「原発再稼働」 野田総理が大飯原発3,4号機の再稼働を容認する発言をしました。あの福島原発事故後の様々なカッコイイ発言は、いったいなんだったのでよう?
結局は 一時的な受け狙いのパフォーマンスに過ぎなかったのです。兎に角 原発の安全性と言う絶対的な稼働条件が、確立されて居ないのに、それでも再稼働を容認すると言うのは呆れ果てて言うべき言葉がありません。
あの 決断力の欠如して居る野田さんが、よくもぁこんな決断をしたものだ!と バカバカしくなりました。矢張り 此の人に国の政治を任せて置くのは危険です。
恐らく 野田さんの周辺の政治家・官僚達が<電力会社><原発周辺地域自治体>からの執拗な働きかけが有って、<地域住民>の安全よりも<地方交付金>と言う銭欲でしょう。
福井県知事もおおおい町長も、関西電力からの交付金が無いと、自治体の運営が出来ない と言う誠に情けない状態を恥ずかしがりもせず露呈して居るのです。
其れは永年にわたって<給付金頼り>が当たり前の<寄生虫県政>に甘んじて来たツケであって、其の事を反省して、改めるべきなのを、依然として甘え続けようとする<乞食根性>です。野田さんも情けないけれど、福井県知事も、おおい町長も情けないですねぇ! では 町民・県民の皆さんはどうすればいいのでしょう?
静岡空港 2009年6月に開港して丸三年になります。此の空港を建設する時に、大勢の反対が有りました。
第一に 東京から近過ぎる事。静岡県は東西150キロに及ぶ長い県で、県の東部は東京に近く、買い物も、観光も新幹線で一時間足らずです。
県の西部は名古屋に近く、同じく一時間足らずの距離です。県の中部は、東京でも名古屋でも何れも一時間チョイの距離で、今や新幹線や東名高速道路で極めて短時間に行けるので、インフラが恵まれ過ぎているくらいです。
其れなのに 当時の石川知事は まるでモノに取りつかれたかの如く「空港建設!空港建設!」と叫び続けて、とうとう建設して仕舞ったのです。
立地条件等々 様々な問題はありましたが、一番の問題は<果して利用者が居るのか!?>と言う事でした。建設以前から大きな問題として議論されて居ましたが、石川知事は「年間120万人の利用者が有る」と公言して、並み居る反対者達をなぎ倒して強引に建設したのです。
次が 空港を作っても就航して呉れる航空会社が有るのか?と言う事です。各社共 利用者数をシミュレーションして、難色を示しました。一番消極的だったのは日本航空でした。
其処で驚いたのは 石川知事が日本航空に<登場者保障>をするから就航して欲しい と言う条件を出したのです。もし 年間を通じて搭乗率が70%に達しない場合は、静岡県が1億5千3百万円を日本航空に払う と言う実に屈辱的条件で、<登場者保障>をすると言うのです。
其処までして、年間利用者数120万人と唄って仕舞った以上、、あとに引けない恥も外聞も無い<滅茶苦茶県政>です。
結局 開港1年目の年間利用者数は50万人そこそこでした。其処で120万人の目標を下方修正して70万人にしました。其れも 到底達成出来ずに今年6月の3周年で、今度の川勝知事は「70万人の目標は断念する」と宣言しました。
当然です!最初から無理な事は分かって居ました。1900億円の建設費を懸けて年々利用者が減り続けて居る静岡空港は、税金の無駄遣いの典型です。
因みに 日本航空への<登乗車保障>は結局静岡県が払いました。県民の血税です。こんな連中に税金を払うなんて・・・もう 嫌になりました!!
野田総理と言う人は 余程決断力のない人のようです。二人の大臣の問責決議案を出されて、グダグダと時間をかけて先延ばしをして、結局 本日内閣改造と称して五人の大臣を更迭する形で事態を収束するつもりの様です。
この間 野党から言いたい放題の悪口雑言を言われ、与党内部からも小沢氏始め党内分裂の動きをされ、とうとう刀折れ、矢尽きた形まで追い込まれての体たらくです。これでは国民も信頼できる総理として誰も支持しません。
誰が考えても もっと早く事態を良い方向に整えるタイミングはありました。それを野党から上げ足を取られる度に、「消費税増税・福祉費の一体改革」をうわごとの如く唱え続けました。
その癖 福祉の方の改革の具体案は一向に示せず、只お題目だけを掲げて「政治生命を賭て・・・」と言われても、全然信用出来ません。
これ程 大臣の生殺与奪も出来ず、内部の造反にも手を下せず、ただ「政治生命を賭けて・・・」と叫び続けるだけのドジョウさんでは、最早 此の辺が潮時でしょう。これ等は全て野田氏個人の個性=決断力の欠如に依るものです。と言っても代わりと言う事になると・・・
「介護認定」 私は目眩が激しくて色々な病院の耳鼻咽喉科、脳神経内科の医者に診察を受けました。脳のCT、脳のMRI、背中の神経のMRIと、目下の所考えられるあらゆる精密検査を受けましたが、結果其の原因は見つけられません。脳梗塞や、脊椎心経の損傷と言った目に見える故障は無く、結局は精神的なものだろうと言う医者の結論です。
そして 医者に勧められて「介護保険」の申請をしまして、5月16日に医者に介護認定の意見書を書いて貰いました。
其の結果 今日 区役所から「介護認定確定通知」が来まして結果「要介護1」でした。先月には妻が「要介護1」の認定を受けましたから、夫婦そろって「要介護1」です。妻の場合は 脳梗塞で約2カ月も入院して脳の手術をしたので、「要介護1」ですが、私は入院も手術もして無くて、同じ認定結果と言う事は喜ぶべきか?悲しむべきか まことに複雑な気持ちです。
「国会事故調査委員会」で 前総理の菅直人氏が、参考人として招致されて証言して居ます。事故発生から既に一年三カ月も経て、未だに復興が遅々として進まぬ状態に、私達は苛立ちを覚えますが、其の復興の遅れの原因と思われる事が少しづつ明らかになって来ました。
最大の原因は、事故発生当時 何処にも 誰も 原発事故に就いて正しい知識の持ち主も、対処方法を知って居る人も居なかった。 東京電力にも、原子力安全・保安委員会にも、何処にも居なかった、と言うまことに恐ろしい、不思議な体勢だった事が白日のもとに曝されました。つまり 運転免許を持たない人に車の運転を永年させて来て、それに国民の生命・財産を任せて来た訳です。
こんな酷い事を平気で勧めて来たのは、自民党政権の当時の通産大臣 中曽根康弘です。技術的に地震が無いからと、尻込みする日立・東芝・三菱重工や、東電はじめの各電力会社を叱咤激励「アメリカでは、原子力発電は常識で、将来は全て原子力発電になる。其れに我が国は立ち遅れてはならない!」と言って強引にやらせて来ました。だから 当然 事故発生時の対処方とか、防災マニュアルと言ったものは存在しませんでした。其の後 チェルノブイリやスリーマイル島の事故が発生して、勉強する絶好の機会に恵まれながら、マッタク対岸の火事だとばかりに政治家達は危機感を持ちませんでした。学者・専門家達もおなじです。
そして去年3月11日を迎えた訳です。もう 右往左往で散々騒いだ挙句に適切な処置が出来ずに被害が拡大して仕舞ったのです。
菅氏は 「被害をもっと小さく出来なかったのは、当時の首相として申し訳ないと思って居る」と言って居ますが。本当に攻められるべきは、中曽根はじめ歴代の自民党の大臣達です。
「女子五輪選手権大会」が終りました。あの実況アナウンサーの絶叫放送にはまいりました。テレビの放送会社には、節度と言うものが無くなって仕舞ったのでしょうか? 私は仕方なくテレビの音声をカットして実況を見ました。とてもあのジェットコースターに乗って叫び続ける様な無節操な音声には堪えられませんでした。いったいどのような人達が視聴して居るのかを考えた事が有るのでしょうか?恥ずかしくないのでしょうか?
扨 試合の方は予想通り負けました。敗因は、以下の三点です。サーブレシーブミス、と サービスミス、更に大切なスピリット(勝負根性)の欠如です。
サーブレシーブのミスは明らかに練習不足です。ロシアを始め韓国もシッカリとセッターに返して居ました。此れがチームの強さの秘密です。さぞかし厳しい練習を信じられない程の量をして来たのでしょう。
そして サービスミスは、大切なゲームの流れを断ち切って仕舞います。今までの試合で折角ゲームの流れが此方に来つつある所で、ポカァ~ンとサーブをミスして仕舞って居ます。然も 一度ならず二度三度と平気で繰り返して居ました。監督はこんな選手は直ぐ様交代させなければいけません!チーム全体の士気に影響します。其れをせずに看過した監督は失格です。
そして三つ目には スピリットの欠如です。練習をするにも、試合をするのにも気合が足りないのです。故松平康隆さんが、ミュンヘンオリンピックで優勝した時,「松平サーカス」と言われた練習の仕方や、故大松博文さんの東洋の魔女と言われた「回転レシーブ」と、いずれも世界で初めてのバレーボールを考案して、夫々金メダルを獲ったのです。其れ等練習のの激しさ・厳しさは凄まじいものがありましたが、それに素直に選手達が着いて来た(来させた)松平さん、大松さんのカリスマ性を、バレーボールのみならず、日本中のスポーツ界の監督・コーチ達は学ぶべきです。何かと言うと彼等の言い訳は「今の若い人達は、あんな激しい練習をさせたら、みんな辞めて仕舞うから出来ない」と言います。然し 其れは自分の指導力や、工夫が足りないのであって、選手達の所為では無いのです。結果が悪いと、すぐに選手の所為にする そんな監督・コーチは去れ!!
「電力小売り」は目下の所、日本では実現して居ません。其の為 電力会社の一方的料金設定と、料金徴収で、需要家はどんな事をされても全て泣き寝入りをするしかありません。まるで 封建時代の悪代官さまと領民の状態です。其処でやっと経済産業省が、電力小売りの全面自由化の方針を具体的に検討し始めました。是非実現してほしいものです。其の報道はまことに結構で以下の通りです。
『経済産業省の「電力システム改革専門委員会」(委員長=伊藤元重・東大教授)は18日、電力小売りについて家庭向けを含め、全面的に自由化することで一致した。
人件費や燃料費などに一定の利益を上乗せする「総括原価方式」も撤廃し、電力業界に競争原理を導入する。電力会社の発電事業と送配電事業の分離など電力自由化も加速する。一般家庭の電力購入の選択肢が増え、電気料金の引き下げにつながる可能性がある。』
と言うものですが、問題は 原発の再稼働問題の様に、いつも電力会社主導で政府の腰が引けている事です。どうして政府は電力会社に弱いのでしょう? 結局 選挙がらみの思惑が常に政府・政治家達の言動を束縛して居るのでしょう。電力会社グループの組織力は代議士の選挙結果に大いに影響をするでしょう。社員・下請け・外注先・雇用力等と其の数と、組織力・強制力は情けないばかりに大きいのです。電力会社は<親方日の丸>で、其の命令は絶対です。
東電の補償問題も、大飯原発の再稼働問題も、<電力会社さまのご意向>には逆らえません。政治が弱過ぎるからです。トドのつまりは 電力会社さまのご意向に依り、今回の経済産業省の方針も計画倒れになるかも知れません。
3.11福島第一原発事故の際の首相官邸の右往左往の混乱ぶりが、海江田元経済産業大臣の証言で、分かりました。其の内容抜粋は以下の通りです。
『政府は地震発生当日の午後7時3分に原子力災害対策特別措置法に基づく「原子力緊急事態宣言」を発令した。ところが第1原発1~4号機の非常用電源が津波で喪失したのは同午後3時42分。宣言発令が3時間半近く遅れたことについても海江田氏は「首相の理解を得るのに時間がかかった」と述べた。 「原子力にメチャクチャ詳しい」と自負する菅氏だが、閣僚の報告や判断を信用せず、常に疑ってかかったことが対応の遅れや被害拡大を招いたと言っても過言ではない。司令塔として全体を俯瞰(ふかん)する人が官邸に誰もいなかったことも浮き彫りになった。』
つまり 福島をはじめ東北の被災者の皆さんは、この無能な首相を中心とした政治家達の為に、余計に甚大な被害を蒙る破目に陥ったのです。
「言い逃れ」 国家公務員はいかに上手に言い逃れをするか・責任逃れをするか と言う事に全力を注ぎ、無事に定年を迎えて退職金と年金を沢山せしめるか、また上手に天下りをするか、が 生涯のしごとです。その証拠に5月16日の「国会事故調査委員会」での経済産業省 前事務次官松永和夫氏の言い訳発言が、其れを現して居て、唯只呆れるばかりです。
『東京電力福島第一原発事故を検証する「国会事故調査委員会」(黒川清委員長)は16日、経済産業省の松永和夫前事務次官(写真左奥)を参考人招致した。松永氏は「多くの方が苦しい環境で暮らし続けていることに申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と陳謝したが、自らの責任を避ける発言が目立った。
松永氏は原子力安全・保安院長などを経て、2010年から11年8月まで経産次官を務めた。事故後は経産省の事務方トップとして対応にあたった。
この日の事故調での質疑に対し、事故直後に設定した避難区域について「保安院に任せて、という気持ちだった」と説明。昨年夏の計画停電で混乱を招いたことを追及されると「内閣に計画停電のための組織を作った。私は一員ではなかった」と自らの関与を否定。昨年6月、当時の海江田万里経産相が原発の「安全宣言」をした判断についても、「私が中心的な役割を果たしたわけではない」と言い切った。』
此れが 国民の生命・財産を預かる国家公務員の長たる人間の意識です。此れでは野田さんが、幾らカッコいい事を言ったって、事務次官が此れでは国民が可哀想です。被災者の皆さんは救われません。こんな奴等に 退職金も年金も、天下り先も与える必要はありません。
「沖縄返還四十周年」 五月十五日は 沖縄がアメリカから日本に返還されてから四十年になるそうです。と 言うくらい我々本土の住民には関心が薄い事なのです。何故それ程我々には存在感が薄いのでしょう?
第二次大戦では沖縄は、多くの犠牲を払い本土の身代わりになって日本を守った。そして戦後は多くの米軍基地を受け入れて、本土の負担を軽減した と沖縄の人は言います。確かに 其の通りです。「沖縄の米軍基地を沖縄県外に!」と言うスローガンは沖縄の悲願です。
然し一方で 米軍基地のお陰で沖縄には莫大な基地給付金が下りるのです。此れが無かったら沖縄県は即座に立ちゆかなります。此れは 本土住民の税金です。
言うなれば 四十年間も此の給付金に頼って生活して置き、<自立>の努力を怠った沖縄の為政者達の怠慢があります。
仲井真沖縄知事が、何時も歯切れの悪い発言しか出来ない根本には、此の<自立>が出来ない気持ちが有り、忸怩たる思いが有るからでしょう。
歴史的に見ても 沖縄が自立出来たのは 遥かむかし 室町時代の僅かの間でした。それ以外は中国・韓国・其れに薩摩に侵略されて何時も虐げられて来た歴史が有ります。
そして 大戦後はアメリカに占領されて、米兵の凌辱に、米空軍の騒音に悩まされて来ました。其れは 日本に復帰後も変わらず続いて居るのですから、沖縄は700年以上も自立できない島としてこんにち迄その悲しい日々を紡いで来た訳です。だから 本土の人達の意識の中には<自立>の出来ない、または<自立>しようとしない沖縄と言うイメージが固定して居るのではないでしょうか?
おまけに もし 値上げに従わなくて、電気料金を52日滞納したら、理由の如何に拘わらず一方的に電気の供給を止める、と言うのです。
つまり 東電側には<電気を止める>と言う強い切り札が有るのに、消費者側には全然対抗手段が無いのです。こんな理不尽な話が有りますか!!
然も 此れを民主党政府は唯々諾々と呑むというのです。民主党は東京電力に何か弱みを握られて居るのでしょうか?
21世紀の民主主義の、自由市場経済の時代に、商品の売り手が、買い手に対して一方的に価格の支配が出来る業界なんて有り得ません。
戦後の経済発展の中で、政治家も電力会社も持ちつ持たれつの甘い関係が出来がり、市民不在の形になって仕舞ったのです。本当に横暴です!!



「竜巻」テレビのニュースで見ましたが、恐ろしい光景でしたね。茨城県のつくば市を中心に、栃木県・群馬県に被害を齎した天災です。気象庁で「竜巻注意報」を出したと言いますが、どの様に注意するのか皆目見当がつきません。何しろ 現れてから数分で到来するのですから、逃げる事も出来ません。
可哀想に 家の中に居た中学生の人が一人亡くなって居ます。怪我人は50人を超すと言いますが、突然発生した竜巻に右往左往している間に巻き込まれたのでしょう。何しろ、家ごと引っ繰り返されて仕舞うのですから、どうにも非難の場所も無いし、時間も有りません。此れは津波よりも恐ろしい天災です。
ピアノが我が家に届きました。かねてより妻が欲しがって居た電子ピアノが本日業者さんに依って届きました。此れは脳梗塞で倒れた妻の為に息子が買って呉れたものです。左手に麻痺がおきましてリハビリにと言う目的で、息子が贈って呉れたのです。優しい心遣いに本当に有り難く感謝して居ます。一方 娘は 毎週買い物とか用事に自分の車を運転して連れて居て呉れます。
此の歳になって、二人の子供達にこれ程世話になるとは思っても居ませんでしただけに、つくづく有り難いと見に浸みて居る次第です。
子育ては大変でしたが、今となりますと、真面目に育てて来て本当によかったと思います。勿論 私達夫婦だけの力では無く、大勢の方々のご協力も有りまして斯様に育てる事が出来たのは言うまでも有りません。其の方々にも深く感謝をする次第です。有難う御座いました。
「努力の人 宮本選手(41)」です。真面目にコツコツと努力をして、プロ野球18年目にして2,000本安打と言う緯業を成し遂げました。
宮本選手は PL学園から同志社大学、そしてノンプロのプリンスホテルに就職して、それから1995年にプロ野球のヤクルトに入団しました。派手な脚光を浴びる事も無く、まことに地味な選手です。2000本安打は、18年かかってコツコツと積み上げてきたものです。
長打力が有る訳じゃ無く、足が速いのでも有りません。只 守備では素晴らしいものが有りましたが、野村元監督から「自衛隊」というあだ名を付けられました。つまり <守る事しか出来ない>と言う皮肉を込めた意味でした。
2番打者や6番打者で、走者を送ったり、打線を繋ぐ役割に徹して、犠打391は、プロ野球史上三番目で、此の地味な仕事振りは特筆すべき物が有ります。其の人が達成した2000本安打ですから、非常に価値ある記録です。
「日本銀行は2月に続き、4月27日に5兆円の金融緩和をした。金融市場は少なくとも10兆円とみて居たのに、5兆円。日銀は相変らず小心者だなぁと、つくづく思う。市場は失望し、逆に円高が進んで住まった。日銀は『デフレ脱却の為、頑張ってます』と言いながら、中途半端な事しかしないから、我々は怒って居る。本音では『この程度のデフレは日本経済にとって悪くない』と 思っているのではないか。其処が許せない。あと30兆円くらい増やすべきだ。長期国債をどんどん買い、米国並みに市場に資金を流せば、少なくとも株価は上がって消費が増える。日銀はこうした資産効果を全く分かって居ない」と言うご意見です。
まったくその通りです。あの 日銀の白川総裁の顔を見て、8時20分の眉毛、何時も泣いて居る様な表情は、どう見ても景気を浮上させる顔とは思えません。
1998年の日銀法の改正で、日銀の独立性を高め過ぎて仕舞ったので、財務省の権限を弱めて、日銀を甘やかし過ぎて仕舞ったのです。其の結果が、中途半端な事しかせず、事なかれ主義の金融政策しない日銀が出来上がり、こんにちの景気の低空飛行が続いて居るのです。此の不況の責任は日銀の責任です


