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中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

日本料理店で私が店員にサービス(?)

2011年10月17日 23時19分00秒 | 「面白」中国(ユニークな部分)
<本日、四年生対象の講義が終わった後、近所の徐家&#27719;まで買い物へ行きました。それにしても上海はユニークな建物が多い。>

先日の土曜日、大学の宿舎から市内の日本料理店へタクシーで行きました。
私はまだまだ外出が少ないせいで上海のことに疎く、当然、日本料理店も少ししか知りません。

ですのでタクシードライバーに聞いて、近所のお勧めの店を紹介してもらいました。

そこは、徐家汇の建国ホテル近くにある「日本村」という場所でした。
つまり、日本料理店や日本人向けの倶楽部が集まっているところです。

その中の一軒に入って食事をすることにしました。


店に入ると、中国人の店員が日本語で、

「いらっしゃいませ~」

その後は、基本的に中国語で接客をしてくれました。
そして、私を接客してくれた店員が中国語で、

「你是中国人吗?是不是?(あなたは中国人ですか?違いますか?)」

と聞いてきました。
何故か二年半近い中国生活で、こちらで中国人と間違えられることが多いです(笑)
それは中国という場に順応していることと、前向きに受け止めていますが。

どうも私の姿勢などの態度(?)や髪型などが醸し出す全体の雰囲気は、中国の方と似ているようです。
(そのことを本日の講義中に話すと、何故か学生達も納得していました…)



さて面白かったのは、その店での店員と私のやりとりでした。
その日は店に客が少なく、やや静かな感じでした。
その為、店員さんはどうもお暇だったようで・・・

私は個室に案内され、食べ放題の注文をし、何やら適当に頼みました。
(時間制限はなく128元(約1500円)で、メニューはかなり多め)
注文の料理が来たので食べ始めると、別の若い女性店員が個室へ入ってきました。

そして片言の日本語で、

「あなたは日本人ですか。名前は?」

と聞いてきました。
私が答えると、その後も「質問攻め」にあいました。

私も料理を食べつつ、話していると、

「私は去年まで安徽省の大学で四年間日本語を勉強しました。」

と、その店員は話してくれました。
私も今年7月まで安徽省にいたことを言うと、さらに打ち解けた雰囲気になりました。

それ自体は良かったのですが、その後も店員さんは退室しません(苦笑)
そして、

「上海で日本語を使うチャンスが少ないんです。中国ではなく、日本語で話してくれませんか。」

と言ってくる始末。
ちなみに、この会話の間、私は中国語で店員は日本語で話をしていました。
(店員は日本語の聞き取りに難があり、私の日本語会話が時々分からない為)

その日は、一人で食事に行っていたので、話し相手程度になればと思い、話を続けた私も私でしたが…


ともかく、その後、二時間ほど日本語会話で話をしながら食事を楽しんで(?)きました。
時々こうなるのは面白いのですが、やはりサービス業である以上、普通な行為とはいえないでしょう、これは。


そして約二時間の会話練習のサービスの提供をした後、私は128元を払い、大学の宿舎まで帰ったのでした。

おしまい、おしまい。


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