみれば、中国へ学びに行っている日本人留学生の置かれた環境が気になるところかと思います。
ですが、私の感覚では上記のような日本人留学生たちの状況が大半なのではないかと感じています。
また、そうであることを祈ります。
今夜の日本人と中国人大学生達の合同カラオケ、そして食事会のような機会を今後もつくっていければ幸せに思います。
私は。
目的は自分の講義に必要な資料収集と、研究課題に関連する文献を読む為でした。
今日は雨模様であったせいか、いつもの週末と比べ利用客は少なめでした。
その作業を終えた後は、予てから約束していた学生達とのカラオケへ。
なお、カラオケに向かう途中の地下鉄の駅構内テレビでは、野田首相の再選が報道されていました。
それに食い入るように見入る数人の中国人の視線が印象的でした。
四年生の学生達と行く予定でしたが、急遽、今学期から上海へ留学している日本人学生も来てくれました。
(大阪と北海道から来た女性の大学生達3人)
その内の二人は、今年3月に既にこの大学を大学間の短期交流の際に訪れており、その際に会っていました。
ですので、約半年ぶりの再会といった感じでしょうか。
カラオケで3時間程歌った後、その流れで中国人学生達と留学生達と一緒に食事へ。
徐家汇にある火鍋の店で、皆と一緒に二時間程食事を楽しみました。
そこでの話題の一つになったのはやはり、最近の日中関係の悪化が与える留学生達への影響でした。
彼女達は上海に来て以来、外出はあまりせず、基本的には大学構内か近所で生活しているとのこと。
そして、国慶節の大型連休も特に旅行などの計画はなく、少し出歩く程度しか予定していないそうです。
また、彼女たちの両親たち(或いは、友人や知人達)はかなり心配をいていると話してくれました。
それらを聞いたうえで、彼女達に実際の生活を送るうえで何か支障が有ったか聞いてみました。
すると口々に、
「何もないです。問題は。」
という返事が帰ってきました。
要するに、大学とその周辺で暮らす彼女達にとって今のところ何も問題は起きていませんでした。
むしろ、彼女達は大学構内で日本語科の学生達だけでなく、他の専門の学生達とも極めて良好な関係を築いていることが分かりました。
例えば、その内一人の女子学生は毎週三、四回は中国人学生達(学部生、大学院生)とサッカーをして交わっているそうです。
そして、そこで知り合った学生達に中国語教師を頼み、逆に日本語をその学生に教えているそうです。
(なお、こうした留学生は一人ではなく、この数日で他にもこうした例を何度も耳にしました。)
さらに嬉しかったのは、彼女がそこで知り合った中国人学生の中に、私の講義に参加している学生がいて、
その学生が留学生の彼女に私のことを色々と話してくれていたことです。
「M先生はサッカーが好きなんですよ。」とか「彼を今度僕たちのサッカーの試合に呼ぼう。」などというように。
それを聞いて私もやはり嬉しく感じました。
現在は日本から中国へ、そして中国から日本へと留学生している学生達はかなりの数に及びます。
日本人からみれば、中国へ学びに行っている日本人留学生の置かれた環境が気になるところかと思います。
ですが、私の感覚では上記のような日本人留学生たちの状況が大半なのではないかと感じています。
また、そうであることを祈ります。
今夜の日本人と中国人大学生達の合同カラオケ、そして食事会のような機会を今後もつくっていければ幸せに思います。
私は。
ただ、大学近くの、私も日本人の同僚と何回か行ったことのある火鍋の店で「小日本 日本人は魚釣島から出て行け」という意味の垂れ幕が掛けられていて、落ち込みました。
実は、先週M先生にアドバイスいただいたスピーチ大会、上海に行くには行きましたが結局中止となってしまったんです。今まで頑張ってきた学生は本当に悔しがっていました。今回のことは残念でなりません。
多少落ち着いたとはいえ問題が解決したわけではありませんから、しばらくは一人での行動は気をつけた方がいいと思います。集団心理は怖いですから。
ですが、こうしたことにめげず我々は共に仕事を全うして参りましょう。